川越style「一六八(イロハ)IROHA」台湾喫茶店 台湾人オーナーが作る本場台湾の味 | 「小江戸川越STYLE」

「小江戸川越STYLE」

「時が人を結ぶまち川越」
川越のヒト・コト・モノ、川越物語りメディア、小江戸川越STYLE。
川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

 

台湾の懐かしいが川越に。

手作りにこだわり、台湾の味をそのままに。

台湾の素顔がここにある。

 

2019年8月にオープンし、2020年11月にリニューアルオープンした、小さな台南レトロ台湾喫茶店「一六八(イロハ)」さん。

本場台湾の味を提供しています。

お店があるのは、本川越駅から徒歩2分ほど。

本川越駅前スクランブル交差点から一番街方面へ中央通りを北に進み、すぐ右手にあります。

「一六八(イロハ)」IROHA
川越市新富町1-3-4
平日11:00~15:00

週末11:00~16:00
水・木曜日休み

080-9890-7206
本川越駅東口から徒歩2分
イートインスペースあり テイクアウトOK 事前予約も承っています

Instagram:

https://www.instagram.com/iroha_taiwan_food/
HP
https://iroha168.shopinfo.jp/

パイナップルケーキなどのお菓子は、「BASE」でネット販売も定期的に行っています

BASE:

https://wanndaijo.thebase.in/
 

一六八さんは、小さな台南レトロの台湾喫茶店。

台湾のフード、ドリンク、それにお菓子(パイナップルケーキなど)を提供しているお店。

一品一品こだわりの手作りです。

 

今回のリニューアルでは店内の雰囲気がナチュラル感の落ち着いたテイストになりました。

台湾のお店、というと、いかにも派手なコテコテの雰囲気のお店も多いですが、日本にあるお洒落なセレクトショップのような雰囲気が今の一六八。

店内が広くなり、イートインスペースが拡充。テーブル席が置かれグループで過ごすことができるようになりました。

さらにメニュー変更と、それに。

リニューアルは、一六八のヒットメニューでもあるお菓子、パイナップルケーキの製造強化する面があり、これまで以上にパイナップルケーキ含め、お菓子の用意が増えています。

 

現在川越ではアジア料理は各国全般にお店がありますが、川越では数少ない、台湾料理を提供しているお店。

しかも台湾人オーナー王さんが、本場台湾そのままの味を川越で提供しています。

台湾で日常的に食べられているルーロー飯(角煮丼)や角煮サンド、肉まん、台湾の代表的な飲み物としてタピオカドリンクなどを提供している。

一六八さんは、日本アレンジではなく、台湾の味そのままというのが売り。

気軽な屋台風な店構えというのも台湾らしい雰囲気。

ごてごてした内装ではなく、ナチュラル感あるのもいい。

 

台湾料理のお店が少ない中、さらに台湾の肉まんを提供しているなど、台湾人オーナーが台湾そのままの味をしってもらいたいという想いからの台湾の深堀りが目を惹く。

お店はすでにファンが多く、口コミのみならず、Instagramを見てという人が多いそう。

 

日本から比較的距離の近い台湾は、日本人観光客も多い国で現地で台湾の料理に触れ、好きになる人も多い。

日本に帰ってきてから本場台湾料理の味が恋しくなっても、日本人向けにアレンジされていたり、本場を離れ創作的な料理もあり、日本ではなかなか台湾そのままの味に出会えないのが現実。

日本人に台湾料理を好きな人は確実にいて、満足できる本場感を求めている人は潜在的に多い中、一六八さんが川越にできた意味は大きい。

お客さんの多くは地元川越の人。

地域に根付いた台湾屋台のようになっている。

 

川越STYLEとして目を惹かれたのが、川越では珍しい台湾料理であること、台湾人オーナーが本場の味を提供していること、そして、手作りにこだわっていることです。

そう、本場台湾が手作りにこだわるお店が多いのと同じで、一六八さんもほぼすべてにおいて手作りしているのが特徴。

本川越駅近く、中央通沿いという大通りに面したところにあるのもポイント。

このお店はじっくり取材しなければと思ったのは言うまでもありません。

 

一六八では、メニューはイートインメニューとテイクアウトメニューでは変わっています。

イートインメニューはセントをメインに、単品メニューも用意しています。

セットは、

◆角煮サンド

◆ルーロー飯

◆手作り肉まん

◆葱油餅(ツォンヨーピン)

◆日替わりスープの組み合わせで各種あります。

それに単品として、肉まん、葱油餅、ルーロー飯、魚でんぶルーロー飯があります。

 

 

 

一六八のフードの看板は、やはり、ルーロー飯。台湾と言えば、イコールの食べ物。台湾の国民食です。

そして、日本人にとって台湾料理で思い浮かべるものとして、ルーロー飯をあげる人も多いはず。

台湾でルーロー飯と言っても色んな作り方、味付けなど様々のバリエーションがあります。
レストランから屋台までどこでも食べれる庶民的な料理。家でもルーロー飯を作って食べられている。

お店ごと、屋台ごと、家ごとに味が違い、多種多様なルーロー飯があります。

台湾のソウルフード、ルーロー飯。

台湾のルーロー飯は肉が主体で丼にのり、店により漬物、トッピングで卵がのり、日本で言うと牛丼のような存在。

一六八では、台湾そのままのルーロー飯を提供しています。

日本人の間でも台湾でルーロー飯を食べ、日本でも食べたいと思ってもなかなか現地の味に出会えないと思っている人もいるでしょう。

日本にもルーロー飯はあるはありますが、でもどこか違う、と。。。

王さんが台湾のルーロー飯を川越で発信していることは、台湾好きにはもっと知られていい。

 

他にも、角煮サンドも台湾ではポピュラーな食べ物で、ルーロー飯と並んで一六八ではフードのツートップを飾っている。

ちなみに一六八では、角煮サンドのバンズは手作り。

台湾料理店に限らず、サンドを提供するお店ではバンズをパン屋などから仕入れることが多いですが、一六八ではバンズから手作り。

(角煮サンドが売りのお店が都内などにありますが、バンズはどこも基本仕入れて手作りはしないものを考えると、一六八の行っている取り組みの価値が分かるでしょうか。バンズから手作りするととにかく手間が掛かるのです)

角煮サンドのこの手間の掛け方。、

 

日本人に馴染みある肉まんも台湾ではポピュラーな食べ物。

みんな大好き肉まん。

子どもから大人マで、必然的に笑顔にしてしまう食べ物、肉まん。

・・・と、

「肉まん」っていつもどこで買うだろう?

ふと考えてみると、愕然とした事実に突き当たるのでは。

そうだ、肉まんは、コンビニで買うのが一般的になっている。。。それか冷凍食品で?

肉まんの存在が、身近であるけれど本来の肉まんの姿から離れているような現状、一六八さんの肉まんは、手作りにこだわっているのが特徴、というかとんでもないこと。

ここでももうお気付きでしょう、角煮サンドのバンズと同じく、肉まん・饅頭の生地ももちろん手作り。

生地が手作りで、当然ながら中の餡も手作り。

何を隠そう、一六八さんははじめ、肉まんメインのお店でやろうと考えていたほど、この肉まんにかける想いは深い。

肉まんにこんな手間をかけるお店は、台湾料理のお店でも少ない。

手作りの肉まんをお店のせいろでホカホカに蒸し上げる。

食べてみれば分かる、「一般的な」肉まんとの違い。

手作りの肉まんってこんなに美味しいのかという事実。

こんなに美味しいから世に浸透し、ゆえにコンビニでも販売され定番人気になっているという流れを知る。

その先、再び手作りの肉まんに戻ってくれば、肉まんの真価に震えるのだ。

手作りの味って凄い。

 

台湾では、中に餡がない饅頭も生活に根付いていて、生地に黒糖やミルクを入れたものなどが人気。

お腹に重たくないので、台湾ではおやつ感覚で朝でも午後でも豆乳片手に普通に食べられている。

一六八でも提供していて、シンプルな味ですが、生地を噛みしめるとじわりと味が広がる。

 

ここまでの台湾フードは日本人にも広く知られるものでしょう。

本場を大事にする王さんは、日本人があまり知らない台湾フード提供にも力を入れ、一六八ならではの発信をしています。

定番メニューの他に、定期的に変わる「本日のオススメ」もあり、リピーターの楽しみになっています。

他にも、週末限定のメニューも毎回のように変わり飽きさせません。

一六八さんでは、地元川越の美味しい食材を活かすことにも積極的で、川越Farmer'sMarketの「野村ファーム」さんのお野菜を料理に使用しています。

代表的な台湾料理だけでなく、知る人ぞ知る台湾料理もあるのが一六八の特徴。

台湾人王さんが切り盛りしている真骨頂です。

週末などを中心に、その時だけの限定として様々な台湾料理が登場しています。

これまでの限定として。
「麺線スープ」が都内に行かなくても川越で食べられる!と好評でした。
麺線(めんせん)とは、ソーメンを蒸した細い麺を温かいとろみがあるダシが効いたスープで煮込んだものです。
台湾の屋台よく見かける庶民食です。
一六八の麺線は日本人に良く馴染みがあるかつおのだしを使用、アツアツトロトロで寒い冬にぴったり。
ちなみに麺線は、麺がありますが、食べる時はレンゲでスープと同じように食べます。
他に、九份(きゅうふん)はご存知ですか?
九份は千と千尋の神隠しの舞台となった説がある、台湾で屈指な観光地です。
「九份芋団子」はそこの名物の一つ。
九份芋団子の紫のはタロイモで作られてて、黄色のはサツマイモです。もちもちの食感はたまらない。

「台湾豆花」があるのも、他のお店ではまず見られない。

「台湾夜市小肉包(ショウローパウ)」が限定販売されたりと、期間限定で様々な台湾メニューが登場。
こうして、川越の身近に台湾があります。

 

一六八のドリンクも、台湾で親しまれている味を提供することを大事にしています。

■ドリンク

・ブラックティー

・ジャスミンティー

・台湾懐かしいミルクティー

・ジャスミンティーミルクティー

・グレープフルーツグリーンティー

・パッションフルーツティー

・マンゴーグリーンティー

・マンゴーラッシーティー

・ドラゴンフルーツラッシーティー

■デザート

・豆花(トウホワ)

・パイナップルケーキ&日替わりドリンクセット

こちらも、季節限定などの限定メニューが随時提供されています。

ドリンクにミルクを入れるのが浸透している台湾。

台湾ではジャスミンティーなども一般的で、こちらもミルクを入れたジャスミンミルクティーがあります。ドリンクではブラックティーを扱っているのも他にはないポイント。

こうしたラインナップが台湾をどこまでも意識した一六八の王さんの信念が表れている。

手作りの手間はここにも見え、パッションフルーツのフルーツジャムまで手作り。

他にも、期間限定商品も定期的に提案しています。

 

一六八では、フード・ドリンクともにテイクアウトにも対応しています。

テイクアウト専用のメニューもあります。テイクアウト用BOXにも注目。

 

台湾のお菓子と言ったら、そう、パイナップルケーキ。

台湾旅行に行ったら、どんなお土産を選びますか?

「パイナップルケーキ」は、台湾土産の中で一番の人気を誇っている。
しっとりホロホロとしたケーキ生地に、甘酸っぱいパイナップル餡が相性抜群の一品。
パイナップルケーキについて、こんな話しを知っているでしょうか??

市販のパイナップルケーキ、多くは本物ではない・・・?
台湾人にとって「本物」のパイナップルケーキの餡は、100%のパイナップルの餡ということ。

本物でないというのは、冬瓜の餡でできているというです。
昔は台湾パイナップルが酸味が強く、その酸味を調整するため冬瓜を加えることになった。
近年台湾人は健康意識が高まって、パイナップルケーキを食べるなら本物のパイナップルの餡でパイナップルケーキをという嗜好になっている。
一六八のパイナップルケーキは、原材料は無添加をこだわり、一つ一つ丁寧に手作り。

パイナップルケーキが想像以上に好評で、この製造を増やす意味でのリニューアルという面があります。

一六八のパイナップルケーキはあまりに人気で、毎週末には完売になるパターンが多いので注意が必要です。

予約も受け付けています。贈り物にも喜ばれるお菓子です。

 

一六八さんでは、普段は日中のみの営業ですが、今後は夜営業や、一日限りの「台湾夜市(よいち)」も不定期で開催していこうと予定しています。

夜営業は一品料理とお酒などを提供する台湾の居酒屋スタイル。

台湾夜市は台湾のお祭りをイメージしたB級グルメを提供するイベントです。

 

川越にある台湾料理のお店、一六八さん。

 

台湾人オーナーの王さんが川越でお店をはじめたきっかけとは??

一六八のオーナー王さんは、台湾の高雄市出身。

高雄市は、台湾第三の都市で、西は台湾海峡、南はバシー海峡に面しています。
世界第三の港を擁し、インド洋と東北アジアを結ぶ重要な中継地になっています。地理的条件や海流の関係から年中さんさんと陽光が差し、南国ムードいっぱいです。市内にある壽山と愛河は市民の憩いの場です。郊外には優美な澄清湖、夕景の名勝・西仔湾、コンテナ船が群がる高雄港と観光スポットは多彩です。六合夜市や旗津の海鮮料理も見逃せません。気候風土にも恵まれ、人情味もあつい高雄市は、南部台湾観光のキーステーションです。

台南市に住み、働いていた時期も長くあり、そこで日本から赴任で来て知り合ったのが今の日本人御主人。

2007年に日本・川越に移り住み、ずっと台湾料理のお店を開くことを温めていた。

2018年に本格的に動き出し、西荻窪にある「街角饅頭店 吉祥天」さんでも修行し、2019年8月にオープンさせたのが、一六八。


一六八で提供しているのは、王さん自身が小さい頃から台湾で慣れ親しんできた味。

ルーロー飯は日常的に食べていたもので、タピオカドリンクなども水感覚で飲んでいたもの。

パイナップルケーキも台湾でもよく自作していたという。

その後、2020年11月にリニューアルオープンしました。

 

一六八として、イベントに出店することもあり、2019年10月ウェスタ川越で開催された「パンフェスやろう!2」では、ルーロー飯やタピオカドリンクなどを提供していました。

(2019年10月ウェスタ川越で開催「パンフェスやろう!2」)


さらに、2020年1月25日(土)ウェスタ川越で開催された「SAITAMA RAINBOW PRIDE 2020」にも出店していました。

(「SAITAMA RAINBOW PRIDE 2020(サイタマレインボープライド)」)

 

川越駅西口にあるU_PLACEで開催されている「For U_MARCHE(フォーユーマルシェ)」では、川越お菓子マーケットに出店していました。

(川越style「For U_MARCHE(フォーユーマルシェ)」 川越駅西口U_PLACE
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12665352659.html
 

今後も各地のイベントで一六八さんによる台湾フード・ドリンクの出店を見かけると思います。

 

日本から近い台湾が、一六八を通してさらに近くなる。

 

川越の台湾のお店として根付いていきます。

 

「一六八(イロハ)」IROHA IROHA TAIWANESE BUNS & DRINKS
川越市新富町1-3-4
平日11:00~15:00

週末11:00~16:00
水・木曜日休み

080-9890-7206
本川越駅東口から徒歩2分

イートインスペースあり テイクアウトOK 事前予約も承っています

Instagram:

https://www.instagram.com/iroha_taiwan_food/
HP
https://iroha168.shopinfo.jp/

パイナップルケーキなどのお菓子は、「BASE」でネット販売も定期的に行っています

BASE:

https://wanndaijo.thebase.in/