こんにちは
帰ってきました、へっぽこです
。
え~、予告通り、昨日、一昨日と遠征してきました。
まずは一昨日、いつもの相方イッセーと一緒に鵜来島へGO
したはいいのですが、片島港を出てしばらく走ると凄い揺れ
北西が爆ってるので嫌な予感がしましたが、鵜来島に着いてみると案の定凄い風と波
僕達の行きたかった島の北側には行けませんでした。
で、ポーターさんより「2人一緒に降りますか?分かれますか?」と聞かれ、
たまには分かれて降りてみようという話になり、イッセーは鵜来島の港から少し西へ行ったトコへ、
僕は港から東へ出てすぐの磯に降ろしてもらって勝負開始。
しかし、島の南側の湾内なんで鏡のようなベタベタ凪に加え、島を回り込んで吹き付ける爆風。
ポーターさんより「今は朝一だけアタってるんで、頑張ってください」って言われてましたが、
何も起こらないまま朝一終了…
仕方ないので…
上に写ったべた凪の海。まるで湖のようですね。
お弁当を食べて気分転換しましたが、その後も潮は動かず、
鏡のようなベタベタ凪の海にひたすらルアーを投げ続けましたが、
結局1度のバイトも無く初日を終了しました。
ちなみにこの時、僕の隣の磯では釣りビジョンの撮影が行われてましたよ
。
そして2日目
2日目はあおりんこ&ガッシー
狙いで某島へ行く予定だったんで、
1日目が終わった時にその島に渡してくれる渡船に電話を入れたんですけど、
使っている船が伝馬船の為、爆風と波で出船出来ないとの事。
で、どうしようかと悩んでいると、
ポーターさんより
「今日は水島周りでネイリが沢山釣れてましたよ~」って情報をゲット
鵜来島の渡船代は8000円なんですけど、2日連続で行くと2日目は5000円になるんですよ。
そう思うが早いか早速「ネイリ狙いで明日もお願いします」と先頭に予約
。
そんな訳で実は2日連続で鵜来島へ行ってました。
2日目の夜明け前、外に出てみると無風、しかも空には綺麗なお月様
おおこりゃ今日は良い日になりそうや
。
そう思って出掛けたのですが、冲磯に着いてあらびっくり
波こそ昨日よりは落ち着いてますが、冷たい爆風が容赦無く吹き付け、
しかも僕が降りる予定だったネイリが回遊している磯は波を被って上がれません。
そこで、とりあえずすぐ近くにある足場の高い磯に降ろしてもらい、
潮が引いたら僕が降りる予定だった磯に移動してもらう事になりました。
最初に降りた磯がこちら↓(移動後に撮影)
右側が低場、左側が高場
、僕は左側の高場で釣りをしてました
。
ちなみに後ろに見える大きな島が鵜来島本島です。
で、最初に降りたこの丸サゲなんですが、波は全然気にならないものの、足場が高いうえに爆風
どんなルアーを投げようが、PEが爆風に煽られルアーが水面に浮き上がって釣りになりません。
ペンシルもシンキングペンシルも、ジグミノーも使えず、残った手段はジグのみ
。
しかしポーター&船頭の話によると、今のネイリは小さいジグに反応が良いので、
ジグ使うなら40g~60gのジグを使ってくださいねとのコト。
とりあえず40gのジグを投げますがもちろんルアーが浮き上がり底が取れずに釣りできません。
次に65gを使ってようやく底が取れましたが、
やはり風に煽られたラインと潮の流れで同じコースしかジグを通せずまともな釣りはできず。
そうこうしている内に潮が引き、9時過ぎの弁当便でようやく本命の磯(水島西のハナ)に上がることが出来ました。
へっぽこin水島西のハナ (頭の中は伝心伝承のテーマが流れてます)
え~、ようやく本命の磯に降り立ち、この時点では気合い十分でした。
が…
本日の西のハナ、右から左へハナをかすめて超激流が流れてまして、
しかも、磯を廻り込むように左右からもの凄い爆風が…
もちろん普通のルアーなんか使えませんから、ここでは最初から65gのジグを使用。
で、1投目。
横からの爆風にラインを煽られますが、ここは足場が低いんで竿先を下げて糸フケをとり、
潮に乗せてジグを送り込んでいきます。
半端無い激流なんで、ラインを150mくらい出したトコでようやく着底。
そこからいろんなジャークを交えながらジグをシャクってみますが、これがしんどい。
繰り返すコト30分ほどで右腕がパンパンになりました。
しかも激流のせいでここでも同じコースしかルアーを通せず。
でも他に方法ないから休憩を挟みつつ延々とジグを投げ続けましたが、
結局1度のバイトもないまま残り2時間になりました…。
そして、あまりの寒さと疲労で嫌気がさし、しばらく休んで海を眺めていると、
ここに来てようやく少しだけ風がおさまりました。
ラストチャンスや
気合いを入れ直し、ジグから今まで使えなかったルアーにチェンジ。
激流なんでやはり同じコースしか通せませんが、色んなルアーを試せるようになっただけでもテンションが上がり、頑張ってキャストし続けます。
で、のこり1時間を切ったとき、ルアーをima魚道HeavySurfer90にチェンジした1投目。
60mくらい沖に着水したルアーを少しだけ沈め、竿先を小刻みに動かしながらリトリーブスピードに変化を付けて巻いてくると、30mほど巻いたところで、
ガツン!! キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
2日間、TOTALで約15時間ルアーを投げ続けての初めてのアタリ
思いっきりアワセを入れファイト開始
が、全然引かない…
上がってきたのは、、、
一応青物ですが何か?
しかも釣り上げてルアーをはずそうとするとめっちゃ怒ってこんな目に
あ…
コイツや
ってか何怒っとんねん
怒りたいのはこっちやわ
15時間時間闘ってようやくきたアタリが青ヤガラって…
そして結局この後は何も起こらずゲームセット
2日間の鵜来島釣行は幕を閉じたのでした。
あ、そうそう、今回の釣行なんですが、2日間とも釣りビジョンの撮影隊と同船だったんですよ
。
今回一緒になったのは、フカセ師なら誰もが知ってる超有名アングラー、
鵜澤 政則さんです
釣りビジョン 本流のライセンスの撮影でしたね
。
初日はすぐ隣の磯だったんで、暇な時間帯はずっとみてました。
僕もフカセはやるんで、鵜澤 政則さんは好きなアングラーの1人なんですよ。
今回船上で少しお話させていただき、隣で見ていて思ったことなんかを尋ねてみると、
「あれはね~、○○がね~、△△でね~、もう悔しくってね~、絶対捕るぞって思ってね~」
と、子供のような無邪気な笑顔で豪快に笑いながらいろいろ話してくれました。
にじみ出る人柄とあの笑顔、ますます好きになりましたね。
ちなみに釣りビジョンのサポート役として、四国ではおなじみ山元 隆史さんも来られてました。
山元さん、もの凄く優しそうな笑顔の方で、初日、2日目ともよく話しかけてくれ、話しているとこっちまで気持ちの良くなるような方でした。
それにしても今回の鵜来島釣行
天候には恵まれず、悲惨な結果となりましたが、プロアングラーのお2人とも話しが出来たし
、
大好きな海と2日間向き合えて、釣果なんか関係無く、個人的には大満足な2日間でした
。
長くなったのでこの辺で
それでは~