月見れば ちぢにものこそ 悲しけれ
我が身ひとつの 秋にはあらねど
大江千里
嘆けとて 月やはものを 思はする
かこち顔なる 我が涙かな
西行
百人一首に詠まれている月の歌。
あと、めぐりあえて~ とか、夏の夜は~もあるね。
月の歌は、哀しげな歌ばっかりだね。
なんで月は哀しげなんだろか。
夜空にあるから?
太陽が陽で月は陰だから?
幸せの絶頂で月を見ることがあるかな?
あっても、
なぜかしんみりするかな。
まして中秋の名月。
暮れていく一年を想って、
浸っちゃいますなぁ。
あ~旅したい。
ただそれだけ。
枯野、駆け巡れっ!