日本語の「これ・それ・あれ・どれ」に相当する韓国語は、
それぞれ「이것・그것・저것・무엇」になります。
イゴッ クゴッ チョゴッ ムオッ
これらの指示語は、距離や位置関係によって使い分けられます。
以下にて詳しく解説します。
■これ(이것・イゴッ)
例文
이것은 책이에요. (これは本です。)
이것을 보세요. (これを見てください。)
■それ(그것・クゴッ)
例文
그것은 제 가방이에요. (それは私のカバンです。)
그것을 주세요. (それをください。)
■あれ(저것・チョゴッ)
例文
저것은 무엇이에요? (あれは何ですか?)
저것을 가져오세요. (あれを持ってきてください。)
■どれ(무엇・ムオッ)
例文
이것들 중에 무엇을 원하세요? (これらの中でどれが欲しいですか?)
무엇이 제일 좋아요? (どれが一番好きですか?)
■ポイント
韓国語でも、日本語と同様に、話し手・聞き手・離れた場所に
ある物を指す際にそれぞれ「이것・그것・저것」を
使い分けます。
使い方の違いとして、日本語の「これ、それ、あれ」の
使い方に似ていますが、韓国語では「그것」を
特に聞き手の近くにある物に限定して使う傾向があります。
질문(質問・チルムン): 「どれ」を尋ねる際の「무엇」は、
「무엇을(ムオッスル)」や「어느 것(どの物・オヌゴッ)」
のように具体的な選択肢を示す形でも使われます。
このように、「이것・그것・저것・무엇」を使い分けることで、
韓国語でも位置関係に基づいた正確な指示が可能になります。