桜回遊魚*東北への巻1* | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

春うらら

3月か4月のころ

『東北の桜見に行きたいねぇ』

新聞にデカデカと東北の桜ツアーの広告が出てるのを母と見てました。


東北の桜。


その響きだけでうっとりしますね。


東北の柔らかい春の日差しに咲き誇る桜サクラ。


手頃なツアーを見つけて母と参加することにしました。


テントむしで自由に巡るのもいいかなと思ったのだけど、


まず、東北に着くまでに丸1日以上はかかるもんね。


飛行機で東北まで行ってレンタカーという手もあるけど

ほどよいセットプランも見つからず

まぁ、今回はツアーで!ということに。



京都からサンダーバードで金沢、金沢から直江津、そこからバスに乗り東北を廻るツアー。


なかなかハードだ(笑)


案の定、ツアーは母とおなじか少し年上のおば様方が大多数。


意外だったのは、一人参加の人が多かったこと。


1人が気楽だわー、って人とか

旦那様の介護ばかりの日々を抜け出して、とか

写真を撮りに、というおじ様1人参加とかも。



まぁ、おば様方は元気元気で

しゃべる、買う、食べる!

しゃべる、買う、食べる!


賑やかなツアーでした(笑)



小柄ながらもテキパキキビキビした添乗員さんのもと乗り換えもサクサク。


直江津到着!


そう、直江津ーーー(>_<)!


私のlovely芭蕉句碑スポット!

年に数回はこっそり訪れている直江津。


『七夕や六日も常の夜には似ず』

奥の細道で一番好きな句碑のとこ。


ツアーの悲しいところは自由に動けない(´`:)


lovely芭蕉句碑に近づくことかなわずバスに乗って移動。。


添乗員さんとは別に地元のバスガイドさんざ乗り込み、ガイドさんによる道中の案内の始まり始まり。



これが、、とても面白くて、勉強になり、


1人フラフラ旅してるだけなら知ることのないお話をたくさん聞ける!


ツアーには自由はないけれど、

勉強になります!


『ツアーもいいねぇ』


見えてる風景に意味が伴って、奥行きが増す。


ああ、旅ジュテーム(´▽`)ノ!



知るために、感じるために、出会うために旅するのよ。


春の穏やかな日本海を北上し、


ところどころ咲き誇る名もなき桜を見やりつつ、

磐越道を東へ、、福島へ向かう。



『ここ、10日ほど前に車で走った』


『えっ!!(@_@)』


少し前に友達と桜を求めて走ったのと

同じルートなのでした(笑)



『あそこの道の駅で車中泊したことあるわ』

阿賀野川添いの山陰に見える道の駅。



『……あんた、、何してんの(-_- )』



ああ、しまった。

日々の放浪の詳細は、母にあまり話してないのだ。

母の顔が、、曇る(笑)





lovely直江津駅。


続く