川越style「コエドビール祭2018 in川越」ウェスタ川越 川越発COEDOによるビアフェス | 「小江戸川越STYLE」

「小江戸川越STYLE」

「時が人を結ぶまち川越」
川越のヒト・コト・モノ、川越物語りメディア、小江戸川越STYLE。
川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

「Beer Beautiful」
ビールとは本来、色、香り、味わい、のど越しに様々な特徴をもつ表情豊かなもの。
ビールを味わう、ビール文化を知る。

そしてそれ以上に、川越の文化にまでなっている、COEDOを楽しむ。

2018年9月24日(月・祝)ウェスタ川越で開催されたのが、「コエドビール祭2018 in川越」。


「コエドビール祭2018 in川越」
https://www.coedobrewery.com/fes/
2018年9月24日(月・祝) 

12:00〜18:00
会場   ウェスタ川越
【コエドビール祭2018タイムテーブル】
12:00 開場
12:15 始まりのご挨拶・乾杯 ☆Ein Prosit 乾杯の歌
12:30 コエドビール大学
13:30 ☆Sunshine Live1☆ 切腹ピストルズ
15:00 ☆Sunshine Live2☆ CINEMA dub MONKS
16:00 ♪コエドオリジナルダンス♪
16:30 ☆Sunset Live☆ 二階堂和美(feat.CINEMA dub MONKS、小西英理)
17:45 結びのご挨拶
18:00 ♪コエドオリジナルダンス♪
18:15 閉場

主催:「コエドビール祭2018in川越」実行委員会
共催:ウェスタ川越
「株式会社協同商事コエドブルワリー」
https://www.coedobrewery.com/jp/

 

川越発、今や日本を代表するクラフトビールブランドとなった「COEDO」さんによるビアフェス。
COEDOは、厳選した素材を用い、日本の水と職人の手によって、世界最高水準のビールを醸しています。
また強烈なる個性の追求ではなく、細部にまで目をくばり繊細なバランスをとるということを醸造哲学として追求している。
COEDOは日本の色名を冠する6つのビールを作っており、「毬花-Marihana-」、「瑠璃-Ruri-」、「白-Shiro-」、、伽羅-Kyara-」、「漆黒-Shikkoku-」、「紅赤-Beniaka-」、それぞれに個性があり、それぞれにファンがいる。


COEDOの原点。COEDOの母体である協同商事は、1970年代から「安心で安全で美味しい」をコンセプトに有機農業に取り組み、農の地、川越とともに歩んできました。
古くから川越には、土壌を健全に保つための「緑肥(=緑の肥料)」として麦を植えるという農法があります。現代の川越の農家の方々は土づくりのためと、麦は収穫せずに畑に鋤き込んでいました。これを使ってビールをつくってみてはどうか?これがビール造りの着想の原点でした。
日本で独立した麦芽製造会社不在のなか、試行錯誤の末、川越の麦を麦芽にすることは断念しましたが、1996年、川越の大地で育まれたさつま芋を用いてビールを醸造することに成功しました。この製品がコエドブルワリーが開発したはじめての製品(※酒税法ではさつま芋がビールの原料として定義されていないため発泡酒となります)であり現在の紅赤-Beniaka-につながるものです。形などの理由から規格外品として廃棄をされてきた農産物をどのように有効活用するかというテーマが結実したものといえます。
川越の大地との関わりなくしてCOEDOは誕生していません。

1994年、規制緩和により小規模醸造に門戸が開かれ日本各地で「地ビール」が流行しました。
小規模なものづくりには修行を積んだ職人が必要です。しかし突如として誕生した地ビール業界では、職人不在のまま未熟な醸造技術で、「食品」ではなく「観光土産」として製品づくりを行う企業がほとんどでした。当初は物珍しさも助けましたが、値段が高く、クセがあり、かならずしもおいしくないというネガティブなイメージが定着。やがて地ビールブームは沈静化へと向かい、当時のコエドビールも少なからず打撃をうけました。
本物の職人のビール造りを学ぶため、1997年、ドイツから代々ブラウマイスターを家業とする4代目クリスチャン・ミッターバウアー氏を招き、COEDOの職人たちは、彼の下で5年間本場のビール造りを学びました。ミッターバウアー氏から正統な職人気質を、技術的にも精神的にも継承し、基礎としているのがCOEDOの職人達です。
小さな醸造所だからできる職人の手仕込みによるものづくりと、ブラウマイスターから継承した正統なクラフトマンシップによって、2006年、COEDOは観光土産の「地ビール」としてではなく、「クラフトビール」という新たな概念を日本に提案し始めました。ビールの素晴らしさと、COEDOの想いを「Beer Beautiful」という言葉に込めて、ビールの「伝道士」として、ビールとともにある人生の楽しみを伝えています。
 

2016年9月、緑豊かな自然の中で環境と一体になったサステナブルなクラフトビール生産活動のため醸造所を移転。醸造所は昭和50年代に建てられ企業の研修所として使われてきた美しい建築を改修したものです。敷地内に掘った井戸から醸造用水を確保し、醸造活動で排出される排水もブルワリーで浄化し自然に還しています。また、排出される麦芽や酵母を科学者と農家の力を借り、良質な飼料として牛や豚に食べてもらうことで利活用する地域循環の仕組みにも取り組んでいます。

COEDOでは、2018年2月より、ビールの科学と文化を学ぶCOEDOクラフトビール醸造所見学ツアー、「コエドビール学校」を開催。
コンセプトを「学校」とし、1日校長を務める代表の朝霧重治さんがビール工場を案内します。 
麦、ホップ、酵母などの素材から、発酵、ろ過、充填にいたるビールづくりを、科学的、文化的要素とともに紐解き、レクチャーしています。

 

コエドビール祭は、COEDOにとって大事な川越で開催することにこだわり、昨年2017年からコエドビール祭はウェスタ川越に会場を移して行われるようになり、今年で2回目のウェスタ川越開催。

昨年は、川越でコエドビール祭が開催される!COEDOさんがついにやってくれた!と川越人が狂喜乱舞し、会場に押し寄せていました。

川越人にとってのCOEDOの存在は特別。

川越人ならみな心の内側にはCOEDOを誇りに思う気持ちを抱いており、その理由を解き明かすと、川越内に留まらず日本全国、世界各国に進出している行動力に、そして評価されている事実に、喝采しているのだ。

川越発のブランドでここまで川越人に愛され、心を掴んだ企業はそうそうないかもしれない。

市民の大応援団、そしてCOEDOも川越を大事にし(「COEDO」は「小江戸」であることは言わずもがなでしょう)、双方の結びつきがこのブランドをさらに大きくしていったのではないか。

それに考えてもらいたいのは、ブルワリーはビール製造が主としているのはもちろんですが、COEDOさんはこうしたビアフェスまで主催してしまうところ。

ブルワリーが出店し、各ブルワリーのビールを飲み比べできるという趣向の「ビアフェス」自体は珍しいものではない。

しかし、「一つのブルワリー」がビアフェスを、これほどまでの規模で主催しているというと、もう他ではなかなか見られないもので、ここにCOEDOの何たるかが詰まっている。

こういう行動に川越人はまた惚れ惚れとし、そのビアフェスを川越で開催することになったということが、どれだけ川越人を熱狂させたか想像できるでしょう。

川越-COEDOの関係にそんな地元人の心の機微があるのでした。

 

ウェスタ川越のコエドビール祭は屋外・室内を使っての大々的なフェス。

「BEER」、「FOODS」、「MUSIC」、「ART」といったカテゴリーで分けられて展開されています。

12:15にステージにてCOEDOの朝霧社長より、始まりの挨拶・乾杯でコエドビール祭2018がスタート。

 

なんと言っても主役はビール、ウェスタ川越交流広場にCOEDOの定番銘柄が生で提供される光景はやはり壮観。
コエドビール祭のお楽しみと言えば、恒例であるこの日だけの限定ビールが提供され、長蛇の列が出来ていました。
「COEDO BEER FESTIVAL LIMITED BEER 2018」は、乳酸菌由来の乳酸とレモン由来のクエン酸、2つの酸味に希少糖の清涼感のある甘さにほんのり塩のしょっぱさをアクセントとして加わえたサワーエール、「フルーツゴーゼ」。

COEDOを手にし、杯を掲げ、あちこちで乾杯!の声が挙がる。

 

コエドビール祭では、テーブルが設置された飲食スペース以外にも、レジャーシートを持ち込んで寛ぐ光景が広がるのもお馴染み。

(※本格的なテントやタープ、大型のテーブルなどの持ち込み・設置は不可。指定のエリアのみ小型簡易テントのご利用が可能ですが、スペースに限りがある)

イベントスタートからシートを敷き、一日を通して会場で過ごすのも当たり前のようになっていて、ステージを正面にしてシートを敷いたスペースは特等席。

コエドビールを飲み比べ、フードに、音楽に身を任せるという過ごし方が定着している。

他の川越のイベントと少し様相が違うのは、全国区のCOEDOならではと言えるかもしれません。全国各地に流通し、都内の高級店でも日本のクラフトビールの代表として提供されているCOEDOゆえ、COEDOを愛飲している各地のファンが、COEDOがCOEDOの聖地・川越でビアフェスを開催するということで川越にやって来ている人も多数いるようでした。

遠方から川越でやって来るために、一日ここで過ごすスタイルも広がっている。

川越でありながら多国感があるのが、コエドビール祭の特色。

続いてステージでは、コエドビール大学と題して、ビール職人がコエドビールの説明やこの日の限定ビールの紹介を。ブルワーの口から語られるコエドビールの話しに、よりビールが美味しく感じるようだった。

 

屋外会場のみならず、室内多目的ホールも会場として全面的に使用しているのが特徴で、室内でも限定ビール含めたコエドビールを提供、さらに多目的ホールが巨大ビアホールを化して、ここで屋外で購入したものを飲食できるというのもコエドビール祭の楽しいところ。

さらに、のワークショップが行われ、子どもたちも積極的に参加。ビアフェスにこうしたワークショップがあることもコエドビー祭ならではでしょう。

ART
「オリジナル毬花ステッカーをつくろう」。
コエドの「毬花マーク」に思い思いの色や絵を書いて、自分だけの毬花ステッカーをつくるワークショップを開催。オリジナルの毬花ステッカーを身につけて、コエドビール祭を楽しむ人が多数いました。

 

また、屋外広場には、COEDOの看板かと思いきや実は黒板にもなっていて、チョークで重い思いに書き込めるお楽しみ企画もありました。フェスに来た記念に大人たちが書き込み、子どもたちが熱心にイラストを描いていく。来場者の手により、一体どんな巨大壁画になっていくでしょう。


COEDOとFOODSのマリアージュでは、スペシャル料理を提供する名店がずらり。


・旬菜 鉄板焼き けんちゃとうちゃ
『「地元のうまいを発見」をキャッチコピーに、川越、埼玉を中心とした旬の食材を取り揃えています。お客様、生産者様、人と人との繋がりと思いを大切にしております。COEDOビールの定番6種類が楽しめる、川越駅東口からすぐ近くのお店です♪』
・中目黒TANASUKE
『2008年世田谷区等々力でOPENし、2016年中目黒に移転。埼玉にゆかりがある夫婦が営む、小さな洋食酒場です。埼玉育ちのお肉やCOEDOビール、こだわりの地酒をお楽しみ頂けます。昨年につづいて、ビールとのマリアージュを大切に考えた特別メニューを御用意してお待ちしております!』
・チーズプロフェッショナル協会
『チーズを造る人、輸入するひと、販売する人、そして食べる人!チーズに携わるすべての人を応援する協会。「チーズのおいしさ伝えます」を掲げてチーズを広める活動をしています。』
・香麦(シャンマイ)
『コエドビール誕生の地・川越で、ブルワーの創造性を活かした実験的なビールが楽しめるLab Brewery「COEDO Craft Beer 1000 Labo」(コエド クラフトビール・ワンサウザンド・ラボ)。こちらのラボに併設されたタップルーム「香麦-xiangmai-(シャンマイ)」は、飲茶とクラフトビールが楽しめる“モダン・クラフト・チャイニーズ”がコンセプトのお店です。コエドビール定番6種類樽生(ドラフト)、シーズナルビール、そしてラボで醸造されたビールをいち早く、美味しく提供しています。また、それぞれのビールに合わせたペアリングメニューもお楽しみいただけます。今年のコエドビール祭りでは、コエドビールに合わせた手作り点心をはじめ、大好評!!飲んだ後の〆の『あの』メニューもご用意して皆様のお越しをお待ちしております!』
・国分牧場
『COEDOクラフトビール醸造所がある埼玉県東松山市で、コエドビールさんがビールを醸造する際に出す「麦芽粕」を餌の一部として使用し、丹精込めて牛を育てています。餌や水にこだわり抗生物質なども飼料に添加せず安心安全で美味しい牛肉を生産し販売おり、赤身の味が濃く脂は甘くさっぱりしているのが特徴です。牛屋こだわりの牛肉メンチ・牛肉ベーコン・牛生ハム・ビーフウィンナー数量限定でステーキもご用意しています。ぜひコエドビールと合わせてお楽しみください!』
・堀口珈琲
『堀口珈琲は1990年に東京・世田谷で創業したコーヒーロースターです。原料である生豆の獲得から焙煎・抽出に至るまですべてにこだわることで、「最高の一杯」を追求し、お客様にお楽しみ頂いています。どうぞコエドビール祭では、ビールと一緒にコーヒーもお楽しみください!』
・BEER SAURUS
『川越に3店舗、池袋に1店舗、それぞれ個性のあるBEER SAURUSグループです。日本のクラフトビール、アメリカンクラフトビール、世界のビール、カクテル、ウィスキーなんでもこいの各店特色をもってやっています。フードもこだわりの多国籍料理でがんばっています。』
・パクチーハウス東京
『伝説のパクチーハウス東京が、コエドビール祭に特別出店します!全ての料理にパクチーを使用する 世界初のパクチー料理専門店として愛され、旅先のゲストハウスのような「旅と平和」をコンセプトにした「交流する飲食店」。毎年大好評だったスパイシーなラム&パクチーの「ヤンパク」を中心に、たっぷりパクチーの料理をお出しします。ビールとパクチーの鉄板マリアージュを堪能してください!』
・daikanyama O’KOK
『代官山駅から徒歩30秒、コエド白の樽生を常設しているレストランdaikanyama O'KOKです!東横線に隣接する自慢のテラスで、シェフが付きっきりで焼いてくれる「プロフェッショナルBBQ」をはじめました!今回は、その肉メニューの一部と、2014年の開店からずっと看板メニューである新鮮な真鯛とコエドビールによる最強の「フィッシュアンドチップス」で、みなさんの祭を盛り上げます!』
・稲葉農園
『埼玉・滑川町、江戸の時代から先代々受け継がれてきた土地で、大正から昭和にかけては養蚕、近年ではリンゴ、ももなどの果樹園を中心に、時代に合わせた農業を行ってきました。2012年から、安全で美味しく、作り手の顔が見えるものを作りたいとの思いから有機無農薬で米・小麦・野菜を栽培する部門を設立。コエドビール祭りでは、収穫したばかりの採りたて新鮮有機野菜を自ら産直販売します。』
・サイボク
『自らの手で「育て」「作り」「届ける」サイボク独自の一貫体制。大自然の牧場で元気に育った豚たち、環境・血統・飼料の確かな豚肉を使い、直営工場でハム・ソーセージを作り、工場直結の店舗にて、新鮮・美味・安心の商品をお届けしております。』


そして、コエドビール祭のお楽しみと言えば、「MUSIC」。ウェスタ川越交流広場の一角に特設ステージが設営され、プロのミュージシャンが登場して、コエドビールの味わいをさらに深める。

MUSIC

13:30〜 切腹ピストルズ
15:00〜 CINEMA dub MONKS
16:30〜 二階堂和美

 

出演アーティスト

切腹ピストルズ
『「反近代」を旗印に、おもに和楽器による演奏で全国各地を練り歩く。日本各地に散らばる隊員はおよそ二十名。奉納演奏、村祭り、ライブハウス、デモ、芸術祭など、神出鬼没な演奏を得意とし、地方探索と研究、農、職人、寺子屋、落語など、隊員それぞれが展開している。その主張や野良着の風貌から「江戸へ導く装置」と呼ばれる。』
http://seppukupistols.soregashi.com/
https://twitter.com/seppuku_pistols/


CINEMA dub MONKS
『1999年、様々な楽器を扱う音楽家“曽我大穂”と、コントラバス奏者の“ガンジー”を中心に結成。フルート、ピアニカ、コントラバス等の楽器と各地でフィールドレコーディングした音を絡ませた即興演奏により、映画のような物語的ライヴを結成以来一貫して展開し続けている。スペイン・ドイツ・ポルトガル・フランスなど四度に渡るヨーロッパツアーやニューヨーク公演など日本と世界各地で活動。これまでに1枚のアナログ盤と3枚のCDアルバム盤をリリース。2004年リリースのアナログ盤は英国のジャズシンガー“ジェイミー・カラム”や、レーベル「アシッド・ジャズ」「トーキン・ラウド」を率いる英国DJ ジャイルス・ピーターソンによる「BBC Worldwide Track Of The Year 2004」にノミネートされるなど高い評価を得ている。また、「ハナレグミ」・「二階堂和美」などのレコーディングやライブツアーサポートメンバーとしての活動でも知られる。2014年より現代サーカスグループ〈仕立て屋のサーカス〉の活動もスタート。〈仕立て屋のサーカス〉は国内の様々なホール公演や海外公演のほぼ全てをソールドアウトするほどの人気を博している。』
cinema dub monks http://www.cinemadubmonks.jp/
仕立て屋のサーカス https://www.facebook.com/circodesastre/



二階堂和美
『ジャンルにとらわれない音楽性と、圧倒的な歌唱・表現力で国内外から幅広く支持されているシンガーソングライター。1998年の1stアルバムリリースから現在まで、約20作を発表。国内外のアーティストとのコラボやCM歌唱も多数。代表作は2011年発表のアルバム『にじみ』。スタジオジブリ映画『かぐや姫の物語』(2013年)で、主題歌「いのちの記憶」を作詞・作曲・歌唱。近作に『伝える花』(2015年 RCC中国放送「被爆70年プロジェクト“未来へ”」テーマソング)、21人編成のビッグバンド、Gentle Forest Jazz Bandと組んだ『GOTTA-NI』(2016年)。広島県在住。浄土真宗本願寺派の僧侶でもある。』
http://www.nikaidokazumi.net


 

会場では、開催を祝してCOEDOの朝霧社長を表敬訪問する川越人が後を絶たず、さらに川越人が集結して川越の真ん中でCOEDOで乾杯の声が挙がっていきました。

 

ウェスタ川越開催も定着して、川越で恒例のフェスになっていく。

こうした大々的な催しの他に、COEDOで注目したいのは、地元に根付こうとする活動。

こうしたフェスを取り上げながら、実はそちらの活動こそCOEDOらしいとも言え、COEDOがどういう姿勢でブランドを展開しているか分かるものでもある。振り返ると、これほど地域に密着した企業はないのではないかと感じさせるほど。世界に発信しながら、この姿勢を今も大事にしているのです。

それぞれは大きな催しでなくても、COEDOの魂を伝えようとする場であり、川越の人の心に入っていく場であり、こうした場がCOEDOのファンを増やしている核の理由かもしれなかった。

川越styleとしてはそちらの活動も力を込めて紹介したい。

2017年9月昨年のコエドビール祭からの一年を簡単に振り返ります。

2017年11月22日に開催されたのが、「COEDO LOUNGE at KOEDO LOUNGE」。
COEDOが制作した西川材を使ったブースキットが「JAPAN WOOD DESIGN AWARD 2017」を受賞したことを記念して本川越駅近くにあるKOEDO LOUNGEでパーティーを開催。

「COEDO」と「KOEDO」のコラボレーション。
COEDO定番銘柄に加え、限定ビール「彩-Sai-」が提供される中、DJ Yomeiさんのかける心地よいサウンド、そしてKOEDO LOUNGEの美味しいフードを楽しめる夜でした。


 

固定イメージに捉われず、ビールの可能性を広げるチャレンジにも積極的なCOEDOは、なんと、和菓子とのコラボレーションイベントも開催して大きな注目を集めました。
2018年2月3日に開催されたのが、「和菓子とコエドビールのマリアージュ」
これは、農家直送の食材を使った四季折々の和菓子と日本酒のマリアージュを提唱するなど、 伝統ある和菓子の世界に新しい風を吹かせる 東京・千駄木「和菓子薫風」さんとのコラボ。
和菓子薫風
http://wagashikunpu.com/
COEDOからは、 毬花・瑠璃・白・伽羅・漆黒・紅赤の6種類のビールを、 和菓子薫風さんからは、 コエドビールそれぞれの味わいとのマリアージュを考えた6種類の和菓子が用意されました。
コエドブルワリー・朝霧重治さんよりコエドビールの魅力を和菓子好きな人へ、 和菓子薫風・つくださちこさんより和菓子の魅力をビール好きな人へ、それぞれのお話を交えながらマリアージュを体験してもらいました。
会場は国登録有形文化財でもある歴史的建造物「市田邸」。 
場所:市田邸 台東区上野桜木1-6-2
http://www.taireki.com/map/index.html

趣のある会場で味わう日本のビールと和菓子の世界でした。

 

COEDO発以外に、川越市民発でCOEDOをプッシュしていこうという動きも活発。
2018年5月3日、NPO法人川越蔵の会による限定BAR「長屋バー」が開催。普段は蔵の会の事務局となっている長屋を、GWと川越百万灯夏まつりの二日間のみ、交流の場にしようと蔵の会会員による限定バーをオープンしています。
長屋バーでは毎回COEDOを提供していることはお馴染み。
14時頃のオープンから続々と川越人が集まりはじめ、あっという間に満席に。人が途切れることなく、最初から最後まで人で賑わい、語らい、今後の川越の話しで盛り上がりました。
川越人にとって、川越の話しをするその手にはCOEDOがなくては、今はどんな状況にまでなっているCOEDOなのです。

ちょうど同日、2018年5月3日にCOEDOにビッグニュースが舞い込んできました。
アメリカ合衆国テネシー州ナシュビルで開催された世界最大のビアアワード“ワールドビアカップ2018”で、コエドビール「白-Shiro-」がSouth German-Style Hefeweizen(南ドイツ起源の酵母入の小麦ビール)部門のシルバーアワード(銀メダル)を受賞。
2018年は、過去最大の66カ国2515ブルワリーから8234種のビールが味を競い、日本からエントリーされた47社151種の中で入賞したのは「COEDO 白-Shiro-を含むわずか2種のみという狭き門でした。
・コエドビール“ワールドビアカップ2018”にて「白-Shiro-」がシルバーアワード受章
https://www.coedobrewery.com/jp/news/5988/

 

夏到来で、川越の夏に川越のCOEDO。
2018年7月1日に蓮馨寺で開催された「川越Farmer’s Market」にCOEDOは協賛・出店。
川越の農業のためなら喜んで!と川越Farmer’s Market立ち上げの時から支援し、以来ずっとこの運動を支えています。
COEDOがここまで支援するというのは、川越だから、川越の農業だからに尽きる。
COEDOにとっても川越Farmer’s Marketは協賛以上に特別な想いを寄せてくれ、今や定番人気となった「毬花-Marihana-」は、製造初期の初期に、特別という形で川越Farmer’s Marketでドラフトを提供してくれたことがありました。
毎回、あっという驚くような種を川越Farmer’s Marketに用意してくれている。。。
今年もCOEDOは、サプライズを用意してくれていた。
それが、数量限定シーズナル商品「清夏-Seika-」。
「清夏-Seika-」を蓮馨寺でドラフトで提供しました。

(川越style「川越Farmer’s Market」2018年7日1日蓮馨寺 川越パーティー

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12388633669.html

 

そして、川越の夏の風物詩、今年も川越氷川神社の「恋あかり」に合わせ、COEDOからは、味わいの異なる2種類の「恋あかり」限定ビール、甘夏を使用したフルーツエール「甘夏-Amanatsu-」と赤みを帯びた深い琥珀色のアンバーエール「濃紅-Koikurenai-」を用意。

2018年9月2日蓮馨寺および昭和の街で開催された「昭和の街の感謝祭」では、COEDOが出店し、甘夏を提供していました。

(川越style「昭和の街の感謝祭2018」蓮馨寺および川越昭和の街界隈 2018年9月2日

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12402816923.html

 

 

昨年以上の盛り上がりを見せた、「コエドビール祭2018 in川越」。

改めて振り返ると、COEDOはもう一つの企業・ブランドという枠を超えた、川越の文化になっているものなのかもしれない。

小江戸川越の、COEDO。

コエドビール祭は川越開催が定着し、川越人の心の拠り所として、COEDOの存在はますます大きくなっていくことでしょう。

 

「Beer Beautiful」

 

「株式会社協同商事コエドブルワリー」
https://www.coedobrewery.com/jp/