2016年7月3日「川越Farmer’s Market」に向けて人と人を繋ぐ旅へ。。。 | 「小江戸川越STYLE」

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「時が人を結ぶまち川越」
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川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

7月3日の川越Farmer’s Marketに向けて、人と人を繋ぐ旅はすでに始まっている。。。

もう?と思われるかもしれませんが、

濃い空間を創るためには今から動かないと実現しないものが多いです。

また、この林に帰ってきた。。。

以前来た時は12月13日前の川越Farmer’s Marketの打ち合わせでしたが、

あの時からまた林は姿を少し変え、春の訪れが確かに木々に宿っていて、

木々たち自身に期待に満ち溢れた表情がありました。

やっぱりこの場所は独特、店内にも森の精がいるんじゃないかと思う空気感で、

迎えてくれたシボネボルケのももさんと顔を合わせ、あ、いや、ももさんがそうなのだった。。。

『しあわせのパン』という小説(映画も)があって、

あそこに出てくるカフェマーニは、世界の理想郷のような場所だったけれど、

あれを現実に具現化したら間違いなくシボネボルケでしょうね。




12月のイベントの出店お疲れ様でしたなどど挨拶しつつお昼ご飯をいただく。

体が喜ぶというのはまさにこのことで、

野菜たちの元気のよいことよいこと、

大根スープが体に入れば細胞が歓喜の声を上げ、

パンの味わいがじんわりと染み込んでくる、

おしまいにイチゴのデザートで静かな時間を過ごして余韻とともに幕は閉じていく。

絶対に誰にも真似できない魔法を使ってももさんは料理を拵える。

いや料理というんじゃない、自分の分身を一皿に切り落としているのだ、そんな料理。

癒される、なんて言葉があるけれど、シボネボルケは癒されない、

自分がどう感じ、どう過ごすのか、全ては自分次第で自分の意志に委ねられているのだ。

川越にシボネボルケがある意味って、本当に凄く大きいことじゃないかな??


また次回の川越Farmer’s Marketに出店してもらいたいと内心思いつつも、

焼き菓子に自分を切り落とす作業や

そもそもお店を休んで蓮馨寺までやってくる労力などを考えると、

ももさんに無理強いはしたくない。

どういう形なら関われるか思案しながらシボネボルケにやって来たわけですが、

ももさんがふと漏らした一言、

「どこかで夏子の演奏したいんですよね」を聞き逃さなかった。

ももさんは多彩な人で、『夏子』というバンドで音楽を演奏する人でもある。

川越では川越スカラ座で演奏したことを憶えている人はいるでしょうか。

川越スカラ座で上映された
『メリエスの素晴らしき映画魔術』&『月世界旅行』(同時上映)において、
2013年4月10日15:15の上映回で夏子が生演奏を行っていました。
演奏:夏子(ギターとタイコなど)
夏子/漫画家の松田松緒と詩人の左桂ももの、にわかユニット。


川越Farmer’s Marketの音楽でどうだろう?と提案したら、興味を示してくれました。

7月3日は出店者ではなく、演奏者で登場するかも。

実現したら幻のライブが3年ぶりに川越復活です。

前回の焼き菓子出店も、次回の音楽演奏も、

シボネボルケが出てもいいなと思える場を作れていることは、少し誇りでもあります。

それに、渚出版も引き続き出店してもらいたいところです。

(「かいとりぼん」渚出版第一弾作品集 シボネボルケ左桂もも

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12100929034.html

そうそう、シボネボルケの林のお昼ごはん(お昼ごはんのセット)がしばらくの間、おやすみとなります。
食事は軽食の用意があり、

*金子さんの地粉の天然酵母パントースト、

バタートースト、ヒマラヤ岩塩とオリーブオイル、手作りジャム、シナモンシュガー、チーズ。

*季節の地野菜のポタージュ

その他、地粉を使った手作りの素朴なおやつたちも、いろいろと用意しています。


お店の奥には色とりどりの花が。。。

シボネボルケの中庭で出張花屋、『花市』を開催していたのが、

川越八幡宮近くに新しくできた花屋「KONOHA」さん。






KONOHAさんはシボネボルケで花のワークショップ、花部を開いていて、

店内でKONOHAさん作の植物アクセサリーも展示販売している繋がりがある。

出張花屋という形は今回が初めてだそうで、

様々な花をシボネボルケに連れて来ていました。


KONOHAさんは、3月から営業日を土曜日~水曜日に拡大するそうなので、

平日行けなかった人もぜひ訪れてみてください。

7月の川越Farmer’s Marketでも、KONOHAさんのお花のワークショップ開催が決まったので、

これから詳細を詰めていきます。


(「KONOHA」はながすきすぎる

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12116166208.html


シボネボルケで腹拵えしたら、川越所沢線を南下、

川越Farmer’s Market出店者であり、しろつめ雑貨店がある所沢カクイチさんのガレージで、
偶数月の最終日曜日にしろつめが主催で開催している市、

ユルイチが2月28日に開催されていました。

川越Farmer’s Marketのフライヤーのデザインを担当してもらっているのがしろつめ雑貨店のそらさんで、
あのお野菜の絵は、そらさんの直筆画なのです。





ハンドメイド雑貨に植物に、今回特に多かったのがワークショップ。

楽しい体験があちこちででき、多くの人で賑わっていました。
子どもたちに人気だったスイーツデコは、Farmer’s Market的にも、らしくて取り入れたいところ。






ちなみに、しろつめ雑貨店主催イベントである、「川越ハンドメイドの雑貨市」が

4月16日(土)、17日(日)に開催されます。そちらもぜひ楽しんでください。

(「川越ハンドメイドの雑貨市Vol.4」2015年9月19日、20日初の二日間開催

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12076427529.html


手作り体験といえば、次回ももちろんお味噌作り教室を開催しますが、

もう一つ、大きな話題になるだろう食にまつわる教室を開講します。

それが、和菓子の上生菓子作り教室です。

季節感をふんだんに採り入れながら、上品な味に仕上げる上生菓子は、

これがあってこそという、和菓子店を和菓子店たらしめているお菓子でもある。

お茶の席に欠かせないもので、もちろん生感を好む方は普段からこちらを選ぶ。

季節を感じさせる、あるいは季節そのものというところがFarmer’s Marketに合っていて、

例えば秋なら、柿や萩、菊の花、紅葉、水面に映った月など、

これぞ日本の美というお菓子は、見ているだけでも楽しい。。。

上生菓子作り、川越でもめったに体験できませんが、初開催に漕ぎつけました。

教えてくれるのは、南大塚にある「四季彩菓ふじ乃」の川上さん。




(ふじ乃の秋の上生菓子)

夏の教室は涼しげなお菓子になりそうで、二つのお菓子を作る内容で進めています。

また日にちが近づいてきたら募集開始します。

(「四季彩菓ふじ乃」一つ一つ、手作りの和菓子を

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11549814934.html


川越Farmer’s Marketの音楽演奏に出演してくれている、のみならず、

川越Farmer’s Markeのテーマソングである「HARVEST」を制作し歌ってくれているLiLoさん。
これまで、デイリースタンドコポリさんやピケニケさん、Agostoさんといった人気店に招かれ、

お店とコラボしたLIVEを開催することが多かったLiLoさんですが、

いよいよ川越で自身の音楽イベントを立ち上げることになりました。

(2016年2月Agostoさよなら会でのライブより)
その場所として選んだのが・・・
小江戸蔵里の大正蔵八州亭。
かつての酒蔵が現在はレストランとして利用されている場所で、
蔵内の音の響き、食事を楽しみつつ音楽を聴ける、
まさに川越のブルーノートとして大人の雰囲気を楽しめる空間です。

以前から、LiLoさんの音楽性を考えると、

川越の中で特にこの場所がいいのではないかと提案していた経緯もあり、
もちろん、このイベントを応援します。
食事やお酒を楽しみつつ、音楽に酔いしれてください。。。

『KOEDO ♪ NOTE KAWAGOE vol.1』
(コエドノート カワゴエ)

2016年4月17日 (日)小江戸蔵里 内 まかない処大正蔵
レストラン「八州亭」
埼玉県川越市新富町1-10-1

OPEN 17:00
START 18:00(~20:00)
入場料 ¥500 + ORDER※中学生まで入場無料です。

出演:(敬称略 順不同
LiLo(Vo&Gt) / 飯田理乃(Vn.)/
野津昌太郎(Gt.) /糸永衣里(Vla.)

※ライブは事前予約制です。
下記『ご予約先』電話番号までご予約の上、お越しくださいますようよろしくお願いいたします。
ライブ当日は空席があれば入場可能です。
ご予約先:八州亭へ直接(049-228-1785)

※共催:株式会社まちづくり川越
※special thanks:下北沢 LIVE BAR BIG MOUTH

問い合わせ先
コエドノートページまで
https://www.facebook.com/KOEDO-NOTE-Kawagoe -コエドノート…/timeline


さらに川越Farmer’s Market音楽部門。

その30分間、会場の蓮馨寺境内は、穏やかで幸せな空気が満ち満ちているはず。
「帽子屋トーリ」さん出演決定しました。
帽子作家である帽子屋トーリの斉藤麻希さんは、

もう一つの顔があって、ウクレレで弾き語りをする人でもあります。


(「帽子屋トーリさんのちくちく帽子作りVo.2」『自由でいいんだよ。素敵だなあ』http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11880257613.html


実は、2014年10月に開催した小さな室内イベント

「川越収穫祭」でもウクレレで歌ってくれていたんです。
川越Farmer’s Marketが生まれる前、まだ形作られる前の、雲を掴むような手探りの時に、

でもこういう雰囲気じゃない?と声をかけたのが、トーリさんでした。
そう、あの時から既にLiLoさんも出演してくれていて、ここで立ち返って、
もっともピュアな選択だった、もっとも川越Farmer’s Marketだろうという初期顔ぶれを再び提案します。

帽子屋トーリさんが、川越で展示会を開催したことを憶えている方はいるでしょうか。。。
2014年6月、川越駅近くにある旧グリーンクラフトで開催した、
「うみの音かぜの音」というトーリさんの作品展示会のことです。
トーリさんらしい自然感溢れる帽子は、
帽子というより自然そのもののよう。
見ていると、被ってみると、
まさに、うみの音、かぜの音が聞こえてくるようでした。

あの展示会はとても印象深く、引き寄せが半端なかった。。。
トーリさんの帽子たちに誘われて、展示会にはさまざまな人が訪れていて、

偶然の出会いや再会があちこちにあったり、

ずっと会いたかった人ともここで会えたという声が上がっていたり。
なんでこんな出会えるのだろうという不思議さ。。。
トーリさん、さすが人を呼び寄せるなあとしみじみしたものでした。
あの時は帽子の展示だけでなく、トーリさん作の雑貨や絵本も展示され、

そして・・・自分で作った歌もウクレレを弾いて歌ってくれたりもして。
うみの音に聞き入るように、
かぜの音に耳を澄ますように、
みんなで演奏を聴いたことが懐かしい。
7月3日の演奏を楽しみにしてください。


川越Farmer’s Market的休日の遊び方。

2月、出店者&スタッフが集まって、同じく川越Farmer’s Market出店者である

「川越いちご園すじの園」のところに表敬訪問・・・という名の川越遠足に出かけました。
1月のウェスタ川越のイベントでもあっという間に完売したすじのさんのいちご。

園があるのは初雁球場を越え、あぐれっしゅ川越裏手にあるハウスです。

すじのさんの記事のアクセスもとにかく凄いです。

(「川越いちご園すじの」川越の貴重で極上のイチゴとイチゴ狩り

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11992214560.html


やはり、「川越唯一のいちご狩りができる園」というインパクトは大きいよう。

ケーブルテレビ「ちょっ蔵お出かけ!まちかど情報局」で取り上げられた効果も大きかったそうです。
(ちなみに、7月3日の川越Farmer’s Marketにみかねぇと八っちゃんがやって来ます)

川越いちご園すじのさんは今年で2シーズン目となり、

多くの人に知られて、連日お客さんが殺到しています。
ハウス内に入ると冬であることを忘れるくらいの暖かさの中、
栽培している品種は紅ほっぺに章姫(あきひめ)。
この日やって来た顔ぶれは、7月3日に出店してくれるルアンジュさんや

いつも応援してくれているバウムクーヘンノリスケさんなどなど。







30分食べ放題で、もうお腹一杯になるまでいちごを食べ続けました。
さらに一つ付け加えると、
すじのさんのいちごの花の受粉のために飛んでいるミツバチは、
川越Farmer’s Marketの野々山養蜂園さんのミツバチです。

その後は、川越市役所近くにある「おおわだ」さんで太麺焼きそばで昼食、
さらに、時の鐘がある鐘つき通りにある「Lightning cafe」さんでまったりとカフェタイムを過ごしました。
Lightning cafeさんは、7月の川越Farmer’s Marketには都合が合いませんが、

今後出店してくれるかもしれません。。。どういう展開になるでしょう。
という川越を満喫した一日。川越のいちご狩りはかなりお勧めです。


今年5月にオープン予定のお店の方から、
「料理に川越野菜を積極的に採り入れたいので、

ぜひ川越Farmer’s Marketの農家さんを紹介してください」という依頼が来ました。

季節ごとにいろんな種類の野菜を使いたいということで、利根川さんを紹介。
この日、お店を始める勝田さんと川越の農家の利根川さん、

初めての顔合わせをセッティングしました。

お店を開くのは元町一丁目、札の辻から市役所に向かう通り沿いで、洋食屋となるようです。
お店の場所から利根川さんの畑まではそんなに離れていないので、

新鮮なお野菜がお料理に使われますね。
それにしても、

農家と直で顔を合わせた関係を築きたいというお店の方が普通に現れるようになるなんて・・・
こういう光景が見られるようになるなんて、

川越Farmer’s Marketを始める前は夢にも思っていませんでした。

川越Farmer’s Marketは単なるイベントじゃないんだな、と思います。


川越は今、個性溢れる個人店が続々とオープンしていて、
それが川越が注目を浴びる一つの要因でもありますが、
中でも多彩な個人飲食店は川越の大きな魅力。
あのお店が好き、
川越でお気に入りのお店は皆さんいくつも胸に秘めているのではないでしょうか。
そして、お店を思い浮かべる時にちらりと頭をかすめて欲しいのが、

川越の飲食店を支えている川越産農産物。
今、川越の農家さんは来たる季節に向けて種を蒔いている時期で、

7月の川越Farmer’s Marketなら、ぜひ絶品とうもろこしを楽しみにしていてください。
7月3日前はとうもろこしを他で購入するのを我慢して蓮馨寺で買って欲しいくらい、

美味しいとうもろこしが集まってきます。

通常なら、畑に設営する直売所のみで販売されているようなとうもろこしが、

それだけで完売していたとうもろこしが、
農家さんがわざわざ蓮馨寺まで持ってきて自身で販売する。
知る人ぞ知るとうもろこしが、市街地の人が味わえるようになった、
これは川越で今までなかった、川越Farmer’s Marketが起こしたある意味事件なんです。
7月3日の蓮馨寺には、

川越の人気飲食店に雑貨店に、作家さんに、様々なワークショップに、音楽に、

いろんなお楽しみがありますが、なにより、

農産物の素材をシンプルに味わうこと、それに適うもの、

それ以上のお楽しみはないはずと確信しています。
暮らしを丁寧に、突き詰めたらやっぱり地域の農産物に行き着く、
川越のことを想い続け、それが川越Farmer’s Marketが出した答えです。

さあ、夏野菜に向けて、川越の畑は忙しくなっていきます。。。!


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