雨水。

 

随分と温かい日も増えてきました。

 

 

V3 さんの(治療というより障害年金更新をにらんで、なのですが)精神科転院に向け、それなりに動いた後O医院に予約を入れた、というところまでが前回の話。

 

 

 

今回は、そのO医院での初診がどんな様子だったかをご報告いたします。

 

 

その前に、以前通院していたNクリニックでの、結果として最後になった診察時の様子を。

 

 

先方は、例の院長先生。こちらは V3 本人、訪問看護師、Mommy という顔ぶれ。

 

まず訪問看護師さんが訪問看護の記録を手渡しました(が、院長先生はソレには一瞥もくれず・・・)。

 

そして「食べれてますか」「眠れれてますか」「作業所はどうですか」の3点セット。

 

毎度のことながら、それらについては、ほぼ問題なし。

 

で、そこからは院長先生と Mommy の遣り取り。

 

 

院長:(おもむろに)今日、お母さんは何で来たのですか?

 

Mommy :(可能な限り穏やかに)前回、薬が出たんですけど、どういう流れでそうなったのか伺いたいです。グループホームの世話人さん、作業所のスタッフさんも、「え? 必要ないでしょ」と言ってま・・・

 

院長:(かぶせ気味に)ああ、もう薬は出しません。飲まなくても良いです。

 

Mommy:・・・(気を取り直して)月イチの診察は本人にとって負担にもなるので止めてほしいです。こちらの、別の先生は3ヶ月に1回で良いと言ってくれました。

 

院長:ああ、何か、そんなこと言ったらしいですけどね。月イチで来てもらわないと、自由診療ということで医療費自己負担になりますよ。

 

※この発言は、各種「精神障害者医療費助成制度」を受けられなくなりますよ、の意味だったと思われます。豊橋市の場合「自立支援医療(精神通院)」「精神障害者通院医療費助成(通院医療費自己負担分1割の助成)」「精神障害者医療費受給者証(全疾患)」があって、これらの助成は、実際に一定頻度で通院してないと受けられません。

 

 

 

Mommy:(うん? と思いつつ)・・・先生のお考えと、ウチの考えは違うようなので別の精神科に相談してみたいです。なので紹介状を書いてもらえますか。

 

院長:まあ、仕事だから書きますけどねぇ。

 

 

Mommy の記憶によると、まあ、そんな感じだったそうです。

 

基本、争いや諍いを好まない、というか、そういうのは面倒だから避けたい(天秤座の)Mommy さん、頑張りました。

 

ちなみにこの間、剣呑な遣り取りに V3 は引き気味。(拗れた理由の一つでもある)訪問看護師さんは、診察室では一言も発せず、クリニックを出てから Mommy に(ほぼ、他人事のように)「いろんな先生がいますから」と呟いたそうな。

 

 

で、2ヶ月以上を経た先日、O医院へ、いざ。

 

 

V3 と Mommy の二人、まずは受付で住所・氏名等を書きつつ、Mommy 的に、清水の舞台から飛び降りるくらいの(?)勇気をだしてゲットした「紹介状」を提出。

 

 

しばらく待った後、まずは看護師さんによる聞き取り。

 

ここでまた(どうやら「紹介状」にそんなことが書かれていたらしく)自己負担云々の話が出たのだけれども、いやいや、ウチの場合「療育手帳A判定、B判定での障害者医療」なので、通院頻度は関係ないですよと。で、看護師さんは「先生に確認します」と。

 

 

 

他には、Mommy に、生育歴とか、受診の理由とか。

 

V3 本人には、作業所での様子とか。

 

それに対して V3 さんは、例によって、作業の内容ではなく発注業者の名前とか、あるいは「ネジを、ネジで、ネジに・・・」みたいな、微妙にワカランチンなことを饒舌に話すという・・・でもって看護師さんに「あ、良いです」と止められるという・・・

 

 

そして、いよいよ医師による診察。

 

本人には、お約束の3点セットやグループホームでの様子とか。V3 さん、ご機嫌で受け答え。

 

例によって「しっかりしてる」「中度知的って感じじゃない」というような誤解を生みそうでした。

 

 

一通り診察の後、 Mommy がNクリニックにおける、これまでの経緯、紆余曲折を語りまして。

 

 

結果、次回の診察は・・・

 

半年後となりました!!

 

 

実際に障害年金更新が近づいた時には、多少頻度が増すかもですが、それまでは、基本、半年に1回でOKのようです。

 

Nクリニックでの「診断書」や「知能検査結果」等参照したいので、可能であれば次回持ってきてください、という話もありましたが、そこはバッチリです。

 

 

ついでに訪問看護のことも尋ねてみると「ご家族が必要ないと考えるのであれば、それで構いません」ということでした。

 

ちなみに、O医院の患者さんでグループホームに入っている人は、皆、訪問看護を付けているそうです。もちろん、ただ訪問しているだけではなく、記録をもとに、看護師ともきちんと連携して診察に活かしているとのこと。Mommy が「ウチが入っているグループホームでは精神でも訪問看護を付けてない人がいますよ」と言ったら、逆に驚いていたそうです。

 

善悪は置いといて、医師も相談支援専門員も、皆さん、自分の知っている範囲内のことが当たり前で普通だと考えているものなんですね、と再確認しちゃいました。

 

 

そんなわけでO医院さん、

 

まず、こちらの考えや希望をちゃんと聴いて、それと障害年金制度上の要請とを勘案して診療方針を示していただけたということです。

 

Mommy 、納得の初診でした。

 

V3 も「良い看護師? 先生? でした」と言っております。

 

 

いやあ、何か、久しぶりに障害当事者・家族として「壁にぶつかった。そして乗り越えた」をやってしまった気がします。

 

ま、これも経験ですかね。

 

 

1年近くに亘る Williams' family グダグダな日々。

 

胃が痛くなったり眠れなかったりした時もありましたが、セカンドオピニオンとか転院・転医を考えている方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

 

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

 

精神科通院については、ようやく新たな展望が開けた V3 さん。

 

今週の作品は「忍者」です。

 

 

 

 

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バレンタインデーはとうに過ぎてるんですが、次女2号から、おもむろに父・母・妹へのチョコレート。

 

何か、スゴイです。

 

 

 

 

 

 

“誕生石ショコラ”だそうで。

 

 

こちらは解説の栞。いや、マジ、すごいじゃん。です。