ちょっとフライング気味のおじいちゃん(義父)の米寿のお祝い、
終わりました~。
ゲストからこんな美味しそうなお土産をいただいたり、
私からはゲストさんへ、心ばかりのちょっと遅いクリスマスプレゼントも用意していました。
料理も買ってきたお刺身の盛り合わせの他に10品は作ったかな?
お漬物も自家製を3種。
お吸い物は鯛の切り身に塩をして、
串を打ち、直火であぶって、
柚子とより人参、三つ葉を。
茶わん蒸しとお寿司は、17年前に亡くなった義母の使う具材と味付けで、
そこに義母の姿はなくても、私の手を伝って存在を感じられるって、
料理ってすごいな~と改めて思います。
乾杯は奮発したシャンパン、ボランジェ、
これがすごーく美味しくて、
一同「美味しっ」「うまっ
」
その後おじいちゃんに記念品のプレゼント、
バカラのグラスとお誕生日新聞、
おじいちゃんの生まれた日、10歳の誕生日、20歳の誕生日・・・と10年毎の80年分、
グラスは、
「高いからってサイドボードにしまいこまないで、
麦茶を飲むときとか普段に使ってね」
いつもは少食なおじいちゃんが、
良く食べること食べること。
「楽しくてついつい食が進んでしまった」と食事だけでなくお酒も。。。(笑)
夫には「一度にたくさん飲ましちゃダメよ~」って言ってたのに、
その場ですぐに使い始めたグラスにお酒が入ってないとさみしいからって本人から催促
「おじいちゃん少しずつゆっくりゆっくりね~」とうるさい嫁です(笑)
私が料理を作っては出ししていると、
「ちっとも食べてないやないね?こっちきて一緒に食べよう」と嫁を気遣ってくれるおじいちゃん。
「大丈夫よ~動きながらでも口は動かせるんだから~、
ほら、顔も赤いでしょ?お酒だってしっかり飲んでるよ」
帰りはみんなお酒を飲んでいたので、
夫が付き添って、最寄駅から電車を乗り継いでその後タクシーで実家まで送り届けました。
おじいちゃんに風邪をひかせたら大変と、
「マスクしてあげてね」と夫に言うと、
「そんなの要らない」とおじいちゃん。
でも、みんなの気持ちに押し切られて素直に付けてました(笑)
優しい気持ちが我が家に集まって、楽しい師走のひと時でした。
そうしてもうひとつ、
昨年の年末は元気がなくて、同じことを繰り返し言っていたり、
もう年賀状は書かない(書けない)と言っていたのだけど、
今年はプリントしたものを持って行って、おじいちゃんが必要だと言った枚数以上を渡してきたのね、
余ったらこちらで使えばいいと思って。
で、夫の会社関係をプリントすると2枚足りない。
出し忘れてたりの分を考えるとあと10枚は手元に欲しいところ、
おじいちゃんの余った分を使えばいいやと思ってたら、
どうやらおじいちゃん、プリントしてあげた年賀状が嬉しかったらしく、
たくさん書いちゃったみたい(笑)
毎年、郵便局に行って年賀状のスタンプを押しただけの年賀状が、
自分だけ時代に取り残されたみたいで寂しかったのでしょうね、
複雑な事情やらで、
あまり実家のことに首を突っ込むワケには行かない私たちですが、
遠巻きながらも義父の心の支えにでもなればと思っています。
夫も「まさか、年賀状のプリントくらいでそんなに喜んでもらえるとは思わなかった」と・・・
何を必要としているかを拾い上げていくことが大切なんだろうね。
プレゼントしたグラスを、
「おじいちゃん、このグラス(バカラ)で飲むと若返るかもよ?」
高級品だからってそんな効果はない・・・とも言い切れない。
年を取るとついつい水分不足になるところを、
お気に入りのグラスがあるとちょっと一杯余計に飲んだりね。
今日の楽しかった思い出もグラスと共にあるはず。
家に帰りついたおじいちゃんから、私にお礼の電話がありました。
「電車代もタクシー代も出してもらった」と嬉しそうな声、
お金だけでなく、その心遣いが嬉しいのでしょうね。
さて、明日は朝からお魚を買いに行ってきまーす。
今度はお正月の準備、いそがしー
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