川越には、いろんなタイプのパン屋さんがあるけれど、
どんなときものようなパン屋さんが生まれたことは、やはり、
この街のパン文化の豊かさを表しているよう。
川越駅西口から歩いて7分、ウェスタ川越の一階正面玄関に入って、
右手奥に見えるのが外看板とカフェスペース。その先に入口が見えてくるパン屋さん、
2015年4月オープンしたのが「カフェ&ベーカリー どんなときも」さんです。
お店に並ぶパンは、常に50種類前後の商品を用意、季節に合わせた新商品も登場しています。
川越駅西口にはパン屋さんが少ないということで、地域の人にとっては待望の出店。
オープンから一年で、定期的に通う固定ファンもいて、着実に川越に浸透しています。
また、場所柄、ウェスタ川越のホールでイベント開催、
南公民館で講座や教室、イベントがあれば、
どんなときもでパンを購入することが多く見られるという独特の流れがある。
塩バターパンは、どんなときもで圧倒的人気を誇る看板商品。
バ ターロールは、バター風味のふんわりとした食感のロールパン、
サクサクした食感と ジュワッとバターの風味が香る食事パンです。
「ときも」が刻印されているときもあんぱんは、
つぶあんとホイップクリームの絶妙なハーモニー。
ときもクリームパンはカスタードとホイップクリームを贅沢に詰め込んだもの。
カリカリカレードーナツは豚と牛の合い挽肉を使用し、
表面をカリカリに仕上げ たカレーパン。お昼時には、あっという間に完売する人気パンです。
他にも、アンドーナツ、ごま団子ドーナツ、プチレーズン、メロンパン、
フランスデニッシュは、外は「カリカリ」中は「もっちり」の食事パン、
スライスして、ハムやレタスなどでサンドイッチにもお勧め。
チーズデニッシュ、クリームデニッシュ、
ミニクロワッサン、チョコクロワッサン、ジャンボン・フロマージュといったパンもあります。
初夏のパンとしては、
ベーコンダイスや北海道産じゃがいも、パセリを練り込んだ生地で包み、焼き上げた、
ベーコンポテトフランスパン。
ベーコンをはさみ、鮮やかなグリーンのそら豆とチー ズをのせ、スティック状のそら豆ベーコンパン。
サクサクの生地にチーズとベーコンを混ぜ込み、
ごまとパルメザンチーズで香ばしく焼いたスティックチーズデニッシュ。
菜の花のクロックムッシュ風、などなど。
焼き菓子としては、さつまいもを使ったお菓子を中心に。
川越いもクッキー (プレーン)は、
川越産のさつまいも(シルクスイート、 紅はるか)を生地に練りこんで、優しい味に焼き上げている。
川越いもクッキー(塩)は、川越いもクッキーに岩塩をのせて、焼き上げたもの。
いもちょこクッ キーは、生地にさつまいもを練りこみ、
チョコチップを混ぜ込んで、ひとくちサイズに焼いたものです。
小江戸の月は大人気のさつまいもチップス。
「時の鐘」の上に見えた美しい満月にちなんで名づけられました。
いも松葉は、ふんわりとした黄色と緑色の2色の生地 でカボチャ餡を包んだ、カラフルな楽しいパンです。
パンに焼き菓子に、たくさんの種類があって選ぶ楽しさがあるどんなときも。
どんなときもにまつわるビッグニュースといえば、
2016年5月29日小江戸蔵里で開催、「川越パンマルシェ」出店が決まったことでしょう。
2016年5月29日(日)「川越パンマルシェ」
11:00~16:00 11:00販売開始 12:30各パン屋商品追加
小江戸蔵里 川越市新富町1-10-1 川越駅より徒歩15分※雨天決行
【川越のパン屋さん】
・善太郎
・パンのかほり
・ベッカライ0044
・パン工房 クローバー
・ブーランジェ リュネット
・BREADMAN
・WACCI
・カフェ&ベーカリー どんなときも
・ベーカリークレープ
・川越ベーカリー楽楽
【ゲストのパン屋さん】
・いちあん(所沢)
・麦兵衛(所沢)
・MAHOROBA(狭山)
・パン工房ぬっく(所沢)
・ブーランジェリー キシモト(所沢)
・co-mame bakery(新座)
・PANYA NO TAKESAN(戸田)
・ベーカリーキッチンズ オハナ(本庄)
【パンの仲間たち】
・CAFE ANTI (おからドーナツ)
・野々山養蜂園 (天然はちみつ)
・UPPER EAST SIDE (ホットドッグ)
・BurgerCafe honohono (ハンバーガー)
【雑貨店】
・tenori
・ATELIER RAWA
【ワークショップ】
・パンモチーフのクラフトワークショップ 高橋 由紀 ・武田真理恵
・パンがある暮らしのためのワークショップ パンコーディネーター協会
【イベント】
・チャリティ 親子で楽しむ棒パンBBQ
(2015年第4回「川越パンマルシェ後編」
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12034416581.html )
どんなときもはこれまで、ウェスタ川越広場で開催された、
2015年9月の「矯正展」や11月の「県民ふれあいフェスタ」といったイベントには出店していましたが、
パン屋さんが集まるパンのイベントに出店するというのは今回が初めて。
イベント出店が決まり、スタッフは皆とても楽しみにしているそう。
川越にお店を構えるパン屋さんとしてどんなときもが出店することで、
川越にはいろんなパン屋さんがあり、それぞれに個性があって、多様性があることを感じてもらえるはず。
どんなときもを運営しているのは、社会福祉法人皆の郷です。
皆の郷という名前を知らなくても、同じく皆の郷が運営している川越いもの子作業所のことは、
川越の人ならどこかで目にし、耳にしたことがあると思います。
社会福祉法人皆の郷は、障害を持った仲間たちが働く作業所として1987年に生まれました。
『障害の重度、軽度または種別を問わず、埼玉県川越市の地域の中で、
労働・生活・文化・経済、その他あらゆる場面で機会を得て、
障害者も1人の人間として自立していけるよう支援していく」という理念のもと、
各事業の運営を行っています。
川越いもの子作業所は現在、第1、第2、第3作業所まであり、
【生活介護】
生活介護事業が必要な利用者に対し、
木工作業やリサイクル作業、公園清掃、花販売、製袋作業等を行い、
その人らしく生き生きと楽しく働けるように支援します。
【就労継続B】
就労や生産活動の機会を提供します。木工作業やリサイクル作業、清掃、花販売、製袋作業を通して、生産活動に必要な知識や能力の維持向上を図り、たくましく豊かな人生が築いていけるよう支援します。
【就労移行支援】 (20名)
一般企業への就職を希望する方に対し、必要な知識・能力を養いその人らしく働くことのできる職場への就労・定着を図ります。
給食施設を利用した周辺地域への給食の提供および配食サービス、
また市や大学、入所施設の清掃・メンテナンスなどを行います。
【生活訓練】
障害に関わらず地域生活に移行できるように、段階的に通所、訪問を組み合わせ支援を行います。食事・排泄・更衣などの日常生活動作、洗濯・掃除・炊事などの家事動作、買い物・金銭管理・公共交通機関の利用等、日常生活に必要なスキルの獲得を支援していきます。
他に、「第2川越いもの子作業所」(生活介護・就労継続B型・重度心身障害児者通園事業)、
「第3川越いもの子作業所」(生活介護・就労継続B型)の3施設を中心にして事業を行っています。
この他第2川越いもの子作業所の出張所として
「川越いもの子製麺」、「福祉の店アトレ」、ケアホーム四棟、
入所支援施設(入所支援・短期入所・生活介護・就労移行・自立訓練)まで運営している。
皆の郷の発端は、
1985年頃、当時の川越市は障害を持った人たちの働く場がほとんどなく、
特に重度の障害を持った人たちは、学校を卒業してもどこも行き場がありませんでした。
「どんなに障害が重くても働きたい。生まれ育ったこの街で暮らしたい。」という願いのもと
「川越いもの子作業所」は誕生しました。
1986年2月川越いもの子作業所をつくる会発足。
1987年4月無認可障害者小規模作業所「川越いもの子作業所」を川越市下松原に開所。
木工作業を開始。「川越いもの子作業所をささえる会」に名称変更。
11月廃品回収、缶プレス作業開始。
第1回チャリティバザー開催。
1988年4月東田町の市有地に移転。
7月第1回チャリティコンサート。
1989年 9月 建設候補地決定 国に認可施設申請書提出。
11月反対運動起こる。
1990年2月住民の同意得られず、建設候補地断念。
7月笠幡に建設地決定 認可の内示おりる。
9月「3千円1万人運動」開始(1991年5月目標達成)。
1991年3月社会福祉法人「皆の郷」認可。
6月 「川越いもの子作業所」開所。
木工作業とアルミ缶のリサイクル作業を始める。
仕事としては、会社の下請けだけだとノルマに応えられないことも多々あるし、利益も小さい、
自分たちが主となって仕事をしなければと展開して、
設立の場所である笠幡の第1いもの子作業所では木工や空き缶リサイクルなどの仕事、
今成にある第2いもの子作業所は煎餅やうどん製造、
東田町、寿町にある第3いもの子作業所は手漉き和紙、焼き菓子制作などと、
それぞれに特色を出して仕事をしています。
なぜ、皆の郷は川越にパン屋さんを開くことになったのでしょう。
今から遡ると、かなり以前から話しとして生まれていたのだそう。
どんなときもが開くまで、というのは、
言い換えればウェスタ川越がオープンするまでという話しとイコールで、
川越の人ならあの広大な敷地にウェスタ川越が出来るまでの長い月日を覚えているでしょう。
2008年頃のことです。
もともと川越市が市内の施設に福祉喫茶を開く計画を立て、
福祉施設などにお店をやらないかと呼びかけていった。
手を上げた法人がプレゼンし、皆の郷が発表したのが、カフェとパン屋という内容でした。
結果、皆の郷の案が通り、カフェとパン屋を始めることになった。
ウェスタ川越のオープン計画自体に紆余曲折ありつつも、
いずれオープンする日を見据え、
2012年頃、皆の郷の中では新しく開くお店は
焼き菓子を制作している第3川越いもの子作業所が運営することが決まりました。
パン作りに関しては製パン会社のサポートもあり、
寿町の第3いもの子作業所に社員が来て教えてくれ、覚えていきました。
そして、
第3いもの子にいた職員の菊地さんが店長として「カフェ&ベーカリーどんなときも」に赴任し、
以来ずっと店長としてお店全体を見ています。
ちなみに、第3川越いもの子作業所は就労継続B型で、障害が重い人たちが働いているところで、
どんなときもは、就労継続A型の事業所で、障害が軽い人が働いています。
A型というのは、一般就労が難しいけれどそれに近い形の働き方で、通勤も自分達で通って来ている。
どんなときもで働いている人は、知的障害、精神障害、身体障害の人たちで現在11人、
他のいもの子作業所で働いていた人に、新たにここで採用した人、様々な人が集まっています。
11人が販売、厨房、カフェの3つの仕事を持ち回りつつ分担し、
それに、職員が10人以上とパン職人が1人いてお店を運営しています。
店長の菊地さんは、オープンからの1年間で、
障害を持っている働いている人たちの姿、表情ががらりと変わったことを実感しているそう。
「この一年でみんな成長し、苦手な部分をそれぞれがフォローし合って、
仕込みの部分はもう職員がいなくても任せられるくらいの実力はつきました」と話す。
さらに、
「仕事へのモチベーションがみんな高くて、
働くことが楽しくて楽しくて仕方ないというようなことを口にするんです」。
一般就労していた人がつまづいてここに来た人もいる、
当初は、『いらっしゃいませ』と言うこともできなかった人たちが、
今では積極的に声を出すようになった。
一年前とは別人のようで、菊地さんからしたら、
「出勤してきた時の表情が以前とは全く違う」。
パン屋さんは外からのイメージとは裏腹に肉体労働で大変な仕事です。
一般の人だって長く続かないで辞めてしまう人がいる業界でもありながら、
驚いたことに・・・どんなときもで働いている11人、今まで一人も辞めていないのだそう。
ここで働きたい、そういう声を聞くことができたのがこの一年の結果で、
ここで働くことが生きがいに繋がっている。
どんなときもで焼いたパンは、
ウェスタ川越近隣の会社や公共施設などにもお昼時に販売に赴いていて、
毎日のようにいろんな場所に出張出店している。
その経験もまた、社会との接点となってやりがいに繋がっているという。
他にも、寿町の第3川越いもの子作業所でも販売していて、
いもの子のチャリティーコンサートやチャリティーバザーで販売しています。
また、今では保育園の給食に卸すようにもなっている。
厨房では、お昼の時間に向けて、次から次へとパンを仕込み、成形していくスタッフたちの姿が。
窯に入れられたパンは、じっくりと焼き上げられていきます。
どんなときも、このパン屋らしからぬ?店名はどのようにして名付けられたのでしょう。
お店オープン前に、法人内の職員、利用者、保護者の投票により決められたそうですが、
地域に愛されるパン屋さんになって欲しいと願いを込めた店名が様々寄せられ、
中でも、川越市のサポートがあることを踏まえ、
やはり、川越のマスコットキャラクター「ときも」を意識した人が多かったという。
「ときも」を店名に入れ込むアイディ、
一番多い店名だったのが、「どんなときも」だった。
・どんなときも美味しいパンを!
・どんなときも障害のある人が主人公で働ける場を!
・どんなときも障害のある仲間が集える場を!
さらに、ときもを入れ込む込むことを意識したのは、実はもう一つの理由があった。
どんなときものお店は、
社会福祉法人皆の郷が運営しているということ、川越いもの子作業所のことは、
表には全く出していません。
現在お客さんとして通っている人も、皆の郷が運営していることを知らない人は多いでしょう。
それはあえて出していないことで、しかし、皆の郷が運営している事実は大事にしたい。
店名にひっそりと、自分たちのアイデンティティーを潜ませていたのです。
その秘密は・・・
店名のどんなときもをアルファベットで書くと分かる。。。
(ショップカードは、第3川越いもの子作業所で作られている手漉き和紙による)
この並びを一文字ずつよく見て見ると、最後の3文字に目が止まる。
IMO。
川越いもの子作業所のイモが現れた。。。
いもの子作業所の利用者や職員からなるロックバンド、
「IMO(アイエムオー)楽団」はまさにこの綴り。
IMO楽団による春一番コンサートまでの道のりは以前伝えました。
(「IMO(アイエムオー)楽団」川越いもの子作業所から生まれたロックバンド
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12141853759.html )
IMO楽団ウェスタ横のウニクス川越で演奏していたことがあります。
(ウニクス川越前、IMO楽団のライブ)
また、川越いもの子作業所は、
ウニクス川越広場で行われている「にぎわマルシェ」にはお馴染みの出店。
紐解くと、ウニクス川越、ウェスタ川越共に縁がある川越いもの子作業所。
イベントがあれば、ウェスタ内のどんなときもにも多くの人が訪れ、
カフェスペースは小休止にもってこいの空間なので、お互いに相乗的な関係になっています。
カフェスペースに、お店の入口に、
どんなときもの店舗のアイキャッチ的に必ず目に入るのが、チョークアートの看板。
黒板にカラフルな絵を描くチョークアート、
これは、川越のチョークアート作家「チョークピット」さんに制作してもらったそうで、
「チョークピットhttp://chalkpit.biz/ 」
そして看板を立てかけるイーゼルは、笠幡のいもの子作業所で制作したというコラボ作品なのです。
入口でパンの温もりを伝えている看板。
さらに、カフェの壁面には川越いもの子作業所の「Studio IMO」の人の絵画作品が展示されていて、
さりげなく、しかし太く強く、いもの子との繋がりが随所に感じられるどんなときも。
作品は、定期的に替えられて発表の場となっている。
どんなときもがある川越駅西口は、飲食店がそれほど多くなく、
ゆっくりできるカフェとなると皆無に近い。
ただ、今ウェスタ川越がオープンし、どんなときもがカフェとして使えることは
まだまだ川越で知られていない事実でしょう。
パン屋内にあるイートインスペースは購入したパンを食べるというのが前提だと思いますが、
どんなときものカフェスペースは、パンを買って食べる場所として、
そして、珈琲だけを飲むような「カフェ」としても利用できる。
珈琲は、ブラジル産とコロンビア産を使用。
パンと珈琲、それぞれの美味しさが引き立つように、やや苦味のある珈琲を提供している。
コーヒー
アイスコーヒー
カフェアメリカーノ
カプチーノ
カプチーノ
カフェラテ
カフェラテ
カフェモカ
カフェモカ
キャラメルラテ
キャラメルラテ
抹茶ラテ
ココア
アイスティー
ミルク
紅茶
100%オレンジジュース
100%アップルジュース
アイスクリーム
プレミアムバニラ、
プレミアムチョコレート、
紫いも、
さつまいも 、
地域から生まれる素材を採り入れることも意識するどんなときもは、
また、河越抹茶としては、抹茶あんクッキーデニッシュがあります。
カフェスペースは、カフェ不毛の西口で、まさにオアシスのように使われていきそう。
普段使いの場に、あるいはウェスタ川越の大規模イベント時にも休憩スペースとしても可能性を感じる。
ウェスタ川越といえば、その広場の広さを生かして、
市や県が大規模なイベントを主催し始めている場所で、川越の情報発信地となりつつあります。
2016年1月には川越市主催の「小江戸川越農産物と食のまつり」が行われ、
一万人ほどの人出で賑わいました。
(前編 第一回「小江戸川越農産物と食のまつり」2016年1月31日ウェスタ川越
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12124147126.html )
屋外広場がメイン開場でしたが、室内でほっと一息つく場としてどんなときもは利用できそうで、
今後、ウェスタでイベント開催する時には、室内にカフェがある案内をし、連携していきたいところです。
他にも、彩の国カレーなる闘いも今後もここで開催されていくと思うので、
どんなときものカフェ空間は欠かせないスポットになっていきそう。
(「彩の国カレーなる闘い第1回大会in川越」2016年3月26日、27日ウニクス川越
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12145057117.html )
さらに踏み込んで言えば、障害を持った人たちは、
街の他のカフェに入ることが気が引けてできない場合が多い。
だけど、どんなときもには、
他のいもの子の仲間たちがふらっとやって来てはパンを食べていることもあるのだという。
ここには知っている仲間がいて、気軽に立ち寄ることができる。
障害のある人たちが集える場という意味で、
今までの川越になかったパン屋、のみならずカフェであると言えます。
おっと、先ほど厨房で仕込みから窯に入れられたパンたちが、ついに焼きあがったようです。
湯気を立てたパンが出されては、すぐに店頭に並べられていきました。
店長の菊地さんは、障害のある人たちが仕事を通して、生き生きとしていく様子を見るのが楽しいと言う。
お客さんとのやり取りから自信をつけ、笑顔が増えていって、生きがいにまでなっていく姿。
ここで働く障害のある人たちは、よくこう口にするのだそう。
「ここで働きたい」
「ここの仕事が楽しいです」
障害を持っている人がここまで生き生きと働いている姿を見て欲しい、菊地さんは話します。
「もっと働きたい」その意欲に圧倒されることもしばしば。
仕事が、パン作りが、楽しくて仕方ない人が作るパンが、美味しくないわけがない。
どんなときも美味しいパンを!
どんなときも障害のある人が主人公で働ける場を!
どんなときも障害のある仲間が集える場を!
「カフェ&ベーカリー どんなときも」
川越市新宿町1-17-17(川越駅西口から徒歩約7分)
ウエスタ川越1F
10:00~18:00
※ホールのイベントにより、営業時間が変更になる場合があります。
不定休
TEL:049-248-1137
FAX:049-248-1138