こんばんは。
連休ですが、11月とは思えない夏日が続いていますね。
未だに、外歩きの時さえマスクをしていた私も、
あまりに暑くて、この日は脱マスクしました。
半袖になりたいほどでの気候でした。気温は24度ぐらいです。
酸素がおいしくて、何よりたっぷり息が吸えました！
この後、有難いお話を拝聴して勉強して、苺ショートケーキを
食べて帰ってきたのは内緒です。
さて、
今年の発表会を振り返ってみました。
生徒さんのお家の方が送って下さった動画を参考に、
少しずつ止めながら、たくさんの「目標」を書き出しました。
まず、最初の選曲の時に
「今年は、長く続いたコロナ禍のストレスを吹き飛ばして、
弾く人も、聴いて下さる人も笑顔になれるように、何よりも楽しく！」
と、ジャンルを問わず、今まで選んだことがなかった
ポップスなども取り入れたらどうかなと、考えてみました。
ただ、小学生～中学生までの生徒さんは、基本を作るとても大切な時期
なので、クラシックも必ず一曲弾いてもらいました。
数年前から、ストリートピアノが多くなって、誰でも弾ける場所が
増えてきました。個性的にペイントされたピアノもあって､
まるで音楽と美術が、一緒に楽しめるようです。
以前、店内にあるストリートピアノでショパンの「幻想即興曲」op66を
弾いてみたところ、一瞬チラッと見ている方がいらしたぐらいで、
特に反応はありませんでした。
通りすがりの聴衆の方の反応は、やはり1番の勉強になります。
正直に反応して下さるからです。
そこで、もしかしたら、？と思い立って
「千本桜」を暗譜が不安定ながらも、思い切って弾いてみました。
だんだんリズムに乗ってきて、左足でリズムを刻み始めたところ、
小学生ぐらいの女の子が小走りで来てくれて、身を乗り出し、
「すごーい！」とピアノの横で聴いてくれました。
「これなんだ！」と思い、
プログラムに早速、ポップスを取り入れました。
男の子、小学校高学年の女の子、中学生、成長した生徒さん。
それぞれ「弾きたいポップス」があっと言う間に決まり、
最初は曲が長すぎて、くり返すメロディーはカットしようかと、
悩んだこともありました。
直接になると、和音を単音にして完成度を上げることに決めたり、
やはり、リピートも1番カッコも弾きたい、それが本当のこの曲だから、
と頑張った生徒さんもいました。
お家の方も連弾で参加して下さり、
「もうずっと弾いてなくて、、弾けないです。」
と謙虚に仰るのですが、私も一緒に呼吸をしながら、
音を聴かせてもらいながら、音楽の世界に引っ張らせてもらいながら、
そうやって、素敵なメロディーを披露して下さいました。
発表会終演後、小さい生徒さん達。
「先生はこわくないよー。怒るキャラクターじゃないもの。」
「うん、そうだよねー。」
いえいえ、「この音のまま、おばあさまに聴いてもらう？！」と
叱った記憶が、、、汗
写真撮影の時、マスクを付けたままだった私は、
マスクの跡が顔にピッタリついてしまい、
「ごめんなさいちょっと待ってね、お顔のシワを伸ばしてから、、」
すると「大丈夫、伸ばさなくても先生は美人よ。」
幼い小学生さんが忖度してくれる世の中なのか、
そうでなく、おそらくその心の優しさに、疲れも吹き飛びました。
大きい生徒さんたちと話しながら、
「直前の練習をお願いしたのに、本当に頑張ってくれました。
ステキでした、ありがとう！」
そして昔の事を思い出して、コンクールに参加していた
生徒さんばかりだったので
「厳しく叱ってごめんなさい。」とお詫びすると
「えっ、えっ、、」
「、、、？」
「(笑ってもいいの？)」
「(先生、目が泳いでるのを察して下さい)」
と、まるで生徒さんの心の声が聞こえてきそうで、
大爆笑になりそうな雰囲気でした。
お互いに、思うことを正直に話して、一緒に歩んで来ることが
できました。みなさんの、音楽のある豊かな人生を、いつも
応援しています。
また気楽にお会いしましょう。
私の至らないところはどうか反面教師にして、
楽しく、正しく人生を歩んで行って下さいね。
どんな時もありのままのお子さんを愛して、認めて下さった
お家の方には、本当に感謝の気持ちしかありません。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
4歳～年齢上限なし、無料体験レッスン受付中です。