日常からふと解き放たれて、身も心もリセットする。
新しい形の提案が活発化している、tea。
お茶の文化が古くから根付く川越で、新しいtea文化を発信する場所。
2017年7月にオープンしたのが、「ACROSS THE RIVER」さん。
お店があるのは、川越駅から歩いて3分ほどのクレアモール。
川越駅からクレアモールを本川越駅方面に進み、「クレア大橋歯科」さんが角にある二番町通りを越えたらすぐ右手です。
ブルーグレーの「茶」のフラッグが頭上にはためいているのが目印。
「ACROSS THE RIVER -tea stand-」
川越市脇田町8-1
営業時間
10:00~20:00
不定休
049-224-9332
info@acrosstheriver.jp
川越駅(JR 川越線・東武東上線)より徒歩3分
本川越駅(西武新宿線)より徒歩8分
HP:
https://acrosstheriver.jp/
Instagram:
https://www.instagram.com/atrkawagoe_tea/
『ACROSS THE RIVERは、川越に店舗を構えるお茶の専門店です。
台湾を産地とする本格的な高級茶葉を使用したお茶と、かつて天下の茶所として、その名を轟かせていた河越茶を使ったお茶を提供しています。
敷居が高いと思われることもあるお茶の文化を、さまざまな人、とくに若い人たちに抵抗なく受け入れてもらえたら…という思いで、伝統のお茶を季節に合わせて現代風にアレンジし、様々なフレーバーティーをご用意しています。
抗酸化作用、抗菌効果、老化防止、ダイエットなどお茶への関心が高まりつつある中、手ごろな価格で高品質なお茶をお客様に味わってもらうことの大切さを感じながら、毎日店を営んでいます。』
ACROSS THE RIVERさんは、ティースタンド。
様々なアレンジティーを展開し、どれもSNS映えすることから、人によって持つ印象が違うかもしれませんが、何と言ってもティー。
店名にもtea standと明記され、お店の根幹としてteaがあり、そこからの派生・発展としてアレンジドリンクなどが広がっています。
teaは、お店の代名詞である台湾を産地とする本格的な高級茶葉を使用したお茶に、かつて天下の茶所として、その名を轟かせていた河越茶をつかったお茶、さまざまなフレーバーティ等を用意。
店内は壁際のカウンター席に、奥へ進むとさらに落ち着いた空間が広がりテーブル席が配されています。
クレアモールの喧騒から離れて自分だけの時間を大事にできるような場所。
入口のカウンターで注文し、店内で過ごすも、テイクアウトするもよしです。
■ACROSS THE RIVERさんの茶葉へのこだわり 豊かな香りと地元愛
茶葉の発酵技術に優れている台湾から、特に香り豊かな物を厳選して輸入し、日々ドリンクを作っています。
更にお茶好きのために、手に入りにくい標高2000m以上の台中地域で取れた高級茶も特別に用意しています。
また最近人気の抹茶、ほうじ茶ドリンクに使っている茶葉は地元産の河越抹茶、河越ほうじ茶。
茶葉だけではなく、そのほかの食材に関しても化学香料には頼らず、できるだけ無添加で自然な食材を使い、お子様が毎日飲んでも大丈夫といえること。それがACROSS THE RIVER のポリシー。その上、風味のよい物を厳選しています。
たとえば大粒でもちもち感が人気のタピオカも、国内メーカーで生産されている、添加物を極力抑えたものです。乳製品については、北海道産生クリームなど国産銘柄のものを使っています。
〔ドリンク〕
◆MILK TEA
セイロンブレンドミルクティー
ハニーウーロンミルクティー
ジャスミンミルクティー
◆BROWN SUGAR
河越抹茶ミルクティー
河越ほうじ茶ミルクティー
◆FRUIT TEA
黒蜜タピオカミルクラテ
黒蜜タピオカ河越抹茶ラテ
黒蜜タピオカミルクティー
◆SMOOTHE & FLAPPE
ストロベリースムージー
黒蜜タピオカカフェラテ
梅ウーロン
マンゴースムージー
キャラメルフラッペラテ
河越ほうじ茶フラッペラテ
ピーチウーロンティー
河越抹茶フラッペラテ
◆OTHERS
コーヒー
カフェラテ
ココア
バナナジュース
チョコクッキー
バナナジュース
ドリンクは、注文を受けてから、一杯ずつシェーカーを使って丁寧に作っています。
保存料、添加物不使用なので大量の作り置きはできませんが、いつも新鮮な一杯を提供するために、手間がかかってもこの製法を続けています。
さらにソースやシロップについても、できるかぎり店内で手作り。
たとえば黒蜜タピオカラテは、自家製の漢方エキスを入れる一工夫をしていたりします。
フルーツ系のドリンクに関しても、化学香料を使わずに、店内で作ったソースや果物を贅沢に使って素材そのもののおいしさを引き出すよう努めています。
お店には毎日通うような常連客が多いお店で、「いつもの」「いつものを今日はアイスで」など常に頼むものが決まっている人も多い。
川越にコーヒースタンドはいくつもありますが、ティースタンドは数少ない。
teaの中でも、ACROSS THE RIVERの出色は台湾茶。
台湾茶という目の付け所は川越では見られないもの。
しかも、高級茶葉として知られる台湾の鹿谷(ろくこく)産を使用していることは意外にも知られていない。
葉の発酵技術に優れている台湾から、特に香り豊かな物を厳選して輸入し、日々ドリンクを作っています。
台湾西南にある鹿谷郷、標高2000Mの秘境の深山は「凍頂ウーロン茶」の産地で、この茶畑で摘まれた茶葉を直輸入してプレミア茶葉として使用・提供しています。
台湾の鹿谷はどういうところなのか。台湾情報サイトの台湾なびの記事から。
「秘境高山ウーロン茶の里・鹿谷郷探訪記」
https://www.taipeinavi.com/special/5001944
鹿山産の台湾烏龍茶葉や台湾高山茶葉の香りは豊かで深い。
なぜ、川越で台湾茶を??
しかも、なかなか手に入らない鹿谷の高級茶葉を扱えているのか??
ACROSS THE RIVERの間中さんはお店のオープンにあたり、台湾人のティーマスターから台湾茶葉の紹介・監修を受けて、ACROSS THE RIVERの根幹を作り上げました。
ここまでの話しで、ストイックな台湾茶のティースタンドと受け取られるかもしれませんが、それはお店の命として根底に大切に持ちながらも、ゴールではなくスタートライン。
お店で表現するのは、現地のものをいかに日本人に、川越の人に馴染んでもらえるものにするかというアレンジ。
台湾茶の追求に留まらず、アレンジティーの提案がACROSS THE RIVERの楽しいところ。
紅茶・烏龍茶・ジャスミン茶やセイロン茶(スリランカ産を技術が進んでいる台湾で加工している)のベースを使って、アレンジの苦心がACROSS THE RIVERの個性を光らせるものになっている。
例えば、お店で一番人気のミルクティー。
ともすれば、ミルク感が前にきてティーの味が立ちづらくなりますが、しっかりティーの味がずしりと残っているアレンジはさすが。
また、川越のお茶の深堀りもACROSS THE RIVERならではで、台湾と川越の競演、河越抹茶・河越ほうじ茶を使ったドリンクがあるのもお店の特徴。
ドリンクメニューは、定番以外にも季節によって様々な限定が登場し、これまで数限りない数のメニューを提案してきました。
ティースタンドでありながら、実は・・・と伝えたいのが、珈琲が美味しいのもACROSS THE RIVER。
ドリップコーヒー・カフェラテに使用している珈琲豆は、東京都世田谷区にあるサードウェーブの先駆け、「NOZY COFFEE」さんの豆を使用している。
「NOZY COFFEE」
http://www.nozycoffee.jp/index2.php
シングルオリジンコーヒー専門店で、酸味とフルーティーな味が好きな人にはお勧め。
珈琲豆の選定も、ティーなどに合わせて、ビター感ある珈琲ではなく、フルーティーな珈琲豆を選らんでいるセンスがあるのも見逃せない。
ドリンクは、アルコールとしてCOEDOビールやクラフトビールも扱っています。
そして、ランチ提供もしていて、ドリンクと共に過ごすのもお店の日常風景になっていあす。
ティーのお供に。
ACROSS THE RIVERの隠れた人気商品は、入口で目に入るショーケースに並べられた、焼菓子。
カヌレやスコーンなどが人気です。
他に、提供スタートしたパフェも人気です。
お店の入口には、暮らしのセレクトショップとしての発信スペースがあり、お店でドリンクとして使用している茶葉含めた販売(台湾ハニー烏龍茶、台湾セイロン茶、台湾ジャスミン茶)などや、生活雑貨など厳選した品々の提案をしています。
ティーのお供にということなら、店内にはセレクトした本が置かれているので、ドリンクから本に手を伸ばし、ページを繰ってしばし本の世界に旅立つのもACROSS THE RIVERの楽しい過ごし方。
ACROSS THE RIVERさんには、各地の資本の会社のお店が並ぶクレアモールにあって、ディープな川越が底に流れているのを感じるギャップがなんとも心地良い。
川越を発信するために。
ACROSS THE RIVERの間中さんの川越をどこまでも深く、というのは、生半可な気持ちではなく、その意志を表明するためのこの店名でもありました。
「ACROSS THE RIVER」。
川を横切る、川を越えて。
そこには、台湾と川越をACROSS THE RIVERで繋ぐ意味でもあるし、そのまま、川越という意味でもある。
川越にこだわり、川越を発信する場所としての気持ちを、この店名で表現しました。
そして、改めて見上げれば気付くはずです。
ロゴマーク、入口にはためく旗、それに店内カラー、お店のテーマカラーがなぜブルーグレーなのか。
そうです、ACROSS THE RIVER、川越だからです。
新河岸川、入間川、小畔川、不老側、川越市内をぐるりと取り巻く幾筋もの川。
川越の歴史そのものと言える川を店名にとり、それゆえにテーマカラーはやはり、歴史が溶け込んでいる川を思い浮かべるシックなブルーグレーだったのです。
各地のイベントにも積極的に出店しているACROSS THE RIVERさんは、小江戸お芋festival!!やくらしをいろどるFarmer'sMarketなどの出店でもお馴染み。
(「小江戸お芋festival!!」ウニクス川越・ウェスタ川越)
「くらしをいろどるFarmer's Market」
For My Family~届けます 川越のおいしい・うれしい・できたてを~
2023年12月3日(日)
10:00~15:00*少雨決行・荒天中止
会場:ウェスタ川越交流広場・ウニクス川越にぎわい広場
主催:くらしをいろどるFarmer's Market実行委員会
共催:ウェスタ川越 指定管理者NeCST
後援:川越市、川越商店街連合会、川越商工会議所、ウニクス川越、出店各社
《お問い合わせ》
くらしをいろどるFarmer's Markt実行委員会(事務局:ウェスタ川越)
E-mail kurashifm@westa-kawagoe.jp (半田・齋藤)
「川越Farmer's Market」
Facebook:
https://www.facebook.com/kawagoefm
Instagram:
https://www.instagram.com/kawagoe_market/
X:
https://twitter.com/kawagoemarket
ふと。
ミルクティーに残るしっかりとしたティー感に浸りながら、カップに書き込まれた詩に気付くだろう。
その詩は、どこかで見た記憶が。。。
そうだ、店内に置かれたあの本「THA BOOK OF TEA」の中の一節にあったものなんだと気付く頃には相当なリピーターになっている頃でしょうか。
今一度、本を手に取りページをめくってあの一節を探し出す。
また一口飲みながらめくっていると、あ、あった。これだ。
本の詩とカップの詩を見比べて、一つに繋がった。こういうことだったのか。
お店の根幹を成すメッセージが、本とカップでドライブして伝わってくる感じ。
お店で見慣れた本と手元のカップが一つになり、ACROSS THE RIVERの世界観が一気に広がっていったのでした。
どんな詩なのか??
それは本をめくって確かめてください。
台湾と川越をACROSS THE RIVER。
きっとこのお店は、その距離を縮めてくれるはずなのだ。
「ACROSS THE RIVER -tea stand-」
川越市脇田町8-1
営業時間
10:00~20:00
不定休
049-224-9332
info@acrosstheriver.jp
川越駅(JR 川越線・東武東上線)より徒歩3分
本川越駅(西武新宿線)より徒歩8分
HP:
https://acrosstheriver.jp/
Instagram:
https://www.instagram.com/atrkawagoe_tea/