先々週・・・ 
 
 
全国の障害者向けグループホーム(GH)のうち、結婚や出産、子育てに関する相談支援や自立支援を実施しているのは1割り程度にとどまることが、厚生労働省の委託調査で分かった。過去約2年間で実際に出産や育児を支援した事例があったのは3%だけだった。
 
 
・・・というニュース関連の記事を書きました。
 

 

 

実は、それに絡んで、こんなニュースもありまして。

 

 厚生労働省が、グループホーム(GH)での障害者の子育てを「想定していない」としていた従来の方針に加え、新たな住居が見つかるまで子どもとの同居は「差し支えない」と容認する見解を示したことが分かった。北海道のGHで障害者が不妊処置を受けていた問題に関連し、全国の自治体に通知した。関係者が7日、明らかにした。障害者の子育て環境を向上させる狙いだが、GHが子育てを援助しても公費による手当てはなく、支援拡充が求められそうだ。

 

 

 

「GHが子育てを援助しても公費による手当てはなく、支援拡充が求められそうだ」って・・・そりゃ、これまでやってなかったことを新たにやってもいいよ(というか、やってね?)と言うのであれば、そういう話になりますよね。

 

 

中日新聞には、もう少し詳しい記事が載ってました。

 

 

(中日新聞6/8-26面)

 
 
「ただ実際に同居するには、他の入居者の理解を得られるかどうかなどグループホームの運営状況によって対応が分かれるとみられる」とありますが・・・そりゃ、そうなりますよね。

 

 

ちなみに、厚生労働省の当該「通知」の末尾はこう書かれてます。

 

 

 なお、グループホームは、障害者総合支援法上、支給決定を受けた障害者に対して日常生活上の支援を行うものであり、こどもを含め、障害者ではない家族が同居して支援を受けることは基本的には想定していないが、グループホームを利用する障害者が出産した場合であって、直ちに新たな住居等を確保することが困難な場合には、それまでの間、こどもとの同居を認めても差し支えない。

 

 この場合において、グループホーム事業者は、障害者の希望を踏まえた地域生活の実現やこどもの適切な養育環境の確保を図る観点を踏まえて、新たな住居の確保等の必要な支援を行うとともに、相談支援事業者と連携の下、こども家庭センター等の関係機関による適切な支援体制の確保に努めること。

 

 また、グループホームを利用する他の障害者の支援に支障が生じることがないよう、十分に留意すること。

 

※厚労省:障害者の希望を踏まえた結婚、出産、子育てに係る支援の推進について

https://www.mhlw.go.jp/content/001262137.pdf

 

 

いや、まあ、分からなくもないのですが、これを読んだ関係者の皆さんは「色々簡単に言ってくれるなあ」と思っていることでしょう。

 

 

閑話休題。

 

 

ウチの三女 V3、グループホームでくらしております。

 

2ヵ月ほど前、相談支援専門員さん(女性)、および通所している事業所の担当者さん(男性)と一緒に、3人でインターネットテレビなるものを買いに行きまして。

 

 

 

初期設定は、事業所担当者さんがやっていってくれました。

 

後日、Mommy がグループホームへ行って V3 のアカウント登録。目出度く、V3 さんの某動画アカウントと同期完了。膨大な彼女の「お気に入り」がテレビの方にも移植されました。

 

 

で、おもむろに(テレビのある)平穏な日々が始まったのですが、先月末頃「急にリモコンが使えなくなった」とか、ぽろっとこぼしまして。

 

「え?」ってなもんですが、何しろ相手は V3 さんなので、どういう状況からそうなったのか、も今ひとつはっきりしないし。

 

 

電池とか、コンセントとか、超基本的なことは、グループホームの世話人さんたちも試してくれたようですが、どうにもならず・・・

 

初期設定をしてくれた事業所の担当者さんが見に行くというのは、それなりに段取りが必要らしく、いつ、どうするという具体的な話にまで進まず・・・

 

本人も、あまり執着するでもなく、結果、1ヶ月近く、使えないまま「放置」。

 

Daddy さんが「困るじゃん」と言うと、V3 は「いいよ。また新しいの買うから」などと恐ろしいことを宣う始末で。

 

 

仕方なく、Daddy さんが(事前に世話人さんの了解を得て)様子を見に行くことに。

 

とりあえず色々試してはみたものの反応なし。テクニカルサポートにも電話してアレコレやって、結論、リモコン壊れてますね、とのことで。

 

1週間ほどで新しいリモコンが送られてくる(今あるものは、こちらで処分)という話になりました。

 

テクニカルサポートとの遣り取りでは・・・スマホの内カメラに向けてリモコンのボタンをランダムに押してみてください→内カメラ?→ていうかスマホ持ってないんだけど→グループホーム世話人さんに借りる・・・なんて一幕もありました。

 

ふ〜、です。

 

 

ふ〜、なんですが・・・そういうのって、親がサポートしなきゃならないのかしら、という疑問がないでもない。

 

いや、それくらい、しても良いんだけど。

 

それとも、V3 本人が、もっと強く「希望」して「意思表示」すれば、日頃接している周囲の人(=社会?)が、ちゃんと動いてくれたのかな?

 

いわゆるクレーマー認定されるのも嫌なのでこれくらいにしておきます。

 

 

というわけで、人にものを頼むのが苦手な V3 の作品「タマゴ」です。

 

 

 

 

 

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地元の話題。ちょっと古い。

 

 

現地6月8日、「全仏オープン」(フランス・パリ)車いすテニス男子シングルス決勝が行われ、第2シードの小田凱人(東海理化/世界ランク2位)が、第3シードのグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン/同3位)を7-5、6-3で下して、大会2連覇を達成。「特別な瞬間、場所に戻ってきて優勝でき、なんて言えばいいかわからない」とグランドスラム初優勝を果たした地での連覇を噛み締めた。

 

 

 

 9日に東京都で開かれたロボット競技会「NHK学生ロボコン2024」で、豊橋技術科学大学ロボコン同好会「とよはし☆ロボコンズ」が、史上初の3連覇を果たした。最多優勝記録も9回に更新し、ベトナムで開かれる「ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト2024」の出場が決まった。