川越style「ラグビー リポビタンDチャレンジカップ2018」日本vsイタリア ウェスタ川越 | 「小江戸川越STYLE」

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埼玉県がラグビーで熱くなる。

埼玉県がラグビーで熱くなるために。
日本のラグビーは、2019年に日本で開催されるワールドカップを迎え、認知度の向上や人気上昇をより一層強化しなければならない現状。大勢の人の目に触れる機会をいかに作り、また、簡単に体験できる環境をどう創造していくかが課題となっている。

ラグビーを知らない多くの人にもラグビーボールに触れてもらい、その手触りや息遣いからラグビーを肌で感じてもらうことが大切。

来年に迫ったラグビーワールドカップを前にして、県内の機運を高めるために、様々な取り組みが行われています。

2018年6月9日ウェスタ川越交流広場で開催されたのが、ラグビー「リポビタンDチャレンジカップ2018」日本代表vsイタリア代表 パブリックビューイング。


キックオフ 14:45
来場特典:応援スティックバルーン(先着100名様)、うちわ、風船プレゼント!
料金:入場無料
定員:150名
※定員を超えた場合は立見でご覧いただけます。
会場:ウェスタ川越 交流広場
出演:
ラグビートークショー 14:30~
ゲスト 三宅敬さん
『元日本代表の三宅敬さんをお迎えし、楽しいお話を伺います!
試合中は生解説も!コアなファンから初心者の方までお楽しみいただけます!』
詳細    
*ラグビーを気軽に体験できるミニラグビー場も設置しています!
*ラグビーファンの皆さまはもとより、ラグビーは初めてという方にも楽しんでいただけるようにラグビートークショーも催します。
迫力ある大画面でプレー映像を観ながらラグビー日本代表に熱い声援を送りましょう。
*《同時開催》  「にぎわいマルシェ」 「マルシェ DE 川越醤油らーめん」
主催/埼玉県・熊谷市
共催/ウェスタ川越
映像提供/J SPORTS

2019年のラグビーワールドカップに向けて各方面で準備が進められており、埼玉県が盛り上がるビッグイベントまであと一年と少し。

今回は、日本代表vsイタリア代表という試合に加え、この試合や2019年ラグビーワールドカップを取り巻く環境、埼玉県含め各方面の様々な取り組みの方が川越的に街を伝えることにもなるためそちらにフォーカスして伝えます。

ラグビーワールドカップと言っても、川越市民にとってはまだどこか遠い出来事のように感じているかもしれませんが、足元の県下が会場の一つのなることを知っているでしょうか。

熊谷ラグビー場です。

そして埼玉県は県をあげてのラグビーワールドカップの機運醸成に努めている。

ウェスタ川越は埼玉県の施設であり、以前からラグビーワールドカップの周知徹底を行ってきました。

川越としても、実は近い出来事である、ラグビーワールドカップ。

少なくとも、埼玉県で日本で、ラグビーワールドカップが開催されるのは、これ以上ない貴重な機会であることは間違いない。
ラグビーワールドカップ公式ウェブサイト
https://www.rugbyworldcup.com/
ラグビーワールドカップ™は、4年に1度開催され、夏季オリンピック、サッカーワールドカップに次ぐ世界三大スポーツイベントの1つと言われています。海外からの観客は数十万人、TV放映地域は200以上の国と地域で約40億人が視聴すると言われており、埼玉県の魅力を世界中に向けて発信する絶好の機会です。
「ラグビーワールドカップ2019™大会概要 
(1) 正式名称
ラグビーワールドカップ2019
(2) 主催
ワールドラグビー(World Rugby)
(3) 開催期間
2019年9月20日(金曜日)~11月2日(土曜日)【44日間】 
(4) 参加チーム数
20チーム
(5) 試合形式
予選プール
5チーム × 4プール(プール内総当たり戦):計40試合
決勝トーナメント
準々決勝、準決勝、3位決定戦、決勝:計8試合
(6) 開催都市及び試合開催会場
札幌市 札幌ドーム
岩手県・釜石市 釜石鵜住居復興スタジアム(仮称)
埼玉県・熊谷市 熊谷ラグビー場
東京都 東京スタジアム
神奈川県・横浜市 横浜国際総合競技場
静岡県 小笠山総合運動公園エコパスタジアム
愛知県・豊田市 豊田スタジアム
大阪府・東大阪市 東大阪市花園ラグビー場
神戸市 神戸市御崎公園球技場
福岡県・福岡市 東平尾公園博多の森球技場
熊本県・熊本市 熊本県民総合運動公園陸上競技場
大分県    
大分スポーツ公園総合競技場
(7) プール組み合わせ抽選会結果 
プール    チーム
プールA    アイルランド、スコットランド、日本、ロシア、プレーオフ勝者
プールB    ニュージーランド、南アフリカ、イタリア、アフリカ地区1、敗者復活戦勝者
プールC    イングランド、フランス、アルゼンチン、アメリカ、トンガ
プールD    オーストラリア、ウェールズ、ジョージア、フィジー、ウルグアイ

熊谷ラグビー場の試合日程
2019年9月24日(火)19時15分キックオフ    
ロシア v ヨーロッパ・オセアニアプレーオフ勝者
2019年9月29日(日)14時15分キックオフ
ジョージア v ウルグアイ
2019年10月9日(水)13時45分キックオフ
アルゼンチン v アメリカ
※その他会場の試合日程等は、ラグビーワールドカップ2019組織委員会(外部サイト)のホームページ
https://www.rugbyworldcup.com/MATCH-SCHEDULE
ラグビーワールドカップ2019™プロモーションビデオ(埼玉県・熊谷市)
https://www.youtube.com/watch?v=HfcpeMULkKc

 

川越の屋外でパブリックビューイングが行われるというのは実は稀。
お店単位でスポーツの試合などではよく見られますが、屋外で、しかもフェス化して大規模にやるというのは今回が川越的に初の試み。ウェスタ川越は、川越初の、というフレーズがつく試みが本当に多い。
近年のラグビー熱の高まりは、やはり、ワールドカップが日本で行われることが大きい。

川越含め地域でのラグビーの活動も活発になっています。

2018年5月13日には、狭山市のセコムラグビーフィールドでセコムラガッツ感謝祭、第1回「ラガッツ・デー」が開催されています。


イベントのテーマは「ラグビーの普及」。ラガッツの選手と一緒にさまざまなラグビーのプレーが体験できるコーナーが設けられ、選手によるステージ、飲食などの出店ブースも多数あり、ラグビーを身近なものとして感じられるイベントとなった。

川越にはラグビーの実業団チームはありませんが、お隣狭山市には「セコムラガッツ」が活動しており、また、川越はクラブチームとして「川越ファイターズ」があり、スクールとして「川越ラグビースクール」などがあります。学校では、川越高校ラグビー部、川越工業高校ラグビー部、川越東高校ラグビー部、城西川越ラグビー部も活動している。

 

そして埼玉県及び熊谷市は、6月に開催される「リポビタンDチャレンジカップ2018」の全試合パブリックビューイングを開催。ラグビーファンはもとより、ラグビーは初めてという人にも楽しんでもらおうとラグビートークショーも催しました。3週続けて県内でパブリックビューイング開催という取り組み。
その第一弾が、6月9日大分市大分銀行ドームで行われた日本代表vsイタリア代表の試合のパブリックビューイングで、ウェスタ川越交流広場で開催された。
第2弾が6月16日(土)の日本代表vsイタリア代表
イオン北戸田 セントラルコート (埼玉県戸田市美女木東1-3-1)
J:COMラグビー応援番組の公開収録  ゲスト:ゴルゴ松本氏
第3弾が6月23日(土)日本代表vsジョージア代表
アズ熊谷 屋上特設会場(埼玉県熊谷市筑波2丁目115)
ゴルゴ松本氏によるラグビートークショー
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0313/rwc2019/pv.html

 

ウェスタ川越交流広場に作られた150席の特設応援席。大型モニターが設置され、試合開始の時間を待ち構えていた。

(熊谷市のマスコットキャラクター「にゃおざね」、埼玉県の「コバトン」、「さいたまっち」が日本代表ジャージーを着てパブリックビューイングを盛り上げる)

交流広場では、同時開催のイベントがあり、試合開始前に飲食を楽しむ光景が多く見られました。

同時開催はたまたまではなく、お互い相乗的に盛り上がろうとこの日に合わせて意図されたもの。

ちょうどこの日は、ウェスタ川越交流広場では川越の新たな展開、川越醤油らーめんのイベント「マルシェ DE 川越醤油らーめん」が開催されており、また、ウニクス川越のにぎわいマルシェと合わせて、3つのイベントが同時開催されて賑やかさを演出していました。

ウェスタ川越とウニクス川越は連携し合い、常に一緒になって盛り上げようとしているのが印象的。ウェスタ川越・ウニクス川越という発信拠点が川越駅西口に誕生したことで川越の風景が変わりましたが、場が出来たことがニュースであるだけでなく、それを運営している施設内の人たちの熱気がこうした大規模同時開催を生んでいる面があります。

(川越style「マルシェ DE 川越醤油らーめん」川越醤油らーめん 川越の新たなムーブメント

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12375336820.html

 

(ウニクス川越にぎわいマルシェ)

試合のパブリックビューイングが主としてあり、それに留まらず、さらにラグビーに関心を持ってもらおうとする体験が用意されていたのが今回のイベントの特徴。

試合開始までの間、交流広場を存分に使ってラグビーの企画を展開し、試合へのテンションを高めると共にラグビーを身近なものとして体験できる内容となっていました。

広場の一角に設置された巨大ラグビーボールが来場者の度肝を抜き、写真を撮る人が続出。特設ブースでは、ラグビーに関するクイズ、カウントダウンフォト参加、公式SNSフォロー/チケットID登録で抽選会に参加、限定ピンバッジなどが当たりました。

 

実際にラグビーボールを使った体験もあり、ミニボール投げには多数の子どもたちが参加していました。

 

体験なら何と言っても、広場の入口近くに広がっていた、熊谷ラグビー場を思わせる・・・特設ピッチ。

青々とした芝のピッチがこの場所に映えなんとも眩しい。

日本代表の一員になりきって誰でもストリートラグビーを体験することができました。


ストリートラグビーとは?
ストリートラグビーは、広い場所がなくてもできるように考案されたラグビーで、3人対3人でプレーします。
相手の動きを止めるにはタックルのかわりにタッチをするだけ。ストリートラグビーは安全で簡単なので、女性や子ども、ラグビー未経験者でもプレーできるニュースポーツです。
・ボールをもって走るだけ。未経験者でもできます!
・タックルがないので安全!ケガの心配がありません。
・見た目以上に運動量豊富です。体力の向上が期待できます。
・敵味方が入り乱れるので空間認知力が向上します。
・協力してトライするので仲間を尊重する精神が養われます。
・試合が終わればノーサイド。対戦相手とも仲良くなれます

長球のラグビーボールを生まれて初めて手にした子どももいたでしょう、インストラクターの指導のもと、ボールに握りしめて駈け、ディフェンスをかいくぐって必死にトライを決める子どもたち。

ストリートラグビーに参加するだけで、ラグビーの簡単なルールと楽しさを自然と体験できるようになっていた。

 

キックオフの時間が近づいて来ると、交流広場のパブリックビューイングの観覧席に続々と観客が集まって来る。

150席用意されていましたが、予想以上に人が押し寄せ、急きょ席を増設して対応。それでも立ち見が出るという反響ぶりでした。

来場特典として応援スティックバルーン、うちわ、風船プレゼントがプレゼントされ、気持ちを一つにして応援しようというムードが高まっていく。
14時30分からはラグビートークショーとして、ゲストのラグビー元日本代表三宅敬さんが登壇し、ラグビーにまつわる話し。

「リポビタンDチャレンジカップ2018」に照準を合わせ、5月下旬から合宿を行い、過酷な練習を積んできた日本代表。日本の世界ランキングは11位、イタリアは14位だが欧州の強豪が集まる6か国対抗でもまれている国。来年のワールドカップでは日本代表は8強以上を目指しており、大会に向けて強化を進める日本にとっては格好の試合となる。

 

そして、14辞45分に運命のキックオフ。スティックバルーンを叩き、大分銀行ドームに届けと大声援を送る観客。イタリア代表に押される場面もありつつも、果敢に前に出る日本代表の勇姿に、さらに声援が熱を帯びていった。

前半28分に福岡選手が独走トライを決めると観客席は大興奮、その後も得点を重ね計4トライで、日本代表はイタリア代表に34-17で快勝しました。

6月の「リポビタンDチャレンジカップ2018」の3戦は、2勝1敗という結果になり、来年に向けて手ごたえを掴んだのでした。

ラグビーワールドカップまであと一年と少し。

これからますます埼玉県ではラグビーの発信が多くなっていくと思います。

川越でもラグビーの熱を感じられる機会が増えていきます。

 

一生に一度が熊谷に。

一生に一度が埼玉に。

一生に一度を川越で。

 

ラグビーワールドカップ公式ウェブサイト
https://www.rugbyworldcup.com/

熊谷市ホームページ ラグビーワールドカップ2019情報

https://www.city.kumagaya.lg.jp/kanko/kumaspo/worldcup2019/index.html