前回のブログ
すっかり禊がれて気分爽快!
宿舎に戻って正装に着替え、、
いよいよ伊勢神宮参拝!
月次祭
の見学。
月次祭(つきなみさい)とは??
・・・・なんだろ。
ネットで調べても良く分からんです。
神様に食べ物をお供えする儀式。。
簡単に言えばそういう感じかな。
食べ物は毎日お供えされているんだけど、
この日は特別らしい。
食べものも豪華なのか!?
そして祭主である天皇陛下の妹様がお越しになる。
夜9時、正装して伊勢神宮へ。
この日は夜間参拝は禁止。
事前に申請した約150人が儀式を見学できる。
グレーの色の制服を着た警備員の誘導についていく。
神宮内は余計な明かりは消し、
警備員の持つ提灯の明かりのみ。
儀式が行われる祭壇の近くに並んで待つ。
無言。
儀式は10時から。
・・・1時間近く待たねばならない。
砂利道。
履きなれない正装用の靴。。
足が痛いの~~><。
そこへ、、
『あ、ホタル』
と誰かが小声で言う。
伊勢神宮の森に飛び交うホタル。
青白い明滅。
静寂。
ときどき飛行機が頭上を飛ぶ。
・・・雰囲気壊れるなぁ。
祭壇の前では白い装束を着た神官が松明に火をつけている。
警備員の提灯と、
松明の明かりのみ。
松明のはぜる音。
警備員の砂利を踏みしめる音。
足の痛みに耐えつつ待つこと1時間。
急にあたりの空気がひんやりする。
空気が冴える。。
・・・何かが始まる!
空気が伝えてるみたい。
どおおおおん。
遠くで太鼓が鳴る。
ぞぞぞぞぞぞ鳥肌が立つ。
見物客の動きが止まる。
再び静寂。
どおおおおん。
どおおおおん。
太鼓の音が近づいてくる。
見物客の視線が鳥居の向こうの闇に集まる。
どおおおん。
どおおおん。
松明を掲げた神官を先頭に、
行列が姿を現す。
提灯で足元を照らされた、
うつむき加減の小さな巫女の姿が。
!!!!!
天皇陛下の妹!
その後には4・50人の白装束の神官が続いている。
どおおおん。
どおおおん。
狂うことなく足並みをそろえて近づいてくる行列。
松明の熱で空気が熱くなる。
目の前をゆっくりゆっくり歩む行列。
圧倒的な存在感の天皇陛下の妹様。。
神々しい。
白い衣を頭からかけ、
うつむきかげんにゆっくり歩む。
2000年に及ぶ天皇家の歴史、
日本の八百万の神々、、
そんなありがたいモノを、、
小さな身体で一心に背負っているかのよう。。
・・・・。
スゴイモノヲ ミテシマッタ。。
ちょっと呼吸を忘れるくらいの凄み。。
うーーーーん。
日本て、、すごいな。。
こんなのが、、1500年も粛々と、、
世間の目に触れることなく、
続いているのか。。
・・・うーーーーん。
・・・うーーーーん。
祭主を先頭とした神官の行列は祭壇でいくつかの儀式をおこなう。
全部の儀式を見ていたら、
あっというまに夜中の0時を過ぎた。
・・・足が、、疲れた。
よくよくみたら、
下っ端の神官たちは、、
白いスニーカーを履いていた。。
おいっ。
つづく。。