コピーは劣化する。(アメリカ大統領ご接待についての雑感) | こんちゃんの「社会世相を斬って、見てみる」

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紙の書類を複写機でコピーすると、原稿より劣化する。

 

 

コピーを何度も繰り返すと、文字の判読が難しくなってくる。

 

 

デジタル時代では、コピーしても基本的には劣化しない。

 

 

文章は写真をそのままコピペしても、そのままの状態にある。

 

 

写真の場合、jpegで保存されたデータは、色合いなどを補正・加工すると、データ上は欠落が生じ、劣化する。

 

 

文章なども、貼り付け先の形式次第では、装飾文字とかフォントとかがそのままの形ではコピーできないこともある。

 

 

コピーしたものが、元の原稿通りだったり、あるいはそれ以上により良くしようとすると、かなり細かいところまで手を入れなければならなかったりする。

 

 

それはコピーというより二次利用と呼ぶのかもしれない。

 

 

二次利用でも、必ずしもオリジナルからいい方向に向かうとは限らない。

 

 

コピーは、そのままだと劣化することの方が多いようだ。

 

 

しかも元原稿が酷ければ、その劣化コピーは醜悪なものになるし、付け焼き刃的なコピーも醜悪なものになる。

 

 

アメリカ大統領の日本訪問(観光旅行?)が終わり、昨日帰国の途に就いたとのことだ。

 

 

日本側では随分なご接待をしたようだ。

 

 

写真などの報道を見ていて、日本の首相とファーストネームで呼び合う仲だったアメリカ大統領の来日の様子がかすかな記憶としてふと蘇った。

 

 

その当時の首相は日本列島のことを「不沈空母」だと言っていた。

 

 

アメリカへのリップサービスのつもりだったのだろうか。

 

 

その当時も、居酒屋みたいなところにアメリカ大統領を歓待したそうだ。

 

 

そう、コピーは劣化する。

 

 

大統領自体も、首相自体も、そして設けられたイベントの数々もコピーは劣化する。

 

 

伝統は、必ずしもコピーではなく、常に精進し、何かを変えること(というより超えること)によって、守られている部分がある。

 

 

そのことは今回のアメリカ大統領への歓待によっても、伝統とコピーの違いが見られてしまった。

 

 

アメリカ大統領に対する皇室の接遇の仕方と、首相サイドの接遇の仕方に、伝統と劣化コピーの明らかな違いを垣間見たような気がする。

 

 

しかも、コピー自体も、残念ながらコピー元が必ずしも好ましいものではなかったようだ。

 

 

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