我が日本が誇る明治日本の産業革命遺産でございますが、
九州5県、山口、岩手、静岡の8県11市に23件の構成遺産を有しておりますが、
その23件の構成遺産のうち、山口県萩市には5資産ございます!
といったわけで、山口行ったら萩の世界遺産寄るだろ〜〜
と、超・単純な思考回路のえりお
シニア世代な母を連れて、タクシーと徒歩・電車で短時間でなんとなく網羅できましたのでお送りいたします
なお、あくまで「なんとなく」でございまして、
これは
効率重視&エッセンスをくまなく
というわたしの観光ポリシーに基づいた基準でございます。
詳細を突き詰めていきたい方向けの記事ではございませんので、あらかじめご了承ください
まー、とにかく何より、
まずはどちらにお願いするか?ということで、
タクシー会社さん探しのコツ
これがまた、ネットで検索しても、なかなかコレ!というサイトが出てこない。。
実は
山口ってまだ、そこまで観光地として発展していない!
なんたって世界遺産登録が2015年とまだまだ最近の話で、
今まで特に観光スポットとして売りにはしてこなかったスポットが、
世界遺産登録を境にいきなり注目され、
え??、え!?、
って状態のようですww
ということで、タクシー手配のコツは、ズバリ
宿にお願いしてしまうのが正解でした!!
我々が宿泊していたのが、安倍総理とプーチン大統領が会談したことでも知られている大谷山荘さん
天下の大谷山荘さんからお手配いただければ、まず間違いのではないかと、相談メールしたところ、スムーズな対応で大正解となりましたよ〜
ご紹介いただきましたタクシー会社が山口第一交通さん
とはいえ、第一交通さんと直接交渉するわけではなく、あくまで大谷山荘の担当さん越しに相談する形でスケジュール組み。
宿を通して第一交通さんとお話を進めるのに、話がもたついたりしないか、という懸念がありましたが、そこは流石に一流の皆様、すべて迅速かつスムーズに、話が進んでいきましたよ〜〜
やり取りをしていくうちに我々がたどり着いたプランがこちら、
スケジュール組みのポイント
1. 車で、じゃないと巡るのに不便な世界遺産あり!
徒歩で巡るのが難しい
- 恵美須ヶ鼻造船所跡
- 萩反射炉
- 松陰神社
※時間があれば世界遺産じゃないけれども東光寺も行きたいところ
こうしたスポットはタクシー観光でお願いすることとしました。
この記事のタイトル通り、メインはこれらのスポットのご紹介となります。
が、ちなみに、この他のスケジュールはこうして決めました。
2. 萩の城下町はどのみち徒歩でしか巡れない
その間歩いた先でタクシーに待機いただくのは便利ではあるが、なんとなく勿体無い
3. 片道は山陰線に乗ってみたい!
旅に行ったら世界遺産と同じくらい、体験してみたいローカル列車
調べてみたところ、
14:39発 東萩発
15:27着 長門湯本着
の列車があることが判明
帰りはそれに乗って長門湯本に戻ろ〜う
ということに
こちらの乗車記は次回、じっくりご紹介の予定です
その他、
4. 観光はじっくり詳しくではなくエッセンスのみを短時間で
5. うちのオカンは朝が弱い
などのしょーもない事項を加味し、作り上げたスケジュールがこちら、
実際のスケジュール
タクシーでは
10時大谷山荘発
(朝弱めなのでこれより早くは出たくないw)
12時すぎくらいに萩城跡で乗り捨てていただく
料金
大谷山荘(10:00出発) →恵美寿ヶ鼻造船所跡・萩反射炉・松陰神社(・東光寺)→萩城跡(12:00過ぎ着)
2時間強のプランで¥14,000/タクシー1台(税込)
その後、
萩城から明倫学舎まで徒歩で巡り、
明倫学者についた時間次第で、東萩駅近くにあるどのお店で遅め昼食を食べるか選び、そこまで流しのタクシーで移動。
(結果的に「どんどん」で肉うどんを食べることにw)
そこからローカル列車
14時39分 東萩駅発
15時27分 長門湯本駅到着
長門湯本駅からは大谷山荘さんの無料送迎サービスがありますので、
15時27分の長門湯本駅到着に合わせて大谷山荘よりお迎えに来ていただくことに
先にも書きましたが、この記事で紹介しますのが、一番最初の、
大谷山荘(10:00出発) →恵美寿ヶ鼻造船所跡・萩反射炉・松陰神社(・東光寺)→萩城跡(12:00過ぎ着)
の部分となりま〜す
運が良ければレア車に乗れるかも!?
我々が利用した車、実は相当特別感がある!?車両だったようでして、
2020年に行われるはずだった予定の東京オリンピックを見据えたこのナンバープレート、
この色彩は超レアらしいです!
県内で数台あるか、なんですってよ
なんかレア、と聞くと嬉しいですよ。
こんなめぐり合わせもあるものなんですね〜〜
あとは、
超ベテランドライバーさんの豊富な知識を聴きながら楽しく観光!
さて、そんなレア車で迎えにきてくださったのが、山口第一交通の乗務係長、金近昭博さん!
山口ご出身、そのまま地元でこうして働かれている、
生粋の山口っ子なんですよ〜〜!
タクシー観光の楽しみはなんと言っても地元をよく知るドライバーさんとの交流ですよね
金近さん、客の我々との絶妙な距離感を保つのがまじ上手
話を聞きたそうな時はたくさん話してくれるし、
ちょっとまったりしたい時は察してくれて、何も話さずにいてくれる。
さすがベテランドライバー!って感じなんです
次、山口に行ったら絶対金近さんご指名するわ
って、名刺を頂いてしまったくらい
ということで、前置き長すぎですみませんww
でもさ、準備がほとんどなのよ、こういうのはwww
あとは行くだけ!
早速まいりま〜す
世界遺産にたどり着くまでの道のりがすでに観光トピック!
タクシー運転手さんの豆知識その1:
萩って看板のロゴが茶色い!
docomoやユニクロ、
宝くじの看板までも
こうして町の景観を守っているんですね〜〜
すばらしき
世界遺産①:恵美須ヶ鼻造船所跡
よく写真に出てくるのはここんとこですよね〜
なんですけど、実際行ってみると、これは何と言うか、ごく一部というか、写真で、っていうと確かにここしかないんだけど、
ここがメインじゃないんだよ、ってのがわかりますよww
まずここが入り口
え、世界遺産なの!?って感じの「そのまんま感」?
何たってね、「造船場跡」ってことで、基本、更地なんですよ
こんなして区画化されたの、つい最近らしーですよww
いずれVR化して、この辺り、実際何があったのか、スマホやVRマシンで見られるように、っていう計画があるみたいです。そうもなると、面白そう!
こんなして、モニュメント建てたのもつい最近のことだそうで、
これは入り口のとこですけど、頑張ってますよ。
で、この更地を先に行くと、
ここにたどり着くということなんです。
ね、ここ、ほんの一部、しかも、中核的な場所じゃないざんしょ?ww
実際行ってみないと色々わからないもんですよね〜
世界遺産②:萩反射炉
タクシー運転手さんの豆知識その2:
つい最近までここ、崖がムキ出しだったらしいよ!
今でこそこんなして、入り口整備されてて信じられないのですけどね〜
地元の方に言わせると、この姿こそ信じられないもののようですよ。
当然、こんな階段もなく、
これだけボーンと、
世界遺産登録までは忘れ去れていたもののようです。
さらにはさらには、
タクシー運転手さんの豆知識その2:
この反射炉は、失敗作らしい!ww
1回使ったら、ぶっ壊れてしまったそうですよ。
なんですけど、世界遺産っていうのは、その歴史全てが構成遺産になりますから、試作品や失敗作も、幕末わずか50年の間で近代化した過程にあるもの全て、登録されるんですね。
それゆえ、こちらの反射炉も世界遺産登録された、ということなんですよ!
世界遺産③:松下村塾
さてお次はかの有名な松陰神社でございますよ
吉田松陰先生ゆかりの松下村塾
こんな所でこんな人が、あんな人が、勉強して巣立っていったのね〜、フムフム
なのですが、オンナが勉強することは許されなかった時代。
ガチで勉強したら絶対勝てるだろう男どもばっかり、勉強する機会があって、女性にはなかった、そんな時代の遺産、
えりおはそこまでのキョーミはありません ┐(´-`)┌
あしからずww
そんな私の興味は松陰先生の教訓が書いてあるおみくじ
教科書のあの肖像画だと50歳くらいに見えるんすが、
実際には松陰先生、29歳でお亡くなりになってんすよね
今の私より一回り以上下の兄さんからの教訓て、どうなのよ、とか思いつつ、
大吉でした。おめでとうございます。
待人:たよりなし。来る。
ってどっちなん?
さて、ここまでで、時間に余裕がありましたので、せっかくなので、寄りました、
東光寺
これね、実はお寺の奥に、こんなして毛利氏やら殉死したお侍さんやらのお墓があるんですけど、そっちのがおもろかったw
これね、夜来るとまじ怖いやつですわww
萩の城下町は徒歩で…
そんなこんなして、最後ここで落としてもらいました、
萩城跡
萩の城下町は車が通れない部分が多いので、
ゴール地点でタクシー待たせて歩くのも、ちょっと効率が悪いかな…
と、
ま、言ってみればお金をケチってみたわけだ
ゴール地点での明倫学者で受付の人に頼めば、流しのタクシー読んでくださいます。
というわけで、
このあと徒歩で巡った萩の城下町、
GoPro8のタイムラプスモードで撮影したらなかなか面白いのができたので貼っておきまする。
それでは〜〜!
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