【出雲と大和】レポin東京国立博物館 後編 | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

東京国立博物館で開催されている

【出雲と大和】展!

日本書紀成立1300年記念だそうです。


出雲と大和(奈良)の歴史的遺物が

比較展示されています。

という昨日のブログの後編ですウインクキラキラ




比較と言うか、、

競い合ってるよね?
競い合わせてるよね?

トーハクさんニヤリ



出雲のものすごい数の銅鐸、銅剣
vs
奈良のものすごい数の鏡


出雲の巨大建築物
vs
奈良の巨大埴輪


し烈な争いっチューハッ!!


その埴輪というのは

皆さんが思ってる何十倍ものデカさっ!


鬼太郎のヌリカベくらいあります爆笑(笑)



いゃ、実物に会ったことないからわからんけどキョロキョロアセアセ



巨大さ、数と、、

もうひとつ、美しさっラブキラキラ

これも際立っていました。


中でも

奈良県新沢千塚古墳群の

126号墳の出土品っラブ

ペルシャ由来のガラスの器や

美しい細工の冠飾りや指輪。。

この古墳に埋葬されてるのは

朝鮮半島の新羅から来た女性では?

との説があって

美しい異国のお姫様、、ラブ

私の中でのイメージは

auのCMの三太郎シリーズの
乙ちゃん(笑)


井上靖さんが中国のシルクロードの町、楼蘭の遺跡で発見されたお姫様のミイラを題材に小説を書かれていましたが、誰か新沢千塚126号のお姫様の小説、書いてくれないかなぁチュー


で、

美しさ対決の出雲側は、、

玉っ!!


玉(タマ)?

出雲といえば玉の産地ニヤリ

もともと地質的にメノウや凝灰岩など

玉に加工される岩石が産出する地域で

勾玉、管玉、臼玉などなど

美しい玉飾りを生産していたそうなのです。

さらに日本海を介して

大陸からガラス製の玉を入手したり

さらにそれを加工して玉を作ったり、、


もちろん大和だけでなく

日本各地の遺跡から玉製品が出土してますが

原石は出雲周辺産だったり

玉造りの技術を持った工人が移動して作ったものだったり。。

九州から直接ってのもあるようですが

なんたって


玉といえば出雲ですからっ!


と出雲の矜持を感じさせる玉がたくさんっ!

とにかく西谷3号墓のガラス勾玉を

見ていただきたいっチューラブラブ!!



今回の展示は、

出雲の本気を全国に知らしめたいっグー

大和に負けてないですからっグー

って意気込みを感じました。


出雲大社だけじゃない出雲、

神様がなんで10月に集まる出雲なのか

そういうことが少しでも伝わればいいなぁ。

おねがいキラキラ


あと

数や巨大さや美しさの華やかなものに

目がいきがちですが

こじんまりしたのにも目を向けるとおねがいキラキラ


弥生時代の分銅型土製品っていうのが

展示されてます。

岡山、広島、兵庫辺りを中心に出土している

手のひらに収まるほどの謎の祭祀遺物。。

これ


我が町枚方でも
出土してるんですニヤリ

三角縁神獣鏡だって出土してるし
枚方だって実はスゴいんですからっチュー

【出雲と大和と枚方】

で企画展やりましょーやっ!!爆笑


ちなみに先ほどの鬼太郎風の頭にいるのは
キラキラ目玉のおやじじゃなくて分銅型土製品ですニヤリ



そんな【出雲と大和】展

めっちゃ真面目に見学して

展示資料一覧表にも


めっちゃメモメモメモメモチューアセアセ
後で見返したら何書いてるか分からんけどガーン


気づけば、、滞在時間

3時間っびっくり!!


それでも見足りないっえーん!!

後半駆け足で回った

仏像展示ももう少しゆっくり見たいし


もう1回くらい行こうかなニヤリ


ふるさと祭りに行くのに荷物になるから

断念した図録も、、やっぱり欲しいし。。


図録は買えなかったけど

とりあえず


画文帯神獣鏡のコンパクトミラーを購入ラブ

鏡の鏡だー!うぉっーラブ



3/8まで開催中。
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