違いを生み出す違いと日本の治安

目標達成のための方法として、自分が達成したい目標をすでに達成している人をモデルにして、違いを生み出す違いを探しだし、それを参考に行動するといったモデリングという方法があります。

ちなみに、日本にコーチングが流行し始めたころ、このモデリングを勘違いして世に広めているコーチが思いの外たくさんいましたね…

たとえば、「人の上に立ちたいのであれば、人の上に立っている人の歩き方や呼吸の仕方を真似しなさい」などと言っている痛いコーチが少なくありませんでした。

しかし、言うまでもなく、そんなところを真似しても何の意味もないんです。

モデリングするなら、違いを生み出している違いを探し、それを自分に当てはめたときに、どんな変化が起こるのか…？

そして、その変化がうまくはまったときには持続を選択し、アンマッチだと判断したときには、元に戻すというのがモデリングの基本です。

今日、この話をしたのは、実は成功法則を語るためではなく、私のカウンセラー時代に思っていたことを話すためです。

というのは、あまり治安の良くない国から日本に来た外国人たちが日本のテレビを観て、「日本のテレビ番組はいつ観ても何か食べ物を食べながら、おいちぃ、おいちぃ、と言ってるだけだ…」とよく言われます。

確かに、日本のテレビ番組は食レポが多いですね…

これは、番組内に食レポを入れると視聴率が上がるからなのだそうです。

ここで、私のカウンセラー時代の話なのですが、私が関わってきた、不安神経症（不安症）の人たちに関することです。

不安神経症の人は、意識が不安に集中しているため、どんな情報も、どんな出来事も、すべて不安に結びつけてしまい、ほぼ一日中不安なことを考えています。

テレビの残酷なニュースなどはとても観ることができず、一人でいるときですら、不安なことを考え過ぎて、自分の考えでパニック発作を起こすことだってあるんです。

そんな、不安の中にいるクライアントさんたちが、唯一安心して観ることができるテレビ番組があると言い、それが食レポのテレビ番組だったりします。

もしかしたら、こういった不安を関与させずに視聴することができるテレビ番組が多いということが、日本の治安に繋がっていたりしていることもあるのかな？って、カウンセラー時代にふと思ったことがあったので書いてみました。

ちなみに、日本でも残酷な事件がいろいろと起きていたりしますが、世界全体から見たら、まだまだ日本の治安は良いところに位置しているんですよね…

さて、ここでイベントの告知をさせていただきます。

来る5月26日、催眠誘導研究会の「催眠術体験会&催眠術練習会」が開催されます。

ここで行われている催眠は、いわゆるヒプノセラピストと称する人たちのスクリプトの朗読とは違い、本物の催眠術なので、本物の催眠術を体験してみたい方は是非ご参加くださいませ。

どなたでも参加可能です。参加希望の方は、下記枠内の詳細ページ注意事項を確認し、お申し込みください。

【イベント情報】
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※催眠術練習会＆催眠術体験会

日程：2024年5月26日（日曜日）
住所：東京都新宿区新宿4-2-21
場所：相模ビル 5階
時間：18時30分開始～20時終了
受付：18時15分受付開始
管理：小野寺・黒嶋・野島・仲原
料金：2,500円（当日受付にて精算）

※詳細
https://hayashisadatoshi.com/r-1.htm
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【ワークショップ情報】
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●催眠療法士育成講座・中級コース

※催眠療法としての催眠誘導を学ぶ

日時：2024年5月25日（土曜日）13時より開催
場所：東京都武蔵野市中町２丁目１-１５
会場：クリオレミントンハウス武蔵野１階会議室
講師：林貞年
料金：77000円

※詳細およびお申し込みはこちらです
https://hayashisadatoshi.com/hypnotherapy-2.htm
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