川越style「くらしをいろどるFarmer'sMarket 後編」17,200人の来場で賑わう | 「小江戸川越STYLE」

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「時が人を結ぶまち川越」
川越のヒト・コト・モノ、川越物語りメディア、小江戸川越STYLE。
川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

一つ一つのブースをじっくりと見て回る。川越を巡る、がイコールの場。

普段ならあっちへ行き、こちらへ行きと、街の中を移動しないとお店巡りが出来ないのは当然のことですが、この日ばかりは、隣にブースにあのお店があり、その隣にも気になっていたあのお店があり、と少し歩いただけで川越のいろんなお店を回れてしまった。
それ自体が川越巡りで、川越が一堂に会した光景に改めて圧倒されていく。

川越の人気店がずらりと揃った夢の商店街のよう。

川越の魅力が集まった「現実の光景」を見るのは、主催する実行委員会だってこの日が初めてのことで、来場者と同じように私たちも現れた現実に感動していました。

川越人なら、こんなに素敵なお店や人が多い街川越が、一つになるところを見てみたい、と思い浮かべたことは少なからずあるでしょう。その夢の実現が、この日だったのです。

2018年1月21日にウェスタ川越・ウニクス川越で開催されの「くらしをいろどるFarmer'sMarket」
『川越Farmer'sMarketからひろがる
川越産農産物とそれを使った食べ物・飲み物、雑貨、ワークショップ、音楽など』。

イベントの来場者数は、17,200人でした。今年度の川越のイベントでは実質として最多になると思います。今年度というか近年にない数字になりました。

運営側から見たイベントのことを前編に続いて、後編。

(川越style「くらしをいろどるFarmer'sMarket 前編」2017年1月21日

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12346522254.html

ウェスタ川越・ウニクス川越に集結した出店者は、川越を代表する人気店ばかり。まさに川越テーマパークという様相を呈していました。

特に今回反響を巻き起こしたのが、ウニクス川越広場で開催した、「小江戸お菓子マルシェ」。これは川越のお菓子文化を発信しようと、川越の和菓子店・洋菓子店が集まったお菓子のイベントです。言わずと知れた川越はお菓子の街、老舗和菓子店から新しい和菓子店・洋菓子店まで様々なお店が個性溢れるお菓子を提案している。川越に和菓子店が多いのは、昔から河越茶の栽培が盛んだったことも影響しています。お茶と和菓子はセットで、お茶と共に和菓子が発展してきた側面もある。

■同時開催!第三回「小江戸川越お菓子マルシェ」inウニクス川越にぎわい広場
・亀屋(和菓子)
・紋蔵庵(和菓子)
・彩乃菓(和菓子)
・パティスリーサト(フランス菓子)
・やき菓子野里(焼き菓子)
・小江戸川越バウムクーヘン ノリスケさん(バウムクーヘン)
・和カフェ夢宇(グルテンフリーの米粉スイーツ、米粉パン)
・大学いも 川越いわた(大学いも)
・川越タルト(タルト)
・パイの樹 パイとミルフィーユの店(アップルパイ、焼き菓子、川越産の芋パイ(数量限定))
・CASHIKUu(焼き菓子)
・café trill (シフォンケーキ)
・Banon(焼き菓子、ドリンク)
・蔵門(蔵まんじゅう)


普段お店で人気の商品を出品するのはもちろんのこと、どのお菓子店もこの日のための限定品を用意。現場で繰り広げられたお菓子ワールドに来場者は目を見張っていました。

どんなスペシャルが並んでいたかは・・・当日、広場に来てのお楽しみとしていましたが・・・その一端を明かすと、例えば和菓子店「彩乃菓」さんは、出店の目玉として、「川越いちご園すじの」の筋野さんの苺を使って粒餡とホイップクリームを挟んだ「いちご大福風コッペパン」を販売。ちなみに、パンは彩乃菓といえば勿論ナンツカベーカリーさんです。
(ナンツカベーカリーさんはパンエリアに出店)
また、「紋蔵庵」さんは地元川越産の大根を使ったからみ餅を考え、和菓子店の本気のからみ餅に長蛇の列が出来ていました。追加含めて人気が殺到。


さらに・・・「川越」自体の体現と言っていい和菓子店「亀屋」さんがついに出店することが今回大きな話題を呼んでいましたが、亀屋さんと言えば、天明三年(1783)の創業以来、伝統の芸術品といわれる逸品菓子づくり一筋に230年余りの歳月を積み重ねてきた川越の老舗中の老舗のお店。230余年、それは、小江戸川越の歴史と文化を今に伝えると同時に、いつの世にあっても、時の流れに歩調を合わせた堅実な作業の連続でもありました。
亀屋さんが出店することが話題だけでなく、亀屋さん自身が今回のイベントには並々ならぬ想いを寄せていて、本気の出店をすると意気込んでいる。という内容に注目して欲しいんです。
亀屋さんはさつま芋を使った「和菓子屋のスコーン」などを販売。
これらは日曜日だけのために考案しているもので、その姿勢にどれだけの気持ちで臨んだか推察してもらえるのではないでしょうか。
川越の街のお店って凄い。川越がなぜ各方面から注目されているのか、魂の熱さなんです。

川越のお菓子屋さんでは、川越の農産物、川越の野々山養蜂園さんの蜂蜜を使っているお店も多くあり、ファーマーズ的な見方をすれば、あのお店のケーキ・お菓子たちを川越の農が縁の下で支えているとも言えます。こうした農と商が手を結んだ関係は年々強くなっていて、お互いになくてはならない関係にまで発展してきています。

お菓子屋さんに行けば川越の農が下支えし、そして、ファーマーズマーケットでは農の野々山養蜂園さんなどが前面に出て、それを使ったお菓子をお菓子屋さんが提供する。お互いがお互いを引き立て合って良い関係を築いています。
そうそう、野々山養蜂園さんと言えば、野々山さんの蜂蜜を使って菓子屋横丁の玉力製菓さんが飴を作っているのも最近の話題で、1月21日にも野々山さんブースにて販売されました。玉力製菓さんを含めると、菓子屋横丁からの出店の顔触れはさらに増え、菓子屋横丁という川越のお菓子文化を存分に感じられるものになりました。
 

お菓子マルシェにおいて、このお店の出店も多くの人を惹きつけました。TBSテレビ「マツコの知らない世界」に出演した「大学いも川越いわた」さん。そして、いわたさんが1月21日のお菓子マルシェ出店に際し、スペシャルなお菓子を用意していました。
番組でお目見えされた大学芋のチーズケーキを、イベントに投入することを計画。そう、あのチーズケーキです。


これは事前の話題が大きく、真っ先にブースへ駆けつけた人も多数見られました。
他にもほとんどのお店がその日だけのスペシャルを投入してくれ・・・という、こういうイベントって他にはそうそうありません。というかまずありません。

また、お菓子の展開としては、川越ファーマーズマーケットとコラボで、ゆるベジインストラクターのほうま先生が、ウニクス川越内ヤオコー併設のコミュニティスペースで、「川越野菜で楽らく!ゆるベジスイーツ教室」を開催しました。

ほうま先生の当日振り返った記事はこちら。

『一生続けたいおやつをつくる~川越野菜で楽らく!ゆるベジスイーツ教室@川越ファーマーズマーケット』
https://ameblo.jp/msktktm/entry-12346434613.html

農に食、お菓子を楽しんだら、ウェスタ川越の広場のワークショップのブースへ。記事前編では川越の雑貨店の出店を伝えましたが、それ以外にも川越の人気講師などによる様々な手作り体験ができるワークショップ・雑貨販売が出店していました。

《ものづくりワークショップ》
・「世界にひとつだけのリング」¥500(Wirecraft Primo)
・「こども先生とくるみボタンを作ろう♫」¥150(pomier)
・「『AT Y's』のミニアレンジ作り」¥500(しろつめ雑貨店)
・「ディップアートの簡単バラ作り体験」¥500(風碧)
・「ちいさなパン屋さん作り」¥1000(パンデコ olive)
・「ドライフラワーで作る冬のワックスサシェ」¥800~(キャンドルスタジオ川越Twin Tail)
・「りんごのカービング・石けんポプリ」各¥800 ¥500(ARUNADA)
・「スイーツデコ(マカロンヘアゴムやクッキーキーホルダーなど)
」¥500~(Marble Arch Cafe)
・「多肉植物ピヨピヨひよこのあみぐるみ鉢」¥500(koyuri)
・「初めての陶芸体験〜粘土の小さなお家 or おやつのお皿をつくろう♪」¥800~(ナカムラ サクラ Clay Work Studio)
《リラクゼーション&販売》
・耳たぶリフレ
・耳つぼジュエリーのオリキュロミラクルストーン(メザンジュ)
バスソルト販売(ヒマラヤ岩塩と自家栽培ハーブのドライのブレンド)


川越の農産物と食に大きな焦点が当てられましたが、ファーマーズとしては生活を豊かにする雑貨の出店も大切にしていて、欠かせないものだと思っています。
可愛らしい小物に、気持ち良く日々を暮らせそうな雑貨、生活に取り入れたい食器類など、お気に入りが見つかりましたか?
出店していたお店はみな、「ファーマーズマーケットに来られる方にはどんなものがいいだろう」と想いを巡らせ、「これを生活に取り入れてもらったらきっと今より心が豊かになるはず」と提案をしていたりと、1月21日に至るまでにたくさんの時間をかけています。
飲食店のスペシャルメニューと同じように、雑貨店にもそれはあったのです。
それぞれの考えと感性の凝縮が、全て出店に表われていました。
雑貨のブースの場合は多品種のものを扱う面があり、一つ一つのものの選択から時間がかかる。ブースの展示の仕方だって大事で頭を悩ませる。
だからこそ雑貨の出店は時間をかけて見たいし、飲食とは違う楽しみがある。
このイベントはなんていい雰囲気なんだろう・・・と来場者が会場で溜め息を漏らしたのは、間違いなく、川越の雑貨店のブースが雰囲気を作ってくれたからでした。
農・食と雑貨。
別々のことに分けられがちな二つですが、
ファーマーズマーケットでは二つを自然な形で繋げたいとずっと考えてきました。
川越の農産物を買って帰り、家でお料理した時に、
どんな食器でそれを頂いたらより美味しくなるでしょう、
どんな雑貨が周りにあればより食事の時間が、さらに言えば生活が、楽しくなるでしょう。
私たちが考えるFarmer’s Marketというのは、そこまで考えてのことなんです。単に農産物の販売というだけでなく、その先のこと、その一体まで考えてこそ、農産物は食卓に届いていくと考えています
大切にしたいお気に入りは見つかりましたか?
 

ワークショップという展開では、屋外だけではなく室内会場も盛況に。

今回のファーマーズマーケットでは、屋外広場の会場だけでなく、ウェスタ川越の室内、それも1階多目的ホール、2階活動室、和室をも会場にして、同時開催のイベントがありました。もちろんこれはたまたまではなく、ファーマーズに合わせて同時に開催しようという壮大な計画でした。

1階多目的ホールでは、雑貨・ワークショップイベント「Art made Garden」開催。

このイベントは、2017年8月に同じくウェスタ川越の室内で開催されたことは記事で伝えました。あの時の取材時に、主催者の比嘉さんと話しをしていたなかで、ファーマーズマーケットと雰囲気も合いそうで、今度ファーマーズと連携できたらいいですね、と話しをしていて構想を温めていましたが、そのタイミングとして2018年1月21日が最適だろうとコラボすることになりました。

ウェスタ川越の屋外広場には大勢の人がやって来ることが見込まれ、室内にも催しがあることで来場者の楽しみを増やそうという意図がありました。(室内会場があれば外の寒さから逃れられるという面も考慮)

屋外から室内への人の流れの導線が懸念されましたが、Art made Garden単独でチラシを制作して事前告知を積極的に行っていたこともあり、会場の室内左の奥へと続く通路を迷わず進んで行く人の流れが出来ていました。

室内には20以上のブースが並び、子どもから大人まで多くの人が楽しんでいました。


さらに室内は、「坐禅体験」と「川越ぷちyogaフェスタvol.2」開催。
■ウェスタ川越 2階活動室3
「川越ぷちyogaフェスタvol.2」
『2017年の夏に開催したyogaフェスタが今回も複数の有資格インストラクターによる様々なヨガレッスンを屋内施設にてリレースタイルで展開していきます。
ヨガが初めてという方や久しぶりに体を動かすという方、子供からシニアまで誰もが楽しく参加できます。ぜひこの機会にヨガにチャレンジしてみませんか?』
・10:00~11:00 足腰を鍛えるヨガ/FUMIKO
・11:15~11:45 ヨガの断捨離術/Midori
・12:00~13:00 呼吸に合わせてポーズを繋ぐフローヨガ/MAI
・13:15~13:45 初めてのマントラ/FUMIKO
・14:00~15:00 毎日できる簡単ヨガ&マッサージボールで柔らかい筋肉へ/YUKIKO
・15:15~15:45 ヨギーニの為の栄養学/MAI
・16:00~17:00 自律神経を整えるヨガニドラー/Midori
・17:15~17:45 お家でペットと楽しむアロマ知識&リラックヨガポーズ
・10:00~18:00  セラピスト/木元ヒロミ(各セッション30分)
アロマハンドトリートメント
センセーションカラーセラピー
香りのイメージング・ブレンドオイル作成
レッスンのスケジュールや内容は別のパンフレットやWebサイトにてご案内いたします。
「LoveLifeYoga」
https://www.facebook.com/love.life.yoga.kawagoe/



坐禅を担当した最明寺の千田副住職のコメントです。
『「くらしをいろどる」をテーマに、「心の豊かさ」という観点から坐禅指導のワークショップとしてお声がけいただきました。異業種の方々から誘っていただけるのは本当に嬉しいですね!
前回は約一万四千人が集まったFarmer’s Market。
今年はどんな祭典になるのか、今から楽しみですね!
未熟者ですが精一杯頑張ります!』

「最明寺」
http://saimyouzi.com/
川越水上公園近くにある最明寺。
最明寺は、今から750年前に建てられたお寺で、天台宗に属し本山は比叡山延暦寺。最明寺の千田さんは延暦寺で修行していて、2015年に川越に帰ってきてお寺の副住職に就いています。
現住職が川越市仏教会会長を務めていて、副住職の千田さんで55代目となる由緒あるお寺です。
室内では、「坐禅体験」と「川越ぷちyogaフェスタvol.2」が開催されましたが、この二つはもともと連携し合っているものを、今回はウェスタ川越で再現しようという試みでした。
最明寺では、定期的に坐禅×yogaのイベントを開催していて、yogaを担当しているMidoriさんが、ウェスタ川越で大規模な「川越ぷちyogaフェスタvol.2」を開催という形になっています。
ウェスタ川越でも和室と活動室を行き来して、坐禅×yogaというスペシャル体験ができました。
普段の最明寺のイベントでは、最明寺さんの特別な計らいで、本堂、というお寺で最も神聖な場所でyogaを開講している。
阿弥陀如来が祀られている本堂は、阿弥陀様のお部屋だと考えられているお寺にとって特別な場所。一般の人がお寺の本堂に足を踏み入れるのはなかなかできないことですが、しかし最明寺の千田さんは、
「神聖な場所だからこそ、一般の人に開放して触れてもらいたい」という思いを持っています。
写真が、坐禅×yogaの模様。
2時間ほどのイベントの内容は、前半坐禅会、後半yogaという構成になっていました。
坐禅の前には、阿弥陀様のお部屋を借りていることに感謝を捧げる意味も含めて、まずはお経をみんなで唱えることから始まります。
坐禅、という言葉は目にしたり様子を耳にしたりしたことがあっても、実際にお寺の坐禅会に参加したことがあるという方は少ないのではないでしょうか。
川越で坐禅の指導をしているお寺は少なく、馴染みが薄いものかもしれません。
坐禅はその文字の通り、坐る禅と書く禅の一種であり、心を落ち着かせるという狙いがあり、
一説には、お釈迦様が悟りを開いた際に坐禅を組んでいたことから坐禅が始まったとされています。
坐禅は、曹洞宗、臨済宗、その宗派によって種類は変わりますが、比叡山の天台宗の坐禅は最もオーソドックスでやりやすいものとされています。
坐禅にはいくつかの作法があるので、千田さんから詳しい話しが語られます。
坐禅は初めてという参加者が多く、興味津々の様子。
坐禅用の丸い座布団、「坐蒲(ざふ)」をお尻に敷いて座る。
本来は両足を両腿に乗せるのが坐禅の形ですが、
「今回は片足だけを乗せる組む半跏趺坐(はんかふざ)をやってみましょう」と参加者一同坐禅に取り組みます。
そして手の組み方は、足の上に置いて両手の親指を自然に合わせる形「定印(じょういん)」。
眼は半分だけ開く「半眼(はんがん)」で1メートル先を見ます。
坐禅中は 雑念を振り払い無心になるために、
心の中で数字を1から数えていき100まできたら、また1から数えていく「数息観(すそくかん)」を行います。
そして30分ほどの坐禅中は、
千田さんが参加者一人一人に雑念を振り払い集中するために行う禅定(ぜんじょう)の作法も事前にレクチャーしてくれました。
首の運動をしてから、いよいよ坐禅会がスタート。
坐禅中は、無心になるまで周りのことや小さい音などに気がとられますが、だんだんと集中が深くなってくるとゆったりした心持ちになって、周りの事が全く気にならなくなっていきます。
周りの世界が遠くなっていき、そうなってくると気持ちよくなってくる。
座布団があることで足が痺れることもなく、ただ座っているだけのはずなのに、体の中が温かく活性化していくような感覚になりました。
そして頭がすっきりしてきて、このままずっと浸っていたくなるような感覚に。
もう長い時間に坐禅しているような気でいたら、
千田さんの合図で坐禅終了、わずか30分弱とは思えない濃密な時間を体験しました。
参加者も、坐禅を始まる前と後とでは表情が違って、
「なんだかすっきりした」と話していました。
普段では味わえないゆったりとした世界に身を浸し、心も体も癒されるようです。
忙しい日常を送っている人ほど、坐禅の効用は大きくなるのかもしれません。
休憩を挟んだ後に、Midoriさんのyogaへという流れでやっています。
1月21日は様々なスペシャルが集まりましたが、ここにあるのはスペシャルな時間。参加者はゆるりとした時間に浸っていました。

 

屋外から室内へ。室内から屋外へ。さっきぐるりと見て歩いたはずなのに、改めて歩いて行くとまた違った川越の発見があったりし、いつまでも飽きない雰囲気がそこにあった。

飲食スペースの前にはステージが組まれ、音楽ステージを運営したのが、川越の音楽大学「尚美学園大学」。尚美学園大学の企画・運営により様々なアーティストたちが出演しました。


街を一つにと謳った時に、当然ながら「音楽」も重要なテーマであり、川越にとって音楽といえば尚美学園大学の存在は欠かせないもの。街と一緒になって何かを作るという姿勢も尚美ならではで、このイベントを彩り、盛り上げる音楽は尚美学園大学しかなかったと言えます。
★mofmof(もふもふ)
『オープニングを飾るのが、mofmofの皆さんです。即興パフォーマンス集団「ロクディム」のりょーちんと、即興パフォーマーの永田マミ、ピアニストの小西真理の、親子向け即興コメディ三人ユニットが繰り広げる歌あり、お話ありの楽しいステージです。
家族揃っての参加お待ちしています!
この他、アコースティックライブとして4人のミュージシャンが参加します。』
★ゆうけい
https://twitter.com/08uk15/status/896556105244868608
★市川大樹
https://twitter.com/daiki81201/status/939893205507522560
★佐藤稜真
https://youtu.be/aTNye4JTxUU
★仲真弘 https://twitter.com/beadyeye777/status/945284600447643648
『また埼玉県の高等学校から2校の軽音楽部が参加して、フレッシュで元気いっぱいのパフォーマンスを演奏してくれます。』
★埼玉平成高等学校
1.One side grilled meat 2.wiz
★国際学院高等学校
1.りこりす 2.Sky Blue(スカイブルー)
★大宮口琴倶楽部(特別ゲスト:石野ゆうこ)
『世界最古の口琴が発掘されたさいたま市(旧大宮市)から口琴文化を発信しようということで集まった『大宮口琴倶楽部』のお届けします。魔訶不思議な口琴の響きが古の世界へと誘ってくれるでしょう。特別ゲストには、石野ゆうこさんを迎えます。石野さんは、〝声職人″の異名を持つ、多彩な歌声をお楽しみ下さい。』

午後になっても人足は途切れることがなく、最初から最後まで賑わい続けた広場。

雰囲気が良くてずっと滞在していた人、ちょっと寄ったつもりがいつの間にか最後まで居たなど、広場で過ごす人が多かった一日。

みな、気づいていたのです。こんな夢のような川越の一日は、そうそうあるものではない、と。

思っていたのです、簡単に終わらせたくない、ここで噛み締めていたい、と。

出店者だってスタッフだってみな思っていたくらいなんだから。この夢のような広場の光景が、ずっと続けばいいのに、と。

半年の準備をかけた川越テーマパークは、無事に幕を下ろすことができました。

2018年1月21日は川越の街としての一つの到達点ですが、これはゴールではなく、はじめの一歩としなければならない。

次はもっと楽しく、魅力的な川越を見せる。次はもっと。

そうして輪が広がり、ここまできたのだから、次はもっと。

誰も想像し得ないものをきっと次も形にするでしょう。

夢の展開は常に前回を更新していく。

 

次のファーマーズマーケットとしては、2018年7月に蓮馨寺で夏の「川越Farmer's Market」を開催。ファーマーズと言えば蓮馨寺、と思っている人も数多くいると思いますが、緑茂る蓮馨寺というのは川越市街地で最高のロケーションであり、自然の中でファーマーズマーケットを開催と考えたらここしかない。夏は蓮馨寺開催が外せません。

境内に川越の魅力が大集結し、またみんなで川越LOVEの大爆発になるでしょう。

そして・・・

2018年の冬にはこうしてウェスタ川越・ウニクス川越で壮大な川越テーマパークが出来れば・・・という構想を温めています。

これからの川越も、いろんなところでいろんな動きがあるでしょう、それらが点在されるばかりでなく、一年にたった一日でもいい、一つの場所に集結すること。そんなイベントとしても、ファーマーズマーケットは在り続けると思います。

次はどんな川越を見せられるでしょう。

街を一つに。

 

「川越Farmer's Market」
https://www.facebook.com/kawagoefm