宮司さんの昼食を待つために本殿へ。
拝殿で手を合わせ、
靴を脱いで、奥へ。
新しく作られたばかりのような拝殿に比べ、
歴史を感じる本殿。
台風が直撃したら、、一瞬でクシャ!ってなりそうな。
きしむ床、なかなか開かない潜り戸。
ほんとに入って大丈夫なんかな?
宮司さんが入っていいって言ったしな。
恐る恐る中へ入ってみると、
うおおおっ!
ご神体が!
梅原さんの本で見た猿田彦と天鈿女がご鎮座されている!
本で見て思ってたのよりでかい!
高さ50、60cm?いや、もっと?
木製のお二人。
さすがにこれは写真を撮ってはいけないかなと思ったのでご想像にお任せいたします。
一族のご神体といきなりのご対面。
静かな時間。
冷たいすきま風。
これは、どうしたものか。
とりあえず手を合わせる。
大阪から無事たどり着けたことを感謝。合掌。
そもそも、
この荒立神社、
高天原(神様のいるところ)から、日本を正しく治めようとニニギノミコトという神様御一行が高千穂に降臨されましたとき、
猿田彦が御一行をお迎え、道案内されたそうです。
そのときの御一行にいた天鈿女(アメノウズメ)と猿田彦が急遽結婚すことになり、
ニニギノミコトが急遽二人のために家を建てたのですが、
あまりにも急だったので荒く建てたことから荒立神社という名前になったとのこと。
ご神体の猿田彦と天鈿女。
高天原が何を指し、高千穂に降臨するというのが何を指しているのか、
作り話なのか史実なのか、何かを暗示しているのか、、
考え出したら古代史の世界にどっぷりはまってしまいそうなのでほどほどにしとこう。
まぁ、そういういわれの神社なので、
縁結びや、夫婦和合、導き、
また、天鈿女が芸能の神様なので芸事の上達、などなどを祈願する方が絶えない神社なんだそうです。
近年のパワースポットブームもあるのか、
本殿で宮司さんを待っている間にも次から次へと参拝客が続々。
宮司さんもなかなか来ないし、
皆さんがお参り、手を合わせている本殿に私が隠れているのも、なんか悪いなぁと、、
ということで一度本殿を出て、境内の庭でボーっと待ちました。
続く。
3年くらい前の書きかけの旅記録はここまで。。
このあとぼーっと待てどくらせど宮司さんは来ない(笑)
本殿横の建物の中で宮司さんを囲んでの団らん会が行われておりました。
入ってみると、
『ああ、ごめんごめん、人がたくさん来て忘れてた(笑)』
とても陽気な宮司さん。。
人柄もあって、日本各地から宮司さん目当てで来られている方がたくさん。
東京からお相撲さんも来られてました!
また、当時の写真が見つかったら続き書こうかな(笑)
気長にお待ちください。
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