てぶくろを買いに | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

台風や

なんだかんだで忘れていたけども、


昨日は『敬老の日』だったのか。

新聞読んで思い出した(^_^;


うちの親も今や敬われるべき『老』な人。


忘れてて申し訳ないなー。



新聞のページをめくると、

『ごんぎつね』や『てぶくろを買いに』の絵本の挿し絵で有名な黒井健さんの展覧会の紹介の記事が。






母が好きな絵。


柔らかい優しい自然の描写。

『見に行きたいねー』

と母と話してると、

話の内容が『自然を感じる心』という方向へ。



うちら姉妹が幼い頃住んでいたのは駅前のゴミゴミした商店街。


近くに保育園はあったのだけど、


『できれば自然を感じられるところで育てたい』


と愛媛の山奥育ちの母は、

少し離れた淀川河川敷近くの保育園へ我々を入園させました。


通園の途中、保育園の校庭やお散歩に

四季を感じてほしい。


雨の日は、

濡れないように走ればすぐ着く保育園に行くよりも、

少し濡れてしまっても、

『雨』にもいろんな雨があることを感じられる人になってほしい。


母なりの教育論があったそうな。


『おかげで自然や四季の移ろいに敏感な娘たちに育った』

と自負してました。


ほんと、感謝。


大自然とはいわないまでも、

人間と自然が寄り添って生きてる、

この町。


自分の原風景であることは間違いないなー。



黒井さんが今回の展覧会のために描き下ろした『銀河鉄道の夜』を題材にした

『ケンタウル祭の夜』


天気輪の柱!!

鳥肌立ちました(;゚д゚)


夜空へ、

ホーーーっと吸い込まれていく感じ。


ああ、岩手行きたいなぁ。

空気の凛としたとこへ。


台風過ぎて秋の気配が。

コオロギの姿もちらほら見かけるようになると、

東北へ行きたくなる。



いや、

夏も、冬も、春も、しかりか(笑)


白河越えて、いざゆかん。


敬老の日のお祝い(?)に

東北、、はちょっと無理かもやけど、


黒井健さんの展覧会行きますかねぇ。