小柳ルミ子さんといえば、歌手・女優として大活躍している芸能界の大物ですが、考えてみると彼女、すでに63歳なんですね!
いや~、驚きの若々しさを維持していますが、それもそのはず、小柳ルミ子さんは芸能界一の肉好き!(自称)。
普通、60代にもなれば、肉よりも野菜や魚にシフトしていくのが一般的だと思いますが、実は年齢を重ねるほど大切なのは「たんぱく質」なんです。
たんぱく質は、体を作る主成分ですからね。
要するに、材料がなければ丈夫な体を作る事はできないです。
年齢を重ねれば、それだけ体の部位を作っていく機能が落ちていくので、若い時以上の”体を作る材料”が必要になるのは理解できると思います。
63歳になっても肉をガツガツ食べている小柳ルミ子さんが若々しいのは、納得というわけです。
たんぱく質は、肌・筋肉はもちろん、細胞一つ一つを貼りあわせているコラーゲン(肌にも重要ですね)にもなるので、若い時よりも逆にたくさん摂りたいくらいの栄養素。
もちろん、骨だって3割~4割はたんぱく質であるコラーゲンですから、いかにたんぱく質が重要な栄養素であり、若々しさを保つのに必要な栄養素か、というのがわかると思います。
ただ問題は、たんぱく質を摂るために、大量のカロリーも摂取することになること。
小柳ルミ子さんのように、たくさんの体力を使い、精力的に舞台をこなす人にとっては、”カロリー”は十二分に消費する状況があるため、我々一般人とは生活の次元からして違います。
それに、お金の問題もあります。
毎日のように、大きなステーキを食べられるほどお金が続く人にとってはいいのでしょうが、普通はステーキや焼き肉って、何かおめでたい時くらいしか食べないですよね?
たんぱく質はたくさん摂取することが望ましい、でも肉はカロリーをも大量に摂取する必要があり、金額だってかなりのものになります。
そこで思い出して欲しいのが、そもそも体を作っているたんぱく質、そのたんぱく質は何が原料なのか?
そう、アミノ酸です。
ということは、アミノ酸をたくさん摂ることは、たんぱく質を摂っている事と同じ事なんです。
むしろ、余分なカロリーや脂質を一緒に摂らない分、効率的に体作りが行えます。
プロのアスリートも、余分な脂肪を付けることなく筋トレの効果を最大限に発揮するために、最近では肉を食うよりも、アミノ酸サプリメントを多用する傾向があります。
これは美肌を維持するためにも同様の事が言えます。
肌の根底をなしている真皮部分の主成分であるコラーゲンはもちろんですが、肌の表面の表皮だってたんぱく質ですから、たんぱく質を摂ることは肌を若々しく保つ事につながります。
ちなみに、コラーゲン配合の化粧品などもありますが、肌からコラーゲンは真皮にまでは絶対に届きません。
なぜなら、肌を通り過ぎる皮膚の穴に対し、コラーゲン分子は600倍もの大きさがあるため、物理的に入り込まないんです。(これ、意外と知られていません)
肌表面を保湿するだけの目的なら、問題ないんですけどね。
だから健康なピチピチ肌の根底を支える真皮の、主たる保湿成分であるコラーゲンは、どうしても内側(飲んだり食べたり)からでないと増えないというわけです。
小柳ルミ子さんのような、”力技”でたんぱく質を摂る事ができる人は、そうたくさんいません。
現に、同じ芸能界でも、アミノ酸サプリで美肌を作りこんでいる人のほうが多いですからね。
”人に観られる”のが商売の芸能人って、人知れず地味で愚直な努力を怠ってないんですね。