『震える牛』
『ソロモンの偽証 第Ⅰ部事件(上・下)』
宮部みゆき
株式会社新潮社
話題作。
1990年から1991年のバブル崩壊前を舞台にした中学生の物語。自殺した中学生の事件を巡り、不良グループによる殺人説やそれを告発する怪文書、学校や警察の稚拙(慎重)な対応によるマスコミの介入…等、翻弄された中学生が自ら真相解明のために学校内裁判を行うことに…。検察、弁護役による駆け引き等とても中学生とは思えないほど本格的なのだが、配役など金八先生ばりのリアリティーで、中学生の心情はまさに現実的だと思う。舞台が我々の同世代であることも含め、当時をリアリティーを込めて懐かしく思い出させる。一方で、子供を持つ親としては、子供に真に向き合うこと、受け止めること、味方になること、突き放すこと、をしっかりとやらなければならないとの思いを強くさせられる。
続きを早く読みたい。
宮部みゆき
株式会社新潮社
話題作。
1990年から1991年のバブル崩壊前を舞台にした中学生の物語。自殺した中学生の事件を巡り、不良グループによる殺人説やそれを告発する怪文書、学校や警察の稚拙(慎重)な対応によるマスコミの介入…等、翻弄された中学生が自ら真相解明のために学校内裁判を行うことに…。検察、弁護役による駆け引き等とても中学生とは思えないほど本格的なのだが、配役など金八先生ばりのリアリティーで、中学生の心情はまさに現実的だと思う。舞台が我々の同世代であることも含め、当時をリアリティーを込めて懐かしく思い出させる。一方で、子供を持つ親としては、子供に真に向き合うこと、受け止めること、味方になること、突き放すこと、をしっかりとやらなければならないとの思いを強くさせられる。
続きを早く読みたい。
『コラプティオ』
真山仁
2014年1月10日第1刷
株式会社文藝春秋
真山仁シリーズ(ハゲタカシリーズではない)
テーマは東日本大震災後の「原子力」を中心とした「政治」の物語。
主人公は、幼馴染である総理大臣秘書(政治学者)と新聞記者で、それぞれの視点から
「政治」とは?「正義」とは?を巡り対決していく。
原作は東日本大震災前の連載作とのことだが、震災後に大幅加筆・修正されたとのこと。
物語の中心に置かれた「原子力」政策は、正直言って、安易な内容で全くリアリティが無いが、
それ以外の描写はリアリティが感じられ、楽しく読める。