韓国事業コンサルティングの見積後に起きる現象② | ソウルの達人

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 韓国事業コンサルティングの見積後に起きる現象②

 

 

ビラとアパートとオフィステル

とりあえず韓国で会社は設立できた。

とりあえずアパートみたいなのを借りて、その住所で登記は出来た。

 

ところが3週間後、大家さんがカンカンになって怒鳴り込んできた。

言葉も分からないので通訳にまたお金を払ってきてもらう事にした。

 

話を聞くと、借りていたアパート(韓国ではビラというらしい)は業務用ではなく、住居用なので、住所を登記したらだめだと言われたのだ。それは初耳だった・・・・。事業者は最低でも「オフィステル」を借りてそこの住所で登記するのが一般的らしい。

 

結局500万ウォン(約60万円)の保証金を返してもらい、カンナムのオフィステルを探すことに。

 

 

オフィステルは快適だった

カンナムのオフィステルは快適だった。駅も近いし、1階にコンビニもあった。

2部屋あったので1部屋は仕事スペース、もう1部屋にはセミダブルのベッドを置いた。

 

 

 

  ソウルでの飲食店の店舗探し

 

通訳と一緒に、不動産屋へと。

私は弘大(ホンデ)あたりに焼き鳥店を計画していた。

厨房付きで20坪くらいの手頃な案件を紹介してくれた。

 

 

悲しいそこで思いもよらない出来事に遭遇するのだ。

 

 

  営業保証金(パダク権利金)の存在

 

手頃な物件だと思い、すぐにでも契約しようと不動産屋と具体的に話を煮詰め始めた。

日本円で月額30万円程度の物件、まあ4か月分程度の賃貸保証金かなと思いきや、

権利金?何と、1200万円

 

完璧にはめられている、

完璧に騙されている・・・と感じた。

パダク権利金って何だよ?

 

動物的な勘で、ちょっとヤバイかなと思い、契約を保留。

オフィスに帰っていろいろ調べてみる事にした。

 

 

「パダク権利金」は韓国で使用される用語で、不動産の賃貸またはリース契約に関連する費用の一つを指します。通常、アパートや商業用建物などを賃貸する際に所有者または賃貸人に支払われる金額を指します。

パダク権利金は、該当不動産の賃貸期間中に賃借人が支払う初期費用の一部であり、一種の保証金やリース料と見なすことができます。この金額は契約によって異なり、通常、月額賃料や年間リース料とは別に支払われます。賃貸契約が終了する際、パダク権利金は不動産が元の状態に戻されたかどうかを確認するために使用されることがあり、必要に応じて賃借人に返還されます。

パダク権利金は不動産賃貸において、所有者または賃貸人に追加の保護と収入を提供する一方で、賃借人には該当不動産を使用する権利を与える役割を果たします。賃貸契約の条件と現地の法律および規制に基づいて、パダク権利金の金額と使用方法が決まります。

 

  全然わからんぞ~

 

あちこち調べると、やはりパダク権利金は存在するらしい。

パダク権利金は退去時に戻って来るらしいが、全く想定外の金額だった。

権利金?1200万円

 

どうしよう・・・・

 

>>次に続く

 

 

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