聯合ニュースは19日、韓国の珍島沖で沈没した客船を運航していた仁川市の海運会社が、これまでも客船の故障や衝突を繰り返していたと報じた。3月下旬にも仁川から白※(※=令に翊のツクリ)島に向かっていた客船が、漁船との衝突事故を起こしたばかりだった。
 昨年2月には、今回とは逆に済州島から仁川に向かっていた別の船が、燃料フィルターの欠陥で約5時間漂流。乗客が激しく抗議する事態となった。
 この船は2011年4月にもエンジン故障を起こした。622人の乗客を乗せたまま約5時間航行不能となったという。 





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韓国の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は今月17日、旅客船「セウォル」号が沈没した全羅南道珍島を訪れて救助活動を激励するとともに、行方不明者の家族と会った。この行動については「家族を慰め、現場の関係者に緊張感を持たせたという点では良かった」という評価もあるが「朴大統領が全ての面にいちいち関わると、最終的にはシステムが動かなくなる」という指摘も少なくない。「大統領が全てやるのではなく、国政がシステムによって回るような体制を構築するのが先」というわけだ。

 大事故の初期段階から被害者の家族と会い、要求事項を聞き、政府当局者に指示を下すなど大統領が現場指揮に直接乗り出すのは、韓国の歴代大統領の中では異例だ。林采正(イム・チェジョン)元国会議長は18日、電話インタビューに対し「大統領には大統領としてすべきことがあり、政府のほかの官僚にも相応にすべきことがあるが、今回の訪問で、大統領が過度に上から下まで関与するという印象を与えた。こうなるとシステムが動かず(公務員は)いつも上ばかり見るようになる」と語った。チョン・ユンチョル元監査院長は「朴大統領が今回現場を訪れたのは良かったと思う」と述べつつも「こうしたことが繰り返されると、大統領が何も言わなければ官僚組織は動かなくなり、重大な事態が発生するたび、いちいち大統領が全ての面を取り仕切って目配りしなければならなくなる」と語った。朴明浩(パク・ミョンホ)東国大学教授は「現場で当たり前に解決されるべきことが大統領の一言で政治的に解決される、という場面は、良いようには見えない。政府全体にわたる協力システムを開発し、それに慣れるべき」と語った。





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旅客船「セウォル号」が沈没した1次原因は経歴1年の航海士の操縦未熟だったことが分かった。

セウォル号沈没事件検察・警察合同捜査本部(以下、合捜本部)によると、事故当時に船を操縦していた三等航海士パクさん(25、女性)は合捜本部調査で、「全羅南道珍島沖に入り、速度を下げた後、船を右側に方向転換するべきだったが、ほとんど全速で方向を変えた」と述べた。具体的に「最高速度21ノット(時速39キロ)に近い19ノット(時速35キロ)で方向を変えた」と明らかにした。パクさんは「すると、操舵装置(自動車のハンドルに相当)が急に回り、船が均衡を失って統制不能状態になった」と話した。

沈没直前の16日午前8時48分に発生したことだ。要約すると、正常に方向を変えるべきところで操舵装置を回したが、猛スピードを出していたため問題が発生したということだ。

商船を10年間ほど運航したキム・ソンジン元船長(57)は「6800トンの旅客船が19ノットで方向を変えるのは、乗用車が時速100キロで走りながら急に右折するのと同じ」と話した。

パクさんは当時、操舵手のチョさん(55)と一緒に操船していた。合捜本部は大型旅客船の運航経歴が1年のパクさんが操縦未熟で速度を落とさず方向転換をしたと見ている。

事故が発生した当時、イ・ジュンソク船長(69)は操舵室にいなかった。イ船長は合捜本部で「危険なところなので私が(航路を)見ておくべきだった。過ちだった」と話した。





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韓国南西部の珍島(チンド)沖で発生した旅客船沈没事故で、修学旅行中の高校生ら約340人が乗っていたことを受け、団体で行動する「修学旅行」を廃止すべきとの声が上がっている。インターネット上では、小中高校による修学旅行の廃止を求める署名運動が行われている。複数の韓国メディアが報じた。

 沈没事故は18日正午の時点で、死者28人。このうち安山檀園高校の学生は14人に上る。行方不明は268人で、安山檀園高校の学生は236人と8割以上を占める。朴槿恵大統領は事故直後の中央災難安全対策本部で「修学旅行に行った学生がこのような不幸な事故に遭ったことを痛ましく思う」と話した。

 韓国のインターネット上では、修学旅行の危険性を訴え、廃止を求める声が上がっている。16日にはコミュニティーサイトに「小中高校の修学旅行、修練会(研修会や移動教室など)をなくしてください!!!」と題した署名運動が登場。

 署名を提案したネットユーザーは、修学旅行先での事故や暴力沙汰などの問題が増えていると指摘し、「小中高校の修学旅行に法的な義務はない」として修学旅行の撤廃を訴えた。署名数は18日正午の時点で2万5000人に達する。

 このほかにも安山檀園高校を管轄する京畿道教育庁や、ソウル市教育長、教育省などのホームページには、修学旅行の廃止を求める書き込みが殺到した。

 韓国メディアによると、韓国の修学旅行は日本統治時代に日本から持ち込まれた旅行文化だという。






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