昨日のこと、外国人観光客も多い太宰府天満宮の参道でのこと、
梅が枝餅のお店の列に並んでいると、
背後で突然 ドロボウ!と男性の声が響いた。
咄嗟に身構えて耳を傾けていると、
何度か続くドロボウと言う言葉には、緊急性を感じなかった。
それに続て子供の声で
「ドロボウじゃないよ~」
どうやら父親と子供の会話だったようなのだけど、
続けて母親らしき女性の声でも、子供に向けて
「ドロボウ」「ドロボウ」と何度も続いた。
おそらく、行列に並ぶのに飽きて、
父親の財布か何かを手に取ったかどうかそれくらいのことだったのかなと思った。
最初の第一声で周囲の人たちも身構えたに違いないし、
(一緒に並んでいた夫もギョッとしたというし)
じゃれているにしても親が子供にかける言葉としてどうなんだろう?
その親子の中ではドロボウと言う言葉を使うのが日常的なことなのかもしれないけれど、
その子は悪気もなく友人の間のやり取りでドロボウと言う言葉を使うようになるだろう。
些細なことで言われた方はどう思う?
言われた子のその子への印象は?
親だけでなく、
大人が子供にかける言葉として不適切なんじゃなかろうかと思うのだけど、
日本人って、いつのまにかそんな細かいニュアンスに気が付かなくなってるのかな?
そうであって欲しくないけどね。