桜に酔い
歴史に酔い
足下2cmくらい浮いていそうな
春の旅のblogの続き。
静岡県三島市のお隣
清水町にある柿田川湧水で
水の美しさにうっとり。
さて続いては
三島駅近くにある
巨大な庭園、楽寿園へ。
三島は三島大社くらいしか行ったことがなく
町中を歩くのは初めて!
この楽寿園とは
もともとは皇室関係者の別邸だったそうで
現在は三島市の公園となっています。
庭園だけでなく
楽寿館という立派な建物や
動物園、遊園地もあって
ゆっくりまわったら数時間かかるかも?
なぜここに来たかと言うと
三島市の郷土資料館があるからー!
しかも
楽寿園の入園料を払ってしまえば
資料館は
入館無料なのです!!!
それにしても
美しい庭園、、
見て、、この、、
あんまり展示物の写真はネットにあげてはいけないのだけど
溶岩を使った縁石!!
富士山を身近に感じるよね!
って、そこ!!?
もっと広く庭を愛でろっ!!ってね
ちょうど
桜の散り時で、、
ピンクの地面!!!
あぁ、
残る桜も散る桜、、かな。
散ったあとの
この新芽の柔らかい透明感!!
可愛らしいなぁ!
紅葉になるまで
半年くらいかな、、
がんばって生きてねー!
というわけで
三島市郷土資料館!
ここの資料館がねー、
小さいけれど充実してます!!
ちゃんと三島市の通史がわかる展示、
さらに
富士山や地形、
さらに民俗資料も豊富!
この美しい球形のヤカン
鉄じゃないのよ
土器なのよ
しかも
縄文時代の
土器なのよーー!!!
信じられますか!?
縄文土器と言えば縄目のや
派手な火焔土器が有名ですが
私は縄文後期以降の
この黒光り土器が好き!!!
かっこええー!!!
今まで見た中でも抜群のデザインです!
そして
こんな展示も。
この三島の地で
連歌師の宗祇へ
古今和歌集の解釈が伝授された!!
ですって。。
詳しくは展示を読んでくださいまし
これについて書き出したら
また熱くなって、、ダラダラ書いてしまうから
我が心の旅の師、
芭蕉さんが憧れた連歌師の宗祇。
旅するお坊さん
私のツボのフレーズ、、
旅するお坊さん(笑)
西行さんもですし
名もなき遊行の僧や
古くは中国の玄奘三蔵法師もねー。
まだ宗祇さんの作品はちゃんと読んだことがないけども
これを機にとうとう手を出してしまおうかなぁー。
と、ニヤニヤしつつ
三島の歴史について学習!
やはり東海道の宿場町!
そして富士山からの清流!
このキーワードが三島の歴史を支えてるのね!
ほんと充実してて勉強になるので
ぜひぜひ訪れてみてください!
入り口横には
楽寿園西口古墳の箱形石棺もあります。
男女2体のいこつが残ってたそうです。
奈良時代のものとされてるけど
もっと古そうな気がするなぁ。
石材は安山岩系の板石かしら。
さて
楽寿園にはこんなものもありました
池、、水がないの
水位が下がってしまったそうで
水がある時期もあるそうなんですが
こうして干上がってしまってます。
楽寿園のホームページに
今日の水位が乗ってます。
ほんと
資料館といい、庭園といい、
素晴らしい庭園です!
さらに
三島溶岩の露頭も見ることができるそうで
私の好きなもの詰まり過ぎなんですけど!!!
楽寿園click
三島駅出てすぐですし
駐車場は有料ですが
周りの駐車場より安いです(笑)