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「ブルータスの心臓」
東野圭吾
1993年8月20日初版1刷発行
2011年6月5日37刷発行
光文社

11文字の殺人よりは大分楽しめた。東野圭吾らしい計算されたストーリー展開だった。タイトルとの整合性もラストで取れるあたりも個人的には好きです。
ただ、東野作品らしいといえばそれまでなのだが、最後の最後でしっくりとした終わり方をしないのが…。白夜行も幻夜も…同じだが。どうしても主人公の目線でストーリーを追って感情移入しがちになってしまうことを考えると、納得感が下がってしまう。小説技法としてそこに一石投じたいのが筆者の意図なのだろうが…。
あれこれ感想を書いたが、楽しめる本だった。
「11文字の殺人」東野圭吾 1990年12月20日初版発行
2011年6月5日60刷発行
テレビで3週連続東野圭吾作品をドラマ放送するとのことで、1作品目を読んでみました。
ドラマは永作博美主演で…って見てないのですが、率直な感想はいまいちでした。
最近の東野の作品が推理小説として全て計算つくされたもので、かつただのエンターテイメントではなく(十分すぎるくらい面白いが)明確な主題もありという推理小説として完璧なものに感じられるだけに、初期作品に分類されるであろう本作品にはそこまでの迫力は感じられなかった。

とはいえ、やはり小説としては読みやすく出張からみとはいえ、3日で読んでしまいました。
次は「ブルータスの心臓」です。
日本は世界5位の農業大国嘘だらけの食料自給率
浅川芳裕
株式会社講談社
2010年2月20日第1冊発行2010年8月25日第9冊発行
筆者の論調は理解できるが、筆者が指摘してるのと同様のことを筆者もしてるように感じる。それは数字の使い方である。
農水省の戦略として自給率を出すことは個人的には理解できる。太平洋戦争において石油を中心とした資源確保に苦心&苦労した政府方針としてはリスク管理として国内自給率を指標として危機感を煽り(限度はあるが)政策に活用するのは必要だろう。筆者の指摘通り数字の使い方や信憑性の検証は重要だが。
個人的には筆者の意見同様日本の農業は弱くないと思うし、昨今TPPに対する論調はあるが、競争に晒されても日本の農業は勝てると思う。高齢者が中心を担ってる点で変化への抵抗感は強いのかもしれないが、若い世代の農業従事者は競争への意識も高く、特に中国の上流階級は安心安全な食、食への高級志向が強いなど海外市場にも十分に通用する品質競争力を持っているのだから、恐れることはない。