藤城清治展 | コぴははの日々

コぴははの日々

庭に一羽の雄鶏がいた家

4月5日

10年ぶりの展覧会、初日に行ってきた。

もう10年経ったのかと驚いた。

4月17日で満100歳になる先生。

会場内で、「泣いた赤鬼」の

絵本動画が流れていて

少し離れた後ろ側から観ていたら

車椅子に乗った人が数人を従えて入ってきた。

水色のスーツを着てキャップを被った

藤城清治さんご本人だった!

 

ほとんどの人が気付いてなかったけど

2~3人は遠巻きに見ていた。

 

少し後ろに娘さんが付いていて

本人に話しかけるのは無理でも

彼女になら声をかけても大丈夫かなと

タイミングを見計らっていた。

 

気後れしてなかなか近寄れなかったけど

展示会場から出て行きそうになったので

思いきって声をかけた。

 

「10年前に図録にサインを

 していただきました。

    また来ていただいて

    ありがとうございます。」

と伝えたら

「福岡は大好きなので

   また来られてうれしいです。」

と言っていただいた。

 

この10年間に作られた作品も

たくさん来ている。

ますます洗練されてきてて

北斎を越えてると思った。

 

2時間半程滞在した。

体力が尽きて退場した。

 

図録。

購入した絵はがき。

冬麗竃猫(ふゆうららかまどねこ)

ラビーコーヒー人生のルーツ

太宰府 梅の花がとぶ

まだまだ活躍されることを祈る。