夢のない夢の話 | 子連れホームレスからの再起・・・私の貧乏の戦い方

子連れホームレスからの再起・・・私の貧乏の戦い方

人生何が起きるかわからない、身内に翻弄されて子連れホームレスになった薄給リーマン一家の自力再生と今。

誰にプレゼントするんだか!?

編み物なんてしたことのない娘が今年こそはマフラーを編むからと

毛糸のお見立てに偏頭痛の私が引っ張り出された日のこと。


私が以前、1玉30円の毛糸でセーターを編んだ話をしていたので、

毛糸が思ったより高いことにビックリした娘、


「安い毛糸で良いのになぁ

お母さん良くそんな安い毛糸見つけるよねぇ」


「ぷ~ちゃんは家の極貧時代って知らないよね?」


そんな話から始まって、30円毛糸の話に始まって、超極貧時代のエピソードをおもしろおかしく話していると、

娘が突然真顔になって「なんか鼻がつーんってしてきた」


私にとっては乗り越えてきたことなので、それほど感じないことも

経験したことのない子にとっては、とてもそれが辛いことのように思えたのでしょう。


「お母さんたちがそうやって頑張ってきたのは、子供に同じ思いは味わわせたくないからよ」


うちの子供たちは、学校でも友達にも、家がお金持ちなんやね~って言われるらしいんです。

そう言われるくらい、私、頑張っちゃってます(笑)


友達の間でそう言われる自分と、母親が自分のものを買わずに頑張ってる姿を見比べて

胸が痛んだんでしょうか?(笑)


「私、明日から勉強頑張る!」


「勉強は、生きていくために必要な基礎だから成績に関係なく頑張らなきゃね」



「でも・・・女の子はどれだけ自分が頑張っても結婚とかで、

どんな人と結婚するかで大きく人生は変わってくるんだよねぇ。

頑張ればいい生活が出来るとも限らないしさ。


女だから男だからって言うのは嫌いだけど、

男は結婚で大きく人生が変わる人は少ないけど、女性は殆どの人が変わると言っても言い過ぎじゃないと思う」



「でもさ、そんなエリートな人と結婚して幸せになれるかって言ったらそうとも限らないやろ?」



「好きってだけで結婚して貧乏して暴力振るわれてって人もいっぱいいるよ?

女の子を持つ親の中にはエリート志向が強くなるように、言い聞かせている親だってたくさんいるんだよ、

お兄ちゃんの元カノがそんな感じだったじゃん?



「あぁね~」



「お母さんだってさ、出来ればぷ~ちゃんにはお兄ちゃんの学校のお友達の誰かのお嫁さんになってくれるといいのになぁってホントは思ってるよ。

いい条件の人と知り合うために着飾って合コン三昧する女の子だって山ほどいるんやもん!それが現実

せめて生活苦だけでも味わわないで居られるのも幸せには欠かせない要素のひとつだと思うよ」




イケてない金持ち男にモデルみたいな美人な彼女が居たりする。

ぜってーそれ金目当てだろ!?って突っ込みたくなるようなカップルって世の中のあちこちに居るじゃない?


男もそれをわかってるから成功したいと思う


金や名声があれば、多少しょぼくれオヤジになっても若い彼女も居たりね。


普通の貧乏リーマンには絶対不可能なことが、可能だったりすんだよね。


キモイけどガーン



この星は、男の下心で自転して、

その男の下心を利用しようとする女の下心で公転してるのかなぁ?(笑)



上手く、それに乗っかれなかった人間は、その星の周りに漂う宇宙のチリなのかもねぇ。



いつかあの星までたどり着くぞ!



なーんて、たどり着く前にこっちがお星様になってしまうってばっ!


あ~、いかん、

なんかホントに生活に疲れすぎてるみたい、

夢のない話を熱く語ってしまいました(苦笑)