川越style「第9回彩の国カレーなる闘い」2019年11月4日ウニクス川越 新チャンピオン誕生 | 「小江戸川越STYLE」

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2023年11月5日にウニクス川越で開催された、第9回彩の国カレーなる闘い。

今大会のカレー王は、川越市のGrill&Dining Sunny 32さんで、出品カレーは「32特製具たくさんグリーンカレー」でした。


カレー王:Grill&Dining Sunny 32 

「32特製具たくさんグリーンカレー」
第2位:Steak&Curry Rocken Roll 

「オリジナル66カレー」
第3位・審査員特別賞:トリトコ•ウシトコ

「焼鳥屋と牛専門店のスペシャルカレー」
販売王:ROTOM 

「イベリコ豚角煮カレー」

 

闘いの奥にあったもの、人間ドラマ。

第9回彩の国カレーなる闘いの大会の全貌を振り返ります。

 

めくるめくカレーのワンダーランド。であると同時に、過酷な闘いでもある。

またあの激闘がウニクス川越に帰ってきました。

第9代カレー王の栄冠は、一体誰の手に!?

2023年11月5日(日)ウニクス川越にぎわい広場で開催されたのが、第9回「彩の国カレーなる闘い」。

日時:2023年11月5日 10:00~15:00

場所:ウニクス川越にぎわい広場

主催:彩の国カレーなる闘い実行委員会
運営:感動創出工場ジーンファクトリー

共催:ウェスタ川越、川越Farmer's Market
後援:ウニクス川越

「彩の国カレーなる闘い」

HP:

http://www.howshow.net/curry-saitama/

 

今回で9回目を迎えた「彩の国カレーなる闘い」。

第9回大会のみどころ
『~4年ぶりの復活開催で華やかに優勝を飾るのは?~
来場者によるチケットの投票ならびに、審査員による日本一厳正な実食により栄光のカレーチャンピオンが決まります。審査員チケット(全食制覇!プレミアムチケット)の導入により、公平かつ厳選な審査が可能となりました。参加店舗には、それぞれの地域の食材を使用してもらうことで、「埼玉県の農・畜産物のPR」、「新たな文化の創生」、「地域企業・団体・各市町村との連携」、「地域の活性化」に寄与していきたい!と考えております。また本大会から、川越の飲食店で展開する【子育て応援食堂】に売り上げの一部を寄付いたします。』
 

 

彩の国カレーなる闘いが行われた11月5日は、ウェスタ川越交流広場では 「第6回 ウェスタ川越 県民ふれあいフェスタ」が開催されて、広場一杯に催しが行われていました。

同時開催となっていたのはもちろん意図的なもので、イベントを合わせることで相乗的に盛り上げようとしました。


 

そして、ウニクス川越にぎわい広場で開催された、彩の国カレーなる闘い。

イベントの参加の仕方は2種類。

2つの会場で来場者の実食・投票・審査を行っています。

◆屋外会場
参加費  1000円(当日受付)
カレー4種選択&ご飯
ご飯は川越産新米コシヒカリ
◆全食制覇&ブラインド審査
プレミアムチケット
前売り2800円(当日は3000円)


『全食制覇!プレミアムチケットとは、別会場で、全食をビュッフェスタイルで召し上がっていただいて、投票していただく、公平かつ厳正な審査チケットです。(90分制)

全食が数字表記(ブラインド方式)になっており、後で全店舗の整合表をお渡しします。』

 

全食制覇&ブラインド審査は、事前予約のみならず、当日受付もしており、回を重ねるごとにこちらの審査に参加する人が増えているのが特徴。それだけ、「出場店全てのカレーを食べ比べしたい」という来場者が多くなっています。

 

前回大会は2019年11月に開催され、富士見市から出場、Soup&Tea House 香音さんが第8代カレー王に輝きました。

花音さんは初の栄冠。彩の国カレーなる闘いとしても新チャンピオンの誕生となりました。

前回大会で審査員特別賞を受賞していた花音さん。

今回は審査員特別賞とカレー王の二冠に輝きました。

 

彩の国カレーなる闘いでは、屋外会場の投票とプレミアム審査会場の結果により、各賞とカレーチャンピオンが決定されます。
カレーグランプリの名を冠したイベントは日本各地で実施されていますが、「販売数」によって順位がほぼ決定するのが多く、販売数が、本当に支持を集めた味なのかという部分が残るのが現実。

販売数だけを競うなら、とにかく目を惹くブースを作り、派手なパフォーマンスなどで数を増やすことは可能。

カレーイベントに限らず、投票方式を導入している全てのイベントにも同じことが言えるでしょう。
彩の国カレーなる闘い実行委員会では、可能な限り公平に審査をするシステムを考案し、導入しているのが特徴です。
単純な投票数で順位を決めているのではなく、カレーを食べた人の「投票率」も勘案し、さらに全種類食べ比べた「プレミアム審査員」の投票結果を加重配点することで、得票数だけではない審査システムを構築しています。


「投票率」で競うという新しいシステム。
例を挙げましょう。金賞投票の数だけを見て、金賞を等しく10票獲得なら両者引き分けになります。

しかし、中身を比較して、販売数100食で10票の金賞と販売数10食で10票の金賞という違いだと、後者の方が断然投票率は高くなります。

10人食べて全員が金賞投票したことになります。100%です。

率が高い方に高い得票数が与えられていくというシステムです。

これまでの彩の国カレーなる闘いでは、販売王がそのままカレー王になることの方がレアです。

この投票システムをすぐに理解するのは難しいかもしれませんが、この投票システムを導入していることが、彩の国カレーなる闘いが他のカレーイベントとは一線を画するところ。

であると同時に、投票形式のイベントで「本当のグランプリ」を決めるための答え・方法になるかもしれません。

 

彩の国カレーなる闘いは、カレーの味を比べて投票してもらう大会方式が特徴ですが、このイベントの根底にあるのが、川越のお米のPRです。

第一回から大会で使用するお米は川越米で、地元のお米の消費を促そうとするのも大事なコンセプトです。

今年も春の田植えから秋の収穫まで無事に終わり、彩の国カレーなる闘いの川越米が出来上がりました。

 

ついに迎えた第9回「彩の国カレーなる闘い」当日。

「我こそはカレー王なり!」

ウニクス川越にぎわい広場には、各地から闘いに臨む気合充分の出店者たちが集結。

朝から既にカレーの良い香りが会場に充満し、各店のカレーの香りがブレンドされたそれは、魅惑的極上の香りに包まれていました。

今か今かと開始を待つ列ができ、カウントダウンの掛け声ののち、10時半にスタートした第8回彩の国カレーなる闘い。

いよいよ熱戦の火蓋が落とされました。

 

入口で受付を済ませると、器の中央にドカっと炊き立ての川越米が盛られ、それを持って会場へ足を踏み入れる。

場内にはカレーの出店が並び、気になるお店のカレーを4つ選ぶことができます。

それぞれ個性豊かなカレーが揃い、選ぶだけでも一苦労。
好きなお店、気になっていたお店、メニューに惹かれ、ブースの雰囲気などなど、来場者は悩みに悩みながら4つのカレーを選んでいくのでした。


■第9回参加カレー店
◎エントリーNo.01 川越市代表
「555」

・玉ねぎとチキンのシンプルなカレー
『#川越駅西口徒歩3分!! 絶品レア #ハンバーグ が大人気!! #チーズ やお肉も美味しいお店 😁 最大5時間飲み放題!!1200~ #子ども食堂 毎日開催😊 #川越ランチ #小江戸 自社でデザインから施行までしたオシャレ空間でごゆっくりお過ごしください。』
脇田本町9-5 2F
TEL:049-257-5063

◎エントリーNo.02 所沢市代表
「トリトコ•ウシトコ」

・焼鳥屋と牛専門店のスペシャルカレー
『新所沢で11年、本格炭火焼鳥とローストビーフを中心に牛の色んな料理が食べれる居酒屋です!』
埼玉県所沢市緑町1-18-6ルミアンビル1F
TEL:042-937-3373

◎エントリーNo.03 川越市代表
「イタリアン・フレンチ cache cache」

・ワインが飲みたくなる赤ワイン牛すじカレー
『2連覇を成し遂げた絶対王者!ランチはオムライスやパスタを中心に毎日沢山のお客様にご来店いただいております。ディナーは飲み放題コース・シェフお任せコースもあり、アラカルトではピザ・パスタはもちろん本日のおすすめでお肉料理・お魚料理もあるのでワインとのマリアージュをお楽しみ下さい。』
川越市脇田本町8-1 U_PLACE1階
TEL:049-265-4529

◎エントリーNo.04 川越市代表
「日乃屋カレー川越店」

・日乃屋カレー
『神田カレーグランプリ2013 チャンピオンのカレーがクレアモール店から出場!さあ、彩の国でも優勝をかっさらうのか?乞うご期待。』
埼玉県川越市脇田町8-1 大橋ビル1階
TEL:049-222-5700

◎エントリーNo.05 行田市代表
「食彩屋やしろ」

・ごろっと豚味噌カレー
『女性店主が、和食の板前の経験を活かした創作和食のお店です。秩父の味噌を使用したカレーを是非一度お召し上がりください。』
埼玉県行田市前谷46-1
TEL:048-594-8467


◎エントリーNo.06 川越市代表
「Grill&Dining32」

・32特製具たくさんグリーンカレー
『初代カレー王の店長が育てた32スタッフ【ムロ】がお菓子職人【ズネ】と共同制作した川越野菜たっぷりのカレーは爽やかスパイシー。』
川越市脇田本町11-33 2F
TEL:049-214-3667

◎エントリーNo.07 富士見市代表
「Soup&Tea House 香音」

・ココナッツ香る★しっとりサーモンと甘えびの シーフードカレー
『じっくり丁寧に仕込んだ スープ屋 香音のこだわりブイヨンを使用したシーフードカレー。 第8回カレー王の称号をいただいた『ビーフカレー』の姉妹品になります! 一口食べると 魚介の旨味と ふわっと香るココナッツの風味が鼻を抜け、確かな【スパイス感】とココナッツの【まろみ】がお互い主張し過ぎることなく優しいコクを生み出してくれる、リピーターさんの多いメニューです。 今日は皆様の嗅覚記憶に残る『あの時のカレー』を目指します!』
埼玉県富士見市西みずほ台1-1-7 NRビル2階 1F
TEL:049-257-4475


◎エントリーNo.08 川越市市代表
「ROTOM」

イベリコ豚角煮カレー
『第8回は審査員特別賞、カレーなる闘い常連のRotomカレー。』
川越市松江町2-4-5
TEL:049-299-8357


◎エントリーNo.09 上尾市代表
「井上スパイス工業」

・スパイスマジシャンのチキンカレー
『世界に誇る埼玉のスパイスメーカーが、オリジナルチキンカレーで皆様を幸せにします!』
上尾市上野491-1 2F
TEL:048-725-9641

◎エントリーNo.10
「Steak&Curry Rocken Roll」

・オリジナル66カレー
『前々回2位、前回3位、井上スパイス賞を受賞した上位入賞が常連のSteak&Curry Rokken Roll、乞うご期待。』
川越市六軒町1-16-1
TEL:049-202-2739

 

大会は序盤から熱気に包まれる。

過去最多の出場店で話題となった今回は、過去最多の来場者が詰めかけ、スタートからヒートアップ。

丁寧に実食しながら、味を比べ、これはと思うカレーに金賞・銀賞を投じていきました。

色んな味のカレーが勢揃いした光景はまさに壮観。

カレー、と一言で言っても、こんなにも作り手によって考え方が異なる食べ物というのも珍しい。

いろんな考え方があり、いろんなカレーがあり、それは全てカレーとして正解という裾野の広がりがカレーにある。のもまざまざと見せつけられる彩の国カレーなる闘い。

各出場店が、優勝するためにアレンジしたカレーを考えて渾身のカレーを出品。

試行錯誤の月日の末に完成したカレーがここに集結していた。

純粋な味の追求だけでなく、他のお店との比較の上で残る味でないと投票されtないというのが大会形式の難しいところ。

もちろん出場店は、これを加味してカレーを仕上げているのだ。

 

そして、別会場では、「全食制覇&ブラインド審査」が行われています。

全てのカレーをじっくりと実食できるという、夢の場で、回を追うごとにこちらの参加が増加している。

 

10時のスタートから終始熱気に包まれた大会は、終了の15時まで出場店は自らのカレーをアピールし続けました。

15時に大会終了のゴングが鳴らされると、ノーサイド。

出場店はお互いの健闘をたたえ合っていたのでした。

 

その後、投票・審査を集計して結果発表。

出店者、それに来場者も合わせ、固唾を呑んで見守る。

主催者挨拶のあとに各賞が発表されていきました。

 

最後に発表されたのが、カレー王。

 

「それでは発表します。彩の国カレーなる闘い第9代カレー王は・・・」

Grill&Dining Sunny 32さんです!!」

 

カレーチャンピオンになるべく、今回の大会の為に血のにじむ思いで弟子達が開発した「SUNNY特製具たくさんグリーンカレー」が、来場者の一般投票、そしてプレミアム審査の圧倒的支持を集め、9回目にしてついに悲願達成。
SUNNYは、浅川シェフは第1回彩の国カレーなる闘いで初代チャンピオンに輝いています。
この時は浅川シェフは、カレーキッチンタキザワ所属でした。
SUNNYがオープン後、第2回から8回までカレーなるに出場し続けましたが、これまで惜しくもチャンピオンに届かず。9回目にしてついに悲願達成となりました。

その他、Steak&Curry Rocken Rollさんのオリジナル66カレーも多くの支持を集め、第2位となりました。
 

カレー王:Grill&Dining Sunny 32 

「32特製具たくさんグリーンカレー」
第2位:Steak&Curry Rocken Roll 

「オリジナル66カレー」
第3位・審査員特別賞:トリトコ•ウシトコ

「焼鳥屋と牛専門店のスペシャルカレー」
販売王:ROTOM 

「イベリコ豚角煮カレー」

 

次回は2024年4月28日(土)に開催予定。

熱戦は続いていきます。

 

記念すべき第10代カレー王の栄冠は誰の手に。

 

「彩の国カレーなる闘い」

主催:彩の国カレーなる闘い実行委員会

運営:感動創出工場ジーンファクトリー

共催:ウェスタ川越、川越Farmer's Market
後援:ウニクス川越

HP:

http://www.howshow.net/curry-saitama/