久しぶりにかなり観たいと思える映画がもうすぐ封切られます。
ウィル・スミス主演
『幸せのちから』(オフィシャルサイトはこちら )
全財産21ドルから立ち上がった父子の、実話に基づいた感動作
なんだそうです。
「なーんだ、良くあるアメリカンドリームか!」って思う方も多いでしょう。
でも、私たち家族にはタオルハンカチが必要な映画かも知れません。
以前からブログを読んでくださってらっしゃる方はご存知かも知れませんが、
私たち家族は、似非ホームレス生活をしていた時期があります、
自らが蒔いた種でもないのに子供を抱えて住む家も失ったのです。
車の中で朝を迎え、日中夫が仕事に行っている間は小さな息子とふたり
海で過ごしていました。
食べるものも料理する場所もなく、手持ちのお金で30円のスナック菓子をひとつかって息子に与え、
飲み物も買えないで過ごして居た時期。
こんな生活から抜け出そう、
誰にも壊されない家庭を作ろう
そう思ったあの日。
今でも、豊かになったわけでもなく、
世間一般のレベルから見たら貧しい我が家ですが、
家族で海外旅行をしたり、マイホームを購入したり、
子供たちにもしっかりと教育を受けさせることが出来た、
それだけでも自分たちは精一杯生きてきたと胸を張って言えます。
あんな生活をしていた私たちが今、こうしてあること
それ自体が成功なのかも知れません
でも、
百里を行く者は、九十九里をもって半ばとす
なんて言いますよね、
ってことはまだまだ半分!
いえいえ、まだ半分にも満たないってことです。
気を抜いちゃいけませんね。
この映画、封切られたら真っ先にハンカチを持って観に行きます、
その時はまた記事にしますね~。
っていうか、予告を見ただけでもう5回は泣いてますよ(笑)