こんばんは。
発表会のプログラムが完成しました。
ここで、今年は珍しくベートーヴェンの曲が無いことに
気がつきました。チャイコフスキー、シューマン、リスト、
ショパン、バルトーク、スピンドラー、モーツァルト。
クラシックの作曲家は、だいたいこれぐらいです。
後はポピュラーなので、
1番最後の「参加者全員でご挨拶」の時のBGMに、私が弾く曲を、
ベートーヴェンの曲から選んでみようと思います。
ベートーヴェンのソナタの2楽章あたりが良いでしょうか？
大きい生徒さんたち、大人の方も、飛び入りでBGMを弾いて
下さってもOKです。歓迎します。
なお、「先生の代わりに私たちでBGMを弾いてみよう！」と
水面下で作戦を決めた場合は、当日のリハーサルまでに教えて下さい。
だいたい、2~3分の曲に収めてくださると嬉しいです。
さてタイトルの、ベートーヴェンとナポレオンです。
「ナポレオン・ボナパルト」1769年8月15日～
フランス革命で成功を収め、皇帝ナポレオン1世となる。
「ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン」1770年12月16日～
楽聖と呼ばれる作曲家。
2人は1年違いの誕生だったようです。
Wikipediaからお借りしたナポレオンの画像です。
イタリアの貧民貴族の家に生まれた、ナポレオン・ボナパルトは、
フランス革命で成功を収め、後に「ナポレオン1世」として
皇帝の座に登りました。
一方、ナポレオンの事を「庶民の英雄」と親しく尊敬していた
ベートーヴェンは、ナポレオンが皇帝になったことを知ると、
たいそう失望し怒り、ナポレオンのために作曲していた
「交響曲 第3番」の楽譜の表紙を破り捨てたという話しが
伝えられているようです。
ベートーヴェンの弟子が、慌てて破られた表紙を拾い、
修正したという説もあるようです。
ベートーヴェンは喜怒哀楽が激しく、お手伝いさんも
次々と辞めてしまい、またベートーヴェン自身も身なりに構わず、
「ロビンソン・クルーソーのよう」な状態で街中を歩き、
浮浪者と間違えられて、警察に拘束されてしまったそうです。
後日、ウィーンの市長がベートーヴェンに謝罪したのだそうです。
もし1日タイムトリップできるのなら、
怒りながら作曲しては、譜面を破り捨てるベートーヴェンの
お手伝いをしてみたいです。
どうしてこんなに素晴らしい曲が出来上がったのか、
ほんの数分でもその様子を見てみたいのです。
芸術の秋。教室の発表会へもカウントダウン開始です。
コロナ禍での怪我の巧妙、
リモートでも、ある程度レッスンが出来ることを知りました。
対面レッスンと共に上手く活用しながら、
本番を、1番輝く状態に持っていきましょう。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。