川越style「Cafe K」隠れ家カフェ 美味しいランチとコーヒーのお店 | 「小江戸川越STYLE」

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川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

 

お店の目の前にしてすぐに気づくでしょう、通りに面してコーヒー・紅茶のカップ・ソーサーが陳列されていることに。

惹き込まれて思わず足を止めている。

「ここならゆったりとした時間が過ごせそう」

ふらりと、お店の扉を開いているのだった。

 

閑静な住宅街にある隠れ家的なカフェ。

そこは、自分だけの時間を取り戻す場所。

 

2019年3月にオープンしたのが、「Cafe K」さん。

お店があるのは、川越駅東口から徒歩5分ほど。

川越駅東口からアトレマルヒロとmodiに挟まれた三番町通りを東へ行き、川越街道と交差する三番町交差点へ。

川越街道を越えると途端に流れる空気がゆったりとなっていくのが特徴、この細道の先にはあのお店、ここを行った先には・・・と個性的なお店と出会えるエリアに入っていく。

三番町交差点を越えてすぐ左手に見える一方通行の路地を入って行く。

川越街道に平行し、川越工業高校へ繋がる道です。

右手前に並んだ飲食店を過ぎ、真っすぐに進んで30メートルほど行くと左に見える建物が、「Cafe K」。


「Cafe K(カフェ ケー)」
川越市南通町4-15 blooms 1F
11:00~19:00
水曜日、第1・3木曜日定休日
TEL: 090-9294-5815
JR川越駅東口より徒歩5分ほど

駐車場なし近隣にコインパーキングあり
Instagram:
https://www.instagram.com/koedo_cafe_k/
HP:
https://foodplace.jp/cafe/

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川越駅から離れ、川越街道を越えるととたんに空気が変わるのがこの辺りならでは。

川越街道を一つ過ぎるだけで、駅周辺の繁華街が遠くなり、商業よりも生活感が漂う日常的な空気が漂い始める。

そこからさらに路地へ入って行けば、辺りに流れる時間も自分の気持ちもゆったりしていく。

ここにお店があるの・・・?と思わせる通りで、この通りだからこその落ち着いた空間を創り出していました。

Cafe Kさんは、この場所ならではの、カフェ。

慌ただしい日常から一時逃れ、自分の時間を取り戻すための場所。

お店には、地域の人を中心に、口コミで知った人たちが多く訪れ、地域の人が集うコミュニティのようになっている。

みながこの場所を自分たちの隠れ家のように大事にしていました。

口コミで広がっている確かさが、このお店にはある。

落ち着いてゆっくりできる空間、確かな食事・お菓子、グループでも使うことができ、地域にとって欠かせない場所になっているのでした。


店内は、カウンター席にテーブル席。

グループでゆっくりとランチを楽しむ光景もあれば、一人でカウンター席でコーヒーの時間に浸る光景もある。

それぞれのCafe Kタイムがあるようでした。

テーブル席の配置にもこのお店らしい気遣いが。

背中を向き合う形でテーブルが置かれ、他のお客さんを意識しないで済むのもお店の心配り。

経済効率を考えたら一つでもテーブルを多くして客数を増やそうとするもの、テーブルの向きを変えて客席を増やすこともできる。しかし、そのことでお客さんに窮屈な思いを強いることになる。隣のテーブルとの間が狭く、通り抜けるだけでも一苦労というのが、カフェチェーンで見られる光景。

Cafe Kさんでは、日常の喧騒から離れた非日常空間を演出するため居心地の良さを特に重視。

ゆったりとテーブルを置くことで、それぞれが、自分だけの居場所を感じることができるのでした。

この場所だからこその、考えがあるのでした。

お店の奥には個室があることも嬉しい。

4人テーブル席が2つあり、合わせれば8~10人ほどで利用できます。

グループ、女子会やサークル活動、小さな会議やイベントなど色々な用途に合わせて使うこともできます。

店内飲食と共に奥の個室でイベント開催などで貸し切ることもでき、既に色々なイベントが行われています。今後は川越まちゼミなどでも教室の会場になっていく予定。

カフェで、個室として使える場所があるというのもこのお店の売りです。

 

Cafe Kさんでは、食事に、挽きたてを一杯一杯ハンドドリップで淹れるコーヒー、それに手作りケーキを提供しています。
■Cafe K ランチメニュー

・秋の彩りランチ(春夏秋冬の時期により替わる)

・ふわとろたまごの和風あんかけオムライス
・ピザランチ

・ふわとろたまごの和風あんかけオムライス
・パンプレ-ートランチ
(プラス300円でケーキがつけられます。おかわりドリンクは半額になります。)

・ケーキセット

季節らしい食材を使い、季節に合わせた料理を。

Cafe Kさんでは、ランチは定期的に内容が替わっていき、大きく分けると春夏秋冬で替わり、また、その季節の中でも定期的に新しくなっていきます。

春は3・4・5月、夏は6・7・8月、秋は9・10・11月、冬は12・1・2月、一つの季節は3ヵ月の期間内で2週間ほどで替わっていきます。

 

「次のランチの内容はどんなものだろう?」

 

リピーターが多いお店で、常に新しさを提供することも心掛けています。

 

今の時期だと、「秋の彩りランチ第3弾」として、メインはカボチャとベーコンのグラタン。
他にトマトのブルスケッタ、ゴボウとこんにゃくの甘辛煮、サラダなどです。

Cafe Kさんのランチは、メインのおかず以外にも小鉢が数種類あり、色んなものを少しずつ食べられるのが魅力。

 

これまでの秋の彩りランチでは、メインはチキンの香草パン粉焼き。他にもキノコのマリネ、サツマイモご飯など秋の味覚満載。

他には、メインはハーブ入りソーセージとお野菜たっぷりのポトフ、他に油揚げの納豆包み焼き、焼きなす、肉味噌のせご飯などを提供していました。



夏の時季は、夏のさわやかランチとして、第1弾から6弾まで、6回内容が変わっていきました。

メインがシーフードの冷製パスタの回や、メインはさっぱりとした酢飯の洋風ちらし寿司、他はレモンソースのローストポークに、かぼちゃサラダ、いんげんの胡麻和え、自家製ピクルス、コーンクリームスープの回、メインは夏野菜のミートドリアで、他はグリーンサラダ、しらたきの明太子和え、もやしのナムル、自家製ピクルス、じゃがいもの冷製スープなどがありました。


 

他にも、・ピザランチ、・ふわとろたまごの和風あんかけオムライスがあります。

 

 

コーヒー・紅茶が、日常の中のふっとした休息の時間を大切にするものなら、トータルでこだわりたい。

店内入口や店内壁面にずらりと並んだカップたち。

これらはオーナーの北島さんが10年ほど前から収集してきたもので、全部で100以上はゆうに超える数が並び、見ているだけでも壮観。

ウェッジウッド、ロイヤルアルバート、香蘭社、大倉陶園など、和洋のブランドが並んでいる。

コーヒーや紅茶を飲むという実用品であると同時に、芸術作品を見るようなカップたち。

北島さん自身がコーヒーや紅茶が好きで、器からこだわって集めてきたものでした。

カップの種類はCafe Kの大きな売りとも言えるもので、コーヒーや紅茶を飲む時に、この中から好きなカップを選ぶこともできる。

川越はカフェの街、というくらいカフェが林立し、それぞれ個性を競っていますが、カップの種類が多く、かつそれを自分で選ぶことができるカフェというのは川越では他に見当たらない。

紙コップやプラスチックカップで気軽に提供されるコーヒーも、コーヒーを身近なものにする役割を果たしていますが、その逆側、本来の方向も大事にされるべきでは。

言わずもがなですが、コーヒー・紅茶には、器の大事さは見過ごせない。

昔のいわゆる喫茶店は、コーヒーそのものだけでなく、器などにもこだわるお店が多く、一杯のコーヒーのためにトータルで考える時代があった。それから紙やプラスチック容器で飲み歩きできるになり、と時代を経てきましたが、ここまで気軽な存在になったコーヒーだからこそ、原点に立脚する視点が出てくる。

その空間で、容器などトータルにこだわりながら、一杯のコーヒーを頂く。
 

「今日はこのカップでお願いします」

 

その日の気分でカップを選び、そのカップにコーヒーが注がれるまでの過程までを楽しむ。

毎回お気に入りのカップを頼む人もいるし、その日により違うカップで飲みたい人もいる。

カップで飲む、カップを自分で選ぶ、だけでこんなにもコーヒーの味が、時間がらりと変わることに驚く。

カップがコーヒーの時間をより引き立て、自分だけの時間を取り戻すのだ。

コーヒーはコーヒー豆だけではなく、お店トータルで味が作られるものなのだと、気付かされるのでした。

Cafe Kさんでは、お店のコーヒーを自宅でも味わえるよう、Cafe Kのオリジナルブレンドのコーヒー豆の販売も行っています。

 

食事以外でもCafe Kさんで見逃せないのが、ケーキ。
ケーキは全てオーナーの北島さんによる手作りで、ケーキの種類はその時によって変わります。

単品でも、ケーキセットもあり、またテイクアウトにも対応しています。

ケーキの内容も定期的に替わり、今日のケーキは何かな?という楽しみがある。

コーヒーや紅茶との相性も考えられています。

 

またコーヒーを口に運び、緩やかに流れる時間に身を任せていく。

 

 

細道にある隠れ家カフェ、Cafe Kさんはどのようにしてお店を開くに至ったのでしょう。

Cafe Kさんにある川越物語とは。

ケーキのフォークの手を休め、お店のお話しをじっくりと伺いました。

Cafe Kの北島さんは、秋田県出身。

小さい頃から何でも手作りする母の料理が好きで、お母さんは手作りできるものは何でも手作りし、それに合わせた器を考えるような人だった。

お店で食事をするようにテーブルセッティングするような家でした。

食事は大事な時間。

食事を大事な時間にする。

ゆっくり時間をとり、一家団欒でお喋りしながら食事をする環境の中で育ちました。

食事をトータルで考えるという意識は、確実に今のCafe Kにも繋がっている。

お母さんのDNAを受け継いだ北島さんも昔から料理が好きで、手作りするのが基本、また料理に合わせ器などを考えるのが好きだった。

高校卒業後に埼玉県に出てきて、その後、10年以上前から料理教室を主宰し、知り合いなどに料理を教えていました。

「コーヒー・紅茶を飲むなら器も絶対に大事」

当時からコーヒーや紅茶が好きでカップなどを集めていました。

北島さんの料理教室は反響を呼び、周りからもお店を開いたら?と勧められるようになる。

北島さんも、外のお店に行くと、自分だったらこうする、したいと思うことも多くなり、自分が思い描く食事を提供したいという想いが膨らんでいった。

4、5年ほど前に本格的にお店を始めようと決意するとさらにカップの収集に熱を入れるようになっていきました。

そして、料理の学校に一年間通い、本格的にお店を始めようと動き出し、物件を探す中で偶然にも出逢ったのがこの脇道。

脇道の落ち着きが自分のカフェの世界観にはむしろ合っていると考え、ここを拠点とすることにした。

2019年3月にオープンしたのが「Cafe K」でした。

今Cafe Kの入口に並ぶカップの中に、北島さんが、最初に買った思いでのカップとソーサーも並んでいる。

それが、ウェッジウッドのワイルドストロベリー。

思い出が詰まったカップを陳列し、今ではお客さん用に使用している。

カップたちに囲まれた空間、カップたちと共にある場所。

自分にとってもお客さんにとっても大事な場所になっているのでした。

 

Cafe Kさんでは、店内奥のスペースをイベントやワークショップで使用することもでき、継続的に開催されているのが、「終活 Cafe」。

『美味しいお茶を飲みながら一緒に考えませんか?』

日程:奇数月第4金曜日

時間:15:00~16:00

受講料:無料

会場:Cafe K

資料代100円、店内メニューより1品以上ご注文お願いします。

講座内容

2019年7月「ハッピーな老い支度のススメ・・長い老後を自分らしく」

9月「想いをつなぐ相続・・争族にしないために大事なこと」

11月22日「幸せをつかむ遺言書の書き方・・元気な時しか書けません」

2020年1月24日「エンディングノート基本講座・・想いをつなぐノートです」

3月27日「知って安心成年後見制度・・わかりやすくお話します」

 

今後、他にも様々な催しで利用することができるので、相談してみては。

 

 

ふっと、日常から抜け出して気を休める場。

また美味しいコーヒーを楽しみにいく。

 

今日はどのカップにしよう。

 

「Cafe K(カフェ ケー)」
川越市南通町4-15 blooms 1F
11:00~19:00
水曜日、第1・3木曜日定休日

TEL: 090-9294-5815

JR川越駅東口より徒歩5分ほど

駐車場なし近隣にコインパーキングあり
Instagram:
https://www.instagram.com/koedo_cafe_k/
HP:
https://foodplace.jp/cafe/

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