鉄と言う素材 | 絵画的世界の窓

絵画的世界の窓

GALLERYからの景色



今日はいい天気ですね!

初夏を思わせる、眩しいほどの日差し。

連休の中日で、休みの人は少ないのだろう、

と思っていたけど、先ほど新宿の二丁目よりのシネコン、

バルトの前を通ったら、人が列をなして並んでいたよ。

「相棒」観るのかな・・(笑)。

隣の新宿御苑もツツジがきれいだろうなあ。

ぼくも、どこか行きたいなあ・・・。

ところで先日、ころころをたずねて下さった方、

鉄の魅力に惹かれ、

曲げたり溶接したりして作品作りをされている。

作品の保管は?

気になってうかがったら、

大きなものは解体し、小さなものに限ってご実家に置かれている、とか。

それ以外無理ですよね。

絵画作品の保管だって、皆さん悩みの種とうかがう。

まして鉄となると・・・。

しかしころころでは、このような大掛かりな展示は経験がないので、

是非今度作品を見せて下さいと、お願いをしました。

ころころは木を基調にはしているけど、

鉄も地球を形作る物質の一つ。

人体にも必要な元素でもある。

歴史的にも人間との関係は長く、深い。

実に興味の湧く素材である!

ところで鉄の造形と言うと、

あの「テツのゲージュツカ」で名を馳せ、

またくまさんの愛称で親しまれる

篠原勝之を思い浮かべるけど、

つまり鉄=頑丈!

しかしその方はそのイメージとは正反対と言ってもいい。

まずとても小柄。

さらに言えば女性、なのだ。

もう一つ、

アンジェ・ワイダの「鉄の男」と言う映画があった。

またいま現在公開されている同じ監督の「ワレサ」、

ポーランドを舞台の「労働者」に焦点をフォーカスした視点で

射抜かれている問題作。

ぼくはまだ「ワレサ」を観ていないけど、

鉄と言う物質が象徴する、なにか特別な意味合い、

その変遷にとても興味が湧く。

Galleryころころ
電話03-647-3611