「別世界通信の感じ方」展、第1回から参加してくれているグラフィティの金子智史氏の点描画はマーカー一本で、測ったように緻密で正確無比な幾何学的模様を下書きなしで感覚的に描き切っている作品です。
右上の作品。
さらに数字やアルファベットや漢字が、判じ絵のように埋め込まれていて、観るものに謎をかける。
一つ一つの作品は独立しているが、全体を通してある意図が貫かれています。
その意図はしかし見る側には開かれてはいない。なぜならその意図は作家自身が負う彼の過去に基づいた極めて個人的な体験によるからだ。その過去を描いて、見る側と共有しようとする作品ではない。過去の個人的な体験をモチーフに作品づくりに取り組んでいるという彼の姿勢を表しています。
金子智史氏はその体験を「Fism」と呼ぶ。
「Fism」こそ金子智史氏が点描画をはじめるきっかけとなり、ISMを持った動機に他ならない。
では「Fism」とは何か?
それは次の機会に^_^
実物の作品を是非‼️