川越style「川越学舎」~江戸の母川越を学ぶ会~南公民館登録団体 土曜日2回開催 | 「小江戸川越STYLE」

「小江戸川越STYLE」

「時が人を結ぶまち川越」
川越のヒト・コト・モノ、川越物語りメディア、小江戸川越STYLE。
川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

 

江戸の母、「川越」を学ぶ。

 

月2回、第1・3土曜日に川越市南公民館で開催されている川越の歴史講座・フィールドワークが「川越学舎」。

「川越学舎」~江戸の母川越を学ぶ会~

開催日時:月2回 第1・3土曜日に開催
時間:10:00~12:00
入会金:1,000円
会費:月500円

顧問:松尾鉄城

参加者は随時募集中です。

連絡先:鈴木弘之 携帯090-4613-7412

 

「川越市南公民館」

〒350-1124 川越市新宿町1丁目17番地17
電話番号:049-243-0038
ファクス:049-240-1968

川越市:

https://www.city.kawagoe.saitama.jp/kurashi/bunkakyoyo/kominkan/minami/shisetsuannai.html

「川越学舎」は、川越の歴史・文化をテーマに活動している、南公民館の登録団体です。

楽しく川越の歴史を学ぶ会として知られています。
登録グループとは、公民館と同様な活動(社会教育活動)を行うグループで、公民館に申請し、認定をうけたグループです。

 

「川越学舎」は、平成20年(2008年)5月、中央公民館において「川越の歴史を学ぶサークル」として活動を始めました。

この年、中央公民館では、平成15年9月から19年12月まで5期にわたって開催した歴史講座「川越学入門」をまとめる冊子作りを「講座」として開講し、受講した者がこの事業に参加し、「川越学のすすめ」を作りました。

この活動を通じて川越の歴史を学ぶ楽しみを覚えた仲間が集まり、自主グループ「川越学舎」を作り、中央公民館登録グループ、南公民館登録グループを所属を変えながらも、川越とその歴史を知るために多くの先生方の教えを請い、フィールドワークに出かけ、仲間同士で多くを学び合っています。

 

川越には、地元川越の歴史を深く知りたいという人が多くいます。

そして川越では、単発・不定期で川越の歴史を学ぶ会・ワークショップなどが開かれることがありますが、10年以上にわたり一貫して継続している会というのは、川越学舎が唯一無二の存在。

川越を学ぶなら川越学舎と浸透しています。

テーマの幅が広く、川越にまつわる全方位的に学んでいるのが凄い所。

 

 

江戸の母「川越」。
現在、川越市は「小江戸川越」として知られていますが、「江戸の母 川越」という表現があります。

江戸時代以前は江戸を上回る都市で、江戸時代には城下町として栄えました。
天正18年(1590)、関東に入った徳川家康は、北の守りとして川越城をとても大切にしました。
川越の喜多院には天海僧正がおり、蓮馨寺には源誉上人(後の観智国師)がいて、共に家康の知恵袋として活躍しました。
川越市役所に太田道灌の像が立っています。


太田道灌は、川越城を築城したことで知られます。
そして、太田道灌は川越城を築城した同じ年に、江戸城も築城しています。
江戸城を築城する際には、現在の川越喜多院の隣にある仙波の山王社(現在の日枝神社)や川越三芳野天神(現在の三芳野神社)を江戸に分祀しました。
川越は「小江戸」ではなく、「江戸の母」というのが正しいと言われることがあります。
川越の大火により喜多院が焼失した際には、江戸城の一部が移設され、更に、川越復興に江戸の職人が携わりました。
藩主松平信綱は、江戸城の一部を移設する際に用いた舟運を整備し、それにより、江戸の文化・学問・芸能などが川越に伝搬することとなりました。

 

「川越学舎」では、川越にまつわる様々なテーマで座学を行い、時にフィールドワークも実施しています。

南公民館の講座では、テーマに沿った講師をゲストに呼び、深堀りした話しを学んでいます。

◆これまで扱ってきたテーマ例

・上杉氏と後北条氏の関東での動き

・築城から豊臣侵攻までの河越城

・河越夜戦跡を巡る現地学習

・武蔵三芳野名勝図会を読む

・戦国時代の河越

・中世の生活と信仰

・川越地方の幕末から近現代

・浦賀周辺と川越藩陣屋跡を訪ねる

・川越大火ー大火の歴史を振り返る

・江戸・明治の生活 食と生活道具を中心に

・光西寺を訪ねる

・川越の鉄道あれこれ

・川越藩の領地変遷

・長喜院を訪ねる

・維新期の川越と喜多院を巡って

・蓮馨寺訪問

・高階地区の歴史散策

・大堀山遺跡見学

・川越城の堀、建物、櫓の調査報告

・川越文学散歩道

・比企地方と川越との縁

・川越の文化財について

・喜多院の歴史と文化財

・老舗の松本醤油見学

・川越七福神めぐり

・川越の祭礼

・町割りと現在川越の地名

・天海と喜多院

・河越館跡史跡公園見学

・新河岸川の舟運歴史

・明治維新前後の川越藩の動き

・島崎藤村と川越

・中院と不染亭

・川越の織物産業

・川越唐桟について

・筒がゆの神事見学

・三十六歌仙について

・川越素麺を読む

・福原地区を訪ねて

・川越を中心とした大山講について

・養寿院訪問

・川越八幡宮と文学館を訪ねる

 

「川越学舎」をまとめる現五代目会長が鈴木弘之さん。

鈴木さんは、2015年1月入会、2023年4月に会長に就任しました。
また、NPO法人武蔵観研の理事・事務局長も務めています。

他にも、川越のイベントなどでボランティアスタッフを務めることも多く、川越Farmer'sMarketの活動等に協力しています。

 

この日の川越学舎のテーマは、豊田町三丁目・大塚一丁目にある「山王塚古墳(さんのうづかこふん)」。

令和5年3月20日に国指定史跡になりました。


山王塚古墳は、全国でも珍しい上円下方墳として、昭和33年に市指定史跡になりました。

そして、令和5年3月20日に国指定史跡になりました。市内の国指定史跡は河越館跡に続き2件目です。
その規模は方形部の一部は約63mで、その高さは約1mである。円形部の径は約47mを有し、全高4.5mで方形部の外側には一部ではあるが幅約5mの周溝が現存しており、おそらく全体に巡っていたと考えられます。

これまでこの古墳の周辺では何回かの発掘調査が行われていますが、山王塚古墳の年代・被葬者等その実体は未だに明らかではありません。
こうした謎に迫る第一歩として川越市教育委員会では、平成24年度に墳形確認のための発掘調査を実施しました。
その後、詳細測量調査や埋葬施設の地下レーダー等を行い、本年度は主体部の遺存状態を確認するための発掘調査を行っています。

川越style
川越style

川越style 
川越style
川越style 


専門家の話しにじっくり聴き入る参加者。

 

今後も川越学舎では、川越の歴史・文化をテーマに様々な講座・フィールドワークを開催していきます。

 

「川越学舎」~江戸の母川越を学ぶ会~

開催日時:月2回 第1・3土曜日に開催
時間:10:00~12:00
入会金:1,000円
会費:月500円

顧問:松尾鉄城

参加者は随時募集中です。

連絡先:鈴木弘之 携帯090-4613-7412

 

「川越市南公民館」

〒350-1124 川越市新宿町1丁目17番地17
電話番号:049-243-0038
ファクス:049-240-1968

川越市:

https://www.city.kawagoe.saitama.jp/kurashi/bunkakyoyo/kominkan/minami/shisetsuannai.html