前の記事で、
娘が赤ちゃんの頃、夫がお風呂に入れていて身体を洗うことしか頭になくて
娘の頭を水没させていることに気が付かなかったって話を書きましたが、
本当にね苦しそうで、洒落にならないくらいヤバかったのですよ。
その他にも大きなところでは娘だけで3度、
ウッカリで危うく大惨事になるところでした。
そんな父親を見ていて、当時まだ小さかった息子は幼心に
自分が妹を守らなければと決心したそうで、
その時の思いを最近になって良く話してくれます。
私が熱を出して寝込んでいたり、骨折して自由に動けなかったりすると、
「ぼくがぷーちゃんをお風呂に入れてあげる」って、
シャンプーも顔にお湯がかからないように、
目にシャンプーが入らないようにと、妹を大切に大切に、
自分のことをそっちのけで一所懸命にお風呂に入れてくれていました。
娘もお兄ちゃんが大好きで、
2人で良くお風呂に入ってたんだけど、いつまでも赤ちゃんみたいにして髪の毛を洗うので、
ある時娘に「ボク、もう赤ちゃんじゃない!」って怒られたりしてね(笑)
娘はお兄ちゃんやお兄ちゃんの友達といつも遊んでいたので、
ずっと自分のことを男の子だと思って居たみたいで、長いこと自分のことはボクでした(笑)
子育てで一番大変な時期は、私の両親と夫の母の3人が同時に大病で常に誰かに付き添わなきゃいけなかったりで、
私ひとりで3人抱えて、そりゃもう大変でね。
普通は出産って里帰りして親に助けてもらったりするもんなんだろうけれど、
私はそれもなく、産後1か月で死にかけの親の介護してました。
夫は3交代なのに、病院に泊まり込まなきゃいけない時もあって、
夜に子供だけを家に置いておくのは心配だったのだけど、
娘はお兄ちゃんが居れば大丈夫で、
今から思えば、息子はかなり頼りになる子だったんだなって思う。
そんなちっちゃいお父さんは、
いつの間にか180を超えるくらい大きくなって、
今でも妹のことはかわいくてたまらないようで、父親目線。
成人式には20万もお祝いを送ってくれたり、
誕生日には数万もするようなプレゼントが届いたりのアマアマなお兄ちゃん。
そんなお兄ちゃんが、母はまたかわいく思えて仕方ないのです。