先日の落車の原因と
その後のお話
川沿いを25～28km/hで巡航
ま緑の川、キレイ
ここまでは楽しかったなぁ・・・
突然、前輪がロックし
バイクが前転
視界がぐるぐる回って
気が付くと地面の上
右ヒザから出血
メットを脱いで確認、
運よく頭は打たなかったようだ
体中痛いがヒザ以外打撲かな
現場を
上から見るとこんな感じ↓
道路を横断する
グレーチングに注目だ
グレーチングに
3cmくらいの隙間が・・・
ここに前輪が見事ハマったんだな
ちくしょう！
なんで38ｃタイヤとか
履いてなかったんや！w
川に見とれて見落としたか・・・
脇見運転キケン
気を取り直して
これくらいで済んでよかったわと
後続のために
グレーチングをずらしておこうと
立ち上がろうとしたら・・・
右ヒザ痛ってぇぇ～！
経験したことのない痛み
ヒザが曲がらない
こりゃ確実に骨も逝ったな・・・
やべぇ・・・
・気温が上がる前に帰還できる？
・これちゃんと治るの？
・いつまでかかるの？
・またロード乗れるの？
・日常生活は？
・夏休みの佐渡島遠征は？
・ム〇コは大丈夫なの？
・仕事(お店)はどうすんの？
・便座に座れるの？
・収入は？
・生活費は？
・あの子とのお忍び旅行は？
・おとといのカレーまだ食える？
0.0001秒の間に
いろんな不安がよぎり
脳がショートした・・・
後から思えばパニック状態だった
そのいかれた頭のまま
バイクのチェックをする
前輪がリム打ちパンク
バイクの
ダメージも酷いが
パンクをなんとかすればいける
短距離なら
頭がショートしているため
走れる体か分からないのに
パンク修理を始める
いつもなら新品チューブに変えるのに
なぜかパッチで補修して
CO2インフレータでシューっと充填
プシュ～～・・・・
と速攻、空気が抜ける
リム打ちの場合チューブの穴は2か所できる
そんな基本的なことも頭から飛んでいる
さらに
いつもなら空気が抜けたら
他にも穴があるんだなと
なるはずだが、
信じられないことに
「ボンベが不良品だったんだなぁ・・」
「もう一本、根性注入じゃ～・・・」
とそのまま2個目のCO2で追加充填して
また空気が抜ける
ハッ！ Σ⊙▃⊙川
ここでようやく我に返る
いかん、いかんで
深呼吸して心を鎮める
ようやく俺の脳内インテル プロセッサ
Hohkei３が正常に作動し始めた
まずはデポ地まで自分が戻れる道があるのか
Googleマップで調査
Googleマップの標高グラフなんて初めて使った
緊急時には十分だ
使えるのは左脚のみ
来た道は峠があるから絶対無理
遠回りでもいいから
なるべく緩いルートを探る
見つけたルートがコレ↑
13kmのほぼ平坦と14kmのほぼ下り
これなら左脚だけでも行けるんじゃないか
タクシー呼ばなくてもよさそう
そもそもこの山奥にタクシー来てくれるのか？
若かりし頃
モリコロのエンデューロで筋断裂して
ラストは片足だった
あの要領で帰ろう
懐かしい写真
ファンクラブ会員No.1の方が撮影w
あの頃から10歳老いたけど、
ハートは今も変わらないwww
角度は10度下がったが
では、改めてパンク修理を
チューブは新品に変えて
(CO2インフレータは2本とも使い切ったので)
エアボーンで20万回ポンピング
傷めた右足が取れそうだった
なんとか走れる形にして
デポ地を目指す
やっとこさバイクにまたがり
右足はブラブラさせたまま
13kmの平地を左足だけで進む
履いててよかったビンディングシューズ
踏み込みと引きでクランクを回す
ただ
平地といっても緩いアップダウンはある
頑張れ左脚くん！
なんとか平地13kmを越えて
後半の14kmの下り区間へ
他人にも自分にも2次被害が及ばぬよう
スーパー徐行で下っていく
嫌いなトンネルさんにも
今日は大感謝だ
岡崎銘菓 ”手風琴のしらべ”を贈呈したい
あなたがいなかったら
自分は帰れなかったw
愛車のS13まで
あと少し
あと少し
踏んで
引いて・・・
そして、ようやくデポ地
無事到着
痛みをこらえてバイクを積み込む
さあ、次は運転
ダメなら、タクシーで帰ろう
ブレーキペダルの操作に問題ないか確認
大丈夫、意外にもしっかり踏める
よっしゃ！
SRエンジン始動
一路いつもお世話になっている整形外科へ
病院着
壁つたいに歩いてる自分に
受付のお姉さんが車いすを持ってきてくれた
人生初の車いす
あぁ、楽だ、、、
まず傷口の消毒や手当をしてもらい
ドキドキでレントゲン室へ
今日はここまで
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