いきなりですが・・・
先の土曜日、今年の桜は(この辺りでは)今日しかないだろう、ってことで。
なんて書いてた日から、もう1年。
何だろう、何もしてない気がするのに。
齢のせい? いやいや、コロナのせいでしょう。
うん、そうだ、そうだ。そういうことにしておこう。
ということで、この春は、久しぶりに“東三河の嵐山”に行ってきました。
桜淵は天竜奥三河国定公園の南玄関となる場所に位置します。
この桜淵公園は、かつての新城城主・菅沼定実が植樹したのが始まりと言われる、由緒ある桜の名所です。
名前の通り桜と淵をもつ景勝地で、渓谷美を兼ね備えた国内でも珍しいスポット。毎年多くの人が各地から訪れ、とりわけ桜まつりの開催中は活気に満ちる人気の公園です。
最近になって、付随施設等、少しリニューアルしたみたいです。
まずは、お約束の撮影スポット。
V3 さんの希望もあってボートに。自分達がこの日の1番船。
流れに逆らい川上へ上る間は Daddy さんが担当。途中、浅瀬で座礁しかけたり。
めっちゃ腕にきました。
証拠の「笠岩橋」下方アングル。下りは Mommy。
自分達が岸に戻った後、たぶん、釣られたのでしょう。他にも2艘出てきました。
貸しボート屋さん、「呼び水代」として何かください、って感じです。
こちらは地元の物産展。ここだけちょっぴり「まつり」の雰囲気でした。
で、実を言うと、Daddy さん的には、ここまでが前フリ。
すぐ近くにある「うでこき山」が真の目的地だったりしまして。
腕扱山(標高:128m)は、新城市の桜淵自然公園の南に位置し、標高も128mという低山で手軽に登れる山です。由来記によれば「昔、武田信玄は二万の精鋭を率いてこの山に陣し、うでこき(うでのたつもの)をすっぐて軍議を開いたという。それにより「うでこき山」という」と書かれています。
麓の重川池。ここも、いい感じ。
そして登り口。「昭和40年」とありまして、多少ビビりました。
登山道。急勾配手入れなし。Mommy & V3 はこれを見上げた時点で断念。
孤独な Daddy さん、倒木に行く手を阻まれたり・・・
枯れ葉に足を取られて滑ったり・・・
辿り着いたのは・・・廃墟。うん、期待どおり。
朽ちた屋根、天井。
2階の床は抜け落ち1階と同化してます。
打ち捨てられた「展望台」と思う方も多いようですが、実はコレ、豊橋出身の歌手、大津美子さんの別荘だったとか(打ち捨てられてることに変わりはないですけど)。
さらには、何故此処にお立ちなのか、明治天皇像。
由来は・・・
・・・とのことです。
いやいや、人の世、至るところに歴史ありでございます。
その台座前、唯一最近手を入れたと思しき木札。めっちゃ浮いてました。
これは・・・何か祠? 特に何の表記もなし。
でもって、これまた事前に知っていたんですが、頂上からの「残念な眺望」。
南も北も見通せない💧
木立の隙間から、辛うじて見える桜淵笠岩橋。
何処ら辺が? と問われると困ってしまうのですが、Daddyさんとしては、大満足。
というか、かなり足にきました。
ちなみに、そんなうらぶれた山にも関わらず、途中ちゃんとしたハイカー仕様の女性二人連れと男性二人連れに会いました。
いやいや、世の中、至るところに人あり、でございます。
下山して、約30分ぶりに Mommy & V3 と合流。
麓から「ほらほら、あそこだよ」と指差しながら見上げる頂上付近。別荘の屋根、明治天皇像、判ります?
ということで、V3 今週の作品は「れもん」。
ついでに、ウチの庭から。
・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
こちら、腕扱山について、もっと分かりやすい記事があったので。
先だっての結婚記念日。
「おめでとう。でも、何にも買ってないよ」と仰った2号(次女)さん。
「別に良いよ。娘の健康が一番のプレゼントだよ」
・・・などと殊勝なこと言う両親であるはずもなく。
「良いよ。何なら、何か食べさせてくれるっていうのでも」
・・・で、
協議の結果、地元情報誌「HANAMARU PLUS」、
に載っていた、こちらのお店「AMBER'S 豊橋店」に。
上質で安心・安全な牛肉から作られるパティは、噛みしめるほどにうまみが増します。
出来立てを味わって頂きたいので、ハンバーガーは注文が入ってから、ひとつひとつ焼き上げます。
ハンバーグを知り尽くした職人が仕上げるパティをじっくりと直火で焼き上げていきます。
ご馳走になると、何故か美味しい。
というか、いやいや、確かに「爆」でした。
はい、顎にきました。
人生、至るところに「幸あり」でございます。