九州的恋物語 | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

宇佐日記完結編。

いつもだらだらすみません。

読んでくださってありがとー!



さて、

県立歴史博物館を出て、

桜満開ののどかな春のポカポカ宇佐の町をふらふら歩き、

スマホのアプリに助けられながらも、ふらふら歩いて温泉到着。



かんぽの宿の温泉に入りました(*´∇`*)



こういう長閑な町の温泉、、

何がいいって、、

そりゃ、温泉も風景もいい!


けど、なにより!

入っているおばあちゃんたち(たいていお客様の96%はおばあちゃんです)が、


可愛いーーーー!

のね(*^^*)



小さくて、温泉の効能かお肌ツルツルのおばあちゃんたちが、


のんびり温泉に入って、

たあいもないお話をしているの(*^^*)


可愛いのなー!

癒されます(*^^*)


そこに若いのが(あ、そんな若くないですが相対的に(笑))入って来たもんだから、、

たまに驚かれたり、じろじろ見られたり、話しかけられたり。


今回は電車の時間もないので、はぱっとお風呂から上がり、


そしてバスという交通手段も無いということでタクシーを呼んでもらい、、


一路、最寄り駅へ!


そんなタクシーの中での会話。

『変わったお名前ですねー』

と言われたので、

『宮崎に多い名前なんですよー』

と言うと、



『昔、宮崎の彼女がいたんですよ。』


って、

タクシー運転手のオッサンの恋話始まり始まり。


『遠距離ですか?』

と聞くと、


『いや、宮崎からこっちに出てきてた子で。』


へー。


国東半島から日向灘のキラキラした海のような、

かぼすとか日向みかんのような甘酸っぱいイメージを勝手に想像(*^^*)


『看護師でねー、しっかりものでねー』


ポツリポツリと話すタクシーのおっさん。


『甲斐さんって名前でねー』


『甲斐って、宮崎に多い名前なんですよねー。』


宮崎には『甲斐、興梠は犬のクソ』ということわざがあるらしく、

どこにでもある名前なんだそうな。

昔、どっかで聞いたなーなんて思い出していると



『、、、。』


急に黙るオッサン。



そして、



『ある程度歳をとったら、また若くなんないかなー』


なんて言い始めたっ!


『そんなんだったらいいですよねー』


話の流れがわからんので、適当に答えてみた。。ら、



『若い頃は、、押しが弱かったからさー、


もっかい若くなれたら、、、』


そう言ってまた黙りこむオッサン。




(/ー ̄;)(/ー ̄;)(/ー ̄;)


ああ、


きっと、


押しが弱くて、


看護師の甲斐さんとうまくいかなかったんだな!!


(/ー ̄;)(/ー ̄;)


オッサン!!


きっと、

今日みたいな桜満開の春うららな日に、


なんかあったんだな!


オッサンっ!


そして、甲斐さんっ!



なんか他人事なのに胸が熱くなってしまった(/ー ̄;)

そして、


『まぁ、でも、押しが強くてもねぇ、、。』


なんて、

自分の失敗を省みながらマヌケな返事を相づちをうってしまったのです(笑)



なんかなぁ、

九州、

おもろいなぁ。。




そんな、宇佐日記。終わり。


長閑で、

静かに深い歴史を抱いき、

可愛らしいおばあちゃんたちもいて、

忘れられない過去を抱いたタクシーのおっちゃんもいる宇佐!


ぜひぜひ訪れてみてはいかがでしょ?

桜の季節がおすすめです!!