駄文を書いております。
しかし、作者として最悪な欠点は、『計画性の無さ』です。
その場その場のノリ(いろいろなアニメなどの影響が出ている)だけで乗り切ってきた、
そんな駄文なもので、
「え…この人が死んでしまった…」
「え…もう死んだ…」
「え…生き返った…?」
「え…ちょっとこれはまずいんでないのやばいんでないの」
という考えを常々している作者なのが、私です。
しかし!!
奇跡が起きた!!
それは昨日の夜、寝る前の事です…
「…おお」
前作シリーズ『ラストダンスは、君と。』から、
今作シリーズ『あなたはあなた』と来ていましたが、
今作シリーズのラストを思いついたわけです。
しかも、候補が7つ、です。
夢オチとかってあるよなあ…とか考えていたわけではなく、
ちょいちょい的な思い付き(やっぱ計画性ないじゃん…)で、
候補として7つ、出しました。
①哲学的な夢オチ
②哲学的な暴露話で完結
③歴史は曲げられないという完結
④進路相談からのとある人と再会して進学するという完結
⑤倖せの在処ついての件で完結
⑥歩いて帰ろうというくだりがあっての完結
⑦主人公のテーマ曲、栄冠は君に輝くを交えての完結
一応ほれ、ここでは横やりを誰も入れてくる場所ではないから、
まとめたものを羅列しておこう。
(昨日の夜にメモった文章を書いておこうっと)
①哲学的な夢オチ
目が覚めて、明るい陽射しに目を細める。
カーテンを開けると、そこには美しい夜明けの空があった。
そのあまりにもの美しさに涙が自然と流れた。
「5月31日、快晴、現時刻、午前5時31分」(本当の誕生)
杵柄雄二「人は生まれることを、生まれ堕ちるとも言うね。きっと元就はすごく高い
所から堕ちて来たんだろう。だから少し人と違っていて、でも、
誰も同じ人なんていないのだから、元就は俺とお母さんの子供の、
杵柄元就というたった一人の人間なんだよ」
学校へは行っていない頃、中学1年生の夏休み。
課題、読書感想文。
それを書くために図書館へ本を借りに行く。
途中ですれ違うのは、本当なら知っている相手、五馬無動13歳(電話中なので気付いていない)。
本を選んで借りて帰る元就。
「ヒロ、クロ、少し本を読まないといけないから、お昼寝しててくれる?」
(解説)
美しい夜明けの空=『俺達の夜明け』から来ている。これは逢坂桐蔭、ルドラ=
シヴァ、煉獄閻魔の3人のサトリメンツの代名詞。
この代名詞が逢坂桐蔭の護身用として持っていた武器、
ライジングサンの名前の由来。
あまりにも美しいので涙が出たというくだりは、その友情が美しすぎてという意味。
5月31日、午前5時31分というのは、杵柄元就が本当に誕生した日、時間。
母親の塁が帝王切開でと出産した日付と時間。
本当は予定日は7月7日だったんだけどという元就だから、早産だけど。
快晴、という部分は、夜明けの空から来ている流れ、加えて、元就自身の心が快晴のような聡明な青さ、雲一つない青い空のような、という意味合い。
杵柄雄二の言葉:雄二は元就の父で、大学時代、哲学専攻というコースの学生だった
ので、普通にこういう台詞が出せる哲学的思考がある人。
元就は中学を不登校で終わらせているので、中学1年の夏休みとなるとマジで不登校真っ盛りという時期、課題は出されていてそれはしっかりやっていたからこそ、
高校へ入学する推薦状を頂いていた経緯があるけれど、
その課題の1つ、読書感想文というのは普通に夏休みの宿題的なもの、
それが『普通じゃない』という元就の初期設定を覆す内容。
その流れで、図書館へ本を借りに行くというのは、本編でもあったけれど、
現世未来で頼成隆景という名前で『知識の宝庫』とされていた図書館というのは、
自分の家だったというところからの流れとはちょっと別。
他の場所からも知識を得る為にという意味合いでの図書館へ本を借りに行く、
というもの。
途中ですれ違っている五馬無動13歳というのは、本来なら絶対に五馬無動だったなら杵柄元就に気が付くはずという当たり前の事がないというのは、
電話中、という部分が鍵。
2歳の幼稚園体験入園日から知り合いという腐れ縁の2人だけど、
この時五馬無動13歳が受けている電話は、五馬不動の容態悪化の連絡なので、
さすがの杵柄元就にも気付けない程に躊躇とか慌てているというだけ。
それでラストのヒロとクロというのは猫の2匹。
この2匹は保護猫ではなさげ。
元就はずっと保護猫を育てるということをしてきた経緯があるけれど、
普通に飼い猫なのかなという感じ。
ヒロは勿論、元就の守護神をしたりアビス魔界で側近兼秘書にまでなっているひろ、
クロは勿論、アビス魔界でアイドルとなっているあのくろ、
となるけれど、
でもその2匹にそう声を掛けて本を読むという元就がね、
というのが、
哲学的な夢オチという結末。
最初に『目が覚めて』、という部分があるから、の夢オチ。
…なんか、やばくない?