『悪人』上・下 吉田修一
朝日新聞出版
(下)2009年11月30日第1刷発行/2010年8月30日 第8刷発行
嫁が買ってきた本を読んだ。
近年映画化された本。妻夫木聡と深津絵里の映画だったらしい。
2009年発行の割にはちょっと古め(?)で、題材は「出会い系サイト」だ。
タイトルである「悪人」はだれか、誰が本当の悪人か?ということを考えさせられる。
殺人者本人?
出会い系で気軽に体を売る女?(見栄っ張りで、嘘つきで、でも本当は弱い女)
女の友達?
女の両親?
金持ちで遊び人のボンボン?
その取り巻き?
子を捨てた親?
騙された祖母?
騙した詐欺師?
殺人者を匿った女?
その女の双子の妹?
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色々な登場人物が出てくる。
善意の友人。
明らかに悪いヤツ。
裁かれる者/裁かれない者。
世の中の不条理さがにじみ出てくる。