ソロモンの偽証 第Ⅰ部 事件(上・下) | こらあのブログ

こらあのブログ

ブログの説明を入力します。

『ソロモンの偽証 第Ⅰ部事件(上・下)』
宮部みゆき
株式会社新潮社

話題作。
1990年から1991年のバブル崩壊前を舞台にした中学生の物語。自殺した中学生の事件を巡り、不良グループによる殺人説やそれを告発する怪文書、学校や警察の稚拙(慎重)な対応によるマスコミの介入…等、翻弄された中学生が自ら真相解明のために学校内裁判を行うことに…。検察、弁護役による駆け引き等とても中学生とは思えないほど本格的なのだが、配役など金八先生ばりのリアリティーで、中学生の心情はまさに現実的だと思う。舞台が我々の同世代であることも含め、当時をリアリティーを込めて懐かしく思い出させる。一方で、子供を持つ親としては、子供に真に向き合うこと、受け止めること、味方になること、突き放すこと、をしっかりとやらなければならないとの思いを強くさせられる。
続きを早く読みたい。