学びのコンサルタントCAB -5ページ目

学びのコンサルタントCAB

発達障害(グレーゾーン)、知的障害(境界知能)、不登校など、ちょっただけ生きづらい子たちと、そのお家のサポートをしています。学習指導や生活指導、進学指導まで元教員が一緒に悩み、考え、お手伝いします。

 

■「なんで笑うの?」の誤解から起きるすれ違い
授業中に注意されても、会社で叱責されても、口元がゆるむ・ニヤっとする・ヘラヘラして見える・・・。

大人の側は「反省していない」「バカにしている」と受け取りがちですが、実は強い不安や緊張が引き金の“防衛反応”であるケースが少なくありません。
発表の場、テストの指摘、忘れ物の注意など、負荷がかかる局面で表情が崩れるなら、反抗よりも「緊張の処理が苦手」という可能性をまず疑ってください。

 

 

■“笑ってしまう”ときに、身体で起きていること

①緊張・羞恥で心拍が上がる

②からだは硬くなるのに、顔の筋肉に力が無く、緩み“笑顔”に見える/

③本人も「まずい」と自覚してさらに焦る → 余計にチグハグになっていく


このループが「ヘラヘラ」に見えます。悪気はないのに誤解を招きやすいのが、この反応のいちばんの難しさです。

 

 

■“叱る”の前に整える三つの手順

①安全確認(姿勢を横並びに)

 いきなり皆の前で指摘しない。同じ方向を向いて座る/歩きながら短く伝えるなど、対決構図を避ける

②事実→影響→次の一手

 「今、配布中に私語があった(事実)。他の人の準備が遅れる(影響)。次は“配布が終わるまで無言”でいこう(次の一手)。」

 “人格の評価”を混ぜない。

③反応の意味づけを与える

 「緊張すると笑っちゃうタイプかも。反抗じゃないのはわかってる。」

 

 

 

■医療・専門支援を検討する目安

・緊張場面での笑い・失笑が頻発し、誤解からトラブルが継続

・本人が「やめたいのに止められない」と苦痛を訴える

・その他の特性(注意の抜けや不安の強さ、感覚過敏など)で生活に支障が出ている
学校は立場上、直接「検査を」とは言いにくい場合があります。保護者が一次相談窓口を担えるよう、情報と選択肢を持っておくことが大切です。

 

 

■「親は子のプロ、でも教育のプロではない」
家庭での観察は何よりの資源/情報です。

ただし、行動の意味づけ・支援の設計は“教育の知識”で楽になる部分が大きい領域です。
「病院に行くべき?」「本人にどう伝える?」まで、順番と伝え方を一緒に考えましょう。

 

 

■まとめ:反抗を疑う前に、緊張を想定する
“ヘラヘラ”は、不安の現れであることが多く、叱責の強度を上げるほど誤作動は増えます。

まずは、観察し、理解するところからです。

 

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■「だらしない」の正体
保護者様からよく聞く悩みがあります。それは・・・

 

脱いだら脱ぎっぱなし、出したら出しっぱなし。ゲームとスマホばかりで、勉強もしない。


けれど私が家庭教師としてお家に行くと、その子はワークを机に出し、部屋を軽く整え、飲み物まで用意して待っていることがあります。

小テスト前に自分なりの勉強もしている。つまり、“外から見える場面”ではちゃんとできているのです。

 

 

■「家では力が抜ける」は健全な機能
だからと言って、家での様子を否定するわけではありません。

きっと、お母様からみれば、だらしないはずです笑

でも・・・

中学生といえど、まだ子ども。

大人っぽく振る舞える時間はあるけれど、ずっとオンのままでは持ちません


家庭は“ガス抜き”の場です。

外で頑張れている子ほど、家の中で弛緩する時間が必要です(逆に、家が厳しすぎる子は学校でだらしなくなることも)。

「家=オフ」「外=オン」という役割分担が、その子の心身の安全装置になっていることがあります。

 

 

■家だけの切り取りは誤差が大きい
家での姿だけを見ると「すべてがだらしない」と感じやすいですが、学校や塾では“頼られるというケースも珍しくありません。
私の前では「一生懸命考えて、かなり頑張っている」と感じる生徒が、お母様の前ではだらっとしている・・・

このギャップは怠けではなく、普段から頑張っている身体や心を回復している状態かもしれません。

 


家の中だけが世界のすべてではありません。

学校では、先生に頼られるほど頑張っているかもしれない――そう思って接してみてください。

 

 

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■ 「褒めれば正解?」をいったん疑ってみる

ふと、浮かんだ仮説――「褒めることが、いつでも正解とは限らない」

私が関わる生徒たちは自己肯定感がとても低く、よく“構ってほしい欲”“褒められたい欲”が強く出ます。

物理的距離も近く、肩が触れるほど寄って話しかけてくる子もいます(=人との関わり方・距離感が難しい)。

 

 

■ “手伝い”はするのに、“自分の課題”は進まない

宿題をやって褒められる!は、ほとんど起こりません。

そもそも宿題をやらないからです。

一方で、「チョーク補充しました!」「テレビ運びました!」「プロジェクター準備しました!」と、

“先生の手伝い”はよくしてくれます。

 

つまり、自分が向き合うべき課題よりも、外側の“役に立つこと”で承認を取りにいくんです。

悪く言えば“ごますり”に近い振る舞いが起きやすいのです。

 

 

■ そこでの声かけのライン

このとき、私は「先生の手伝いなんて偉いな!」とは言いません。

言うのは、「助かった。ありがとう」=感謝のみです。

理由は単純で、承認の軸を“他者の歓心取り”に置かせないためです。

 

本当に褒めたいのは、自分の課題に向き合ったときです。

宿題を5分でも始めた/途中式が増えた/空欄が1つ減った、といった“自己課題への前進”です。

 

 

■ 褒めすぎが生む副作用

外発的動機づけの固定化:人の顔色で動くクセが強まり、課題から逃げやすくなる。

比較依存:褒められやすい行動(手伝い・演出)に流れ、本丸(学習・生活の自己管理)が育たない。

“ご褒美待ち”の学習:見返りが見えないと始めない・続かない。

 

 

■ じゃあ、いつ褒める?どう褒める?(実践例)

対象は“結果”より“プロセス”

 例:「最初の5分、席に座れたね」「途中式が1行増えたの見えたよ」。

他者比較ではなく“昨日の自分”比較

 例:「前回は0問、今日は1問進んだ」。

行動を具体語でフィードバック

 例:「『やること3つ』を書き出してから始めたの、よかった」。

外向きの“良い子役”は“感謝”で止める

 例:「運んでくれて助かった。ありがとう」。

“始めた・続けた・戻れた”を拾う

 例:中断から再開できた瞬間をすかさず肯定。

 

 

また、 “褒め”と“ありがとう”を使い分けるコツとしては、

 

ありがとう=相手が“誰かの役に立った”とき(手伝い・配慮)

褒める=相手が“自分の課題に取り組んだ”とき(学習・生活の自己管理)

 

です。

 

 

■ まとめ:褒める=万能薬ではない

褒めること自体が悪いわけではありません。

ただし、“何を”褒めるかを間違えると、外側の承認を追うクセを強化してしまいます。

私のラインは、他人のために動けたら「ありがとう」/自分の課題に取り組めたら「褒める」

正解はひとつではありませんが、承認の軸を“自己の成長”に置くことが、長い目で見ていちばん効きます。

みなさんは、どの瞬間を“褒める対象”にしますか?

 

 

 

 

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生徒がよく言います。

「親が厳しい」


そういうと保護者は反論します。

「厳しくしてない。怒られて当然のことをやったからだろ」

 

よく聞く会話です。
そして私自身も、教員初任のころ、生徒に「厳しすぎる」と言われたことがあります。

 

 

■ 失敗談:いきなり叱ったら、厳しさにしか聞こえない
授業中にふざけ続ける生徒がいて、私はしばらく様子見をしました。

しかし収まらず、ついに「授業の邪魔だ。出ていけ」と一喝!

結果、その子は他の先生に「ハシモトは厳しすぎる」と訴えました。
 

いま振り返れば、明確なミスは「いきなり叱った」ことです。

合図・注意・ルール確認という前段のプロセスを踏まず、いきなりお説教に飛んだから、生徒は“理不尽な厳しさ”と感じたんですす。

 

 

■ 子どもが感じる「厳しい」は、ルール不明のサイン
たとえば小2の子が万引きをしてしまったとします。

親は「何してるの!」と叱りたくなるはずです。

けれど、そもそも「お店の物はお金を払わなければ持ち出せない」というルールが共有されていなかったら、

最初に必要なのは、説明と確認です。


社会の約束を知らないまま怒られると、子どもは「厳しい」「理不尽だ」と感じます。

大人から見ると「甘い」に見えても、情報がないところに罰だけ与えるのは“教育”ではないです。

 

 

■ 厳しさを“指導”に変える3ステップ

  1. 事前に明確化(予告)
     「他人を精神的・肉体的に傷つける行為は一切NG」「授業中は○回注意でアウト」など、具体的に

  2. 段階的な合図(軽→中→強)
     視線→近接→小声で個別→全体へのリマインド→個別に短い指示、の順で、いきなり公開処刑にしない

  3. 一貫したフォロー(なぜ→どうする)
     叱った後は短く「何がNGで、次はどうするか」もセットで伝える。人格ではなく行動にだけ触れる。

 

 

■ 家庭版・声かけテンプレ

予告:「明日から、ゲームは宿題が終わってから。終わりは21時までにしよう」

軽い合図:「今どのくらいまで進んだ?終わり時間は?」(確認で止める

中くらいの合図:「約束から10分過ぎた。あと5分で切り替えよう」

強い合図(ルール発動):「今日はここで終了。次回は開始前にやることリストを一緒に作ろう」

フォロー:「今日は“時間管理”が課題だったね。明日は“開始前チェック”を足してみよう」

 

 

■ よくあるNG(悪意なくやりがち)

その場で説教を長引かせる(内容が入らない/恥を強化)

人格評価に逸れる(「だらしない」「根性がない」など)

理由を詰問する(「なんで?」連発は自己防衛を強める)

ルールが日替わり(一貫性がないと反発も学習も進まない)

 

 

■ “厳しい親”と“頼れる親”の一線
厳しい=大声や罰の多さではないんです。

予告・一貫性・短い指示・行動にのみ(先程の3ステップ)がそろうと、同じ注意でも子どもは「厳しい」ではなく「わかりやすい」「安心して従える」と感じます。

はしもとの授業では「自分自身や他人を傷つける行為は一切許さない」を冒頭に明確化します。

ラインを事前に示し、越えたら粛々と対処。

これだけで、叱る回数も感情的なぶつかりも激減します。

 

 

■ まとめ:順序を変えれば、関係が変わる

  1. 先にルールを明確化

  2. 合図を段階的に

  3. 叱るときは短く、行動のみ

  4. 最後に「次どうする」を一緒に決める

いきなり叱るをやめ、見通し→合図→是正→フォローの順に変えるだけで、子どもの受け止めは、がらりと変わります。

今日からひとつ、家のルールを言語化して冷蔵庫にでも貼るところから始めてみましょう。

 

 

 

 

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今月はじめに、新規生徒募集の記事を出しましたが、現在空きなしになっています。

(予約は受け付けています)

 

 

そして、今年から「来年度からスタートしたい!」というお家向けに、新しい予約形態を考えてみましたm(_ _)m

今までは「今、もう空きが無くて・・・」「来年度まで待ってもらうことに・・・」「スタートするなら、まだ早いので来年度からでも・・・」というパターンが多々有り、問い合わせでも「来年度からスタートでお願いできますか?」などが多くあり、この度・・・

 

 

来年度スタートの生徒さんをきっちり募集しようということになりました。

とは言っても、現在空きは4コマの予定です。

人数で言えば、1〜4人になります。

 

申し込みの流れとしては、以下のリンクした「体験授業申し込み」から「来年度からスタートしたい」などコメント入れてもらえればと思います。

 

 

申し込みが完了しましたら、こちらから折り返しの連絡(24時間以内にメールにて)をします。

その後の流れとしては「体験授業の実施」「生徒本人と保護者様で話し合ってもらい」「家庭教師をお願いしたい!」となれば、「来年度からスタートお約束」になります。

 

それなら、4月に改めて申し込みします!でも問題ありません。

ただ、予約が完了した時点で、「はしもとの受け持ちの生徒さん」という認識になるので、イベント(保護者セミナー、相談会)などのご案内、長期休暇講習のご案内、教育相談(最近、子どもの調子が悪いんだけど、どうしたらいいんだろうかなどの相談)など、たくさんのサポートがあります。

 

4月からお願いしたいんだよね〜という方は、ぜひ今のうちにご予約いただければと思いますm(_ _)m

 

 

 

 

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今回お邪魔した高校は「地域の底辺校」と呼ばれるような学校です。

そこで、お話(というかSST)をしてきました。

 

以下、出前授業の要約です。

 

 

「底辺校だから無理」なんてことはありません。

今回のSST(ソーシャルスキルトレーニング)は、みんなが抱えがちなつまずきを整理し、英単語ミニ実験で“できた感”を体験→他の分野へ広げる、という流れで進めました。

ポイントは、全部いっぺんに直そう(頑張ろう)としないこと。

まずは“ひとつ”を確実に変える頑張り方です。

 

 

■みんなの課題はこの5つに集約される

  1. 学習性無力感
    「やってもムダ」と思い込み、行動が始められない/続かない。

  2. 解釈の飛躍
    注意や失敗=自分そのものの否定だと受け取ってしまう。

  3. 期待回避(=傷つき回避)
    失敗するくらいなら最初からやらない、手を引く。

  4. 自己効力感の不足
    「やれば自分で何とかできる」の見通しが持てない/極端になりがち。

  5. 安全な関わり方の不足
    要望・相談・確認、場に応じた言葉遣い(敬語など)が弱く、校外で評価を落としやすい。

※これは地域や学力の問題ではなく、思春期の発達段階で誰にでも起こりうる反応。ただ、やり方が整っていないほど乗り越えに時間がかかります。

 

 

■介入の原則:「全部やる」はやらない
5つを同時に直すのは無理。

だから今回は「やってもだめ」=学習性無力感に絞って、「英単語を覚える」という仕組みを使って、乗り越えていこうと思います。

やり方・回数・目標の置き方を固定し、小さな成功を連続させる——この積み重ねが無力感や傷つき回避を攻略します。

 

 

■“点が伸びる”英単語の覚え方(手順)

  • 時間で区切る:2〜3分で小さく回す(眺めるだけを防ぐ)。

  • 周回を増やす:2周→3周→4周…とアウトプット回数を増やす。

  • 目標は満点でなく「前回より+2点」:他人比較ではなく**“前の自分比”**。

  • 所要時間の目安:7語なら最初は約5〜6分で2周。遅くても5〜6周で到達可能。

  • 定着の閾値3週間続けると短期記憶→長期記憶へ。

数学は毎日30分、まずは例題の模倣(手で写す)から。同じ型を1問だけ自力で解く——これだけでも「できた」が増えます。

 

 

 

■この授業で起きたこと
英単語の短時間実験だけで、「やれば伸びる」が可視化(ほぼ全員が満点)されました。
小さく勝つ→「自分はダメ」の思い込みが緩む→傷つき回避より「やってみよう」を選べた。
無力感・解釈の飛躍・期待回避の3つに同時効果が得られた。
評価軸が“他人→過去の自分”に切り替えられ、無駄に他人と比べて、落ち込む!なんてことが減った。

 

 

■メッセージ
みんなには伸びる素地があります。必要なのは根性ではなく、回し方(乗り越える方法)
満点は要りません。「前回より+2点」を積み上げれば、遅れて自己効力感が追いついてきます。
小さく勝とう。3週間、やってみよう。ここから変わります。

 

 

ほんの1時間で「あ、俺ってこんなに勉強できたっけ?」「明日の小テスト頑張ってみようかな」などの声が聞けて、非常にうれしかったですm(_ _)m

 

 

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発達特性(グレーを含む)がある子は、良くも悪くも“まっすぐ”です。

指示は届くのに、場の空気や裏の意図、急な誘いへ対応する力が追いつかず、いじめや喧嘩などの加害・被害の双方に巻き込まれます。

まずはここを現実として受け止めることが必須です。

そして、そのあとに「ゼロ」ではなく、早期発見と被害最小化を目指していくことがベストです。

(どう頑張っても、ゼロにはできません)

 

■ トラブルの加害者/被害者にならないためにやるべきこと

ルールの可視化

お金・SNS・外出は紙で見える化し、「迷ったら止まる→大人に相談」を絶対的なルールだ!!と教え込んでく

 

相談導線を複数持つ

親だけに一本化せず、親/学校(担任・養護・SC)/第三者(はしもとなど)に“いつでも相談できる”状態を先に作る

 

ロールプレイ

誘い文句への即答フレーズを体で覚える

「親に確認してみる」「今日は無理」「それはできない」など

〔勧誘/金銭・投資/性的誘い・撮影/住所・位置情報などの想定される場面のほとんどで使えます〕

 

いわゆる、一昔前の「知らない人についていくな」みたいな練習をするんです。

 

 

 

ここ最近、長めの記事よりも短めの記事が読まれていて・・・

いつもより、かなーーーり削ってみましたm(_ _)m

 

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「一日中ゴロゴロ」「片づけない」「スマホばかり」。
目の前のわが子を見ていると、ついイライラがこみ上げてきませんか。

応援したい気持ちと、腹立たしさが同時に湧く・・・

その揺れは、とても人間的母親的でで“普通”の反応です。

 

 

■ たとえ話「壊れたグラスを直すには時間がかかる」
心はガラスのコップに似ています。

落ちるのは一瞬、元に戻すのは気が遠くなるほど時間がかかります。
不登校の最初期は、まさに「割れた直後」です。

見た目は“何もしていない”ようでも、実は体と心が全力で“生き延びる”作業をしています。

 

 

■ 「寄り添い」は賛成、でも“やってはいけない寄り添い”もある
よく耳にする「寄り添ってください」は正しい方向です。

ただし、次の関わりは逆効果になりやすいです。


・毎日くり返す詰問:「どうして行かないの?」「いつ行くの?」
・先回りの過保護:本人ができる身支度・家事まで全部代行
・“期待の圧”だけを伝える:「明日は行けるよね?」
・評価と比較:「◯◯ちゃんはもう復帰したよ」


これらは子どもの“安心”を削り、回復を遠ざけます。

 

 

■ まずは「普通の生活」を取り戻す(最優先の土台)
学校・学習より先に、次の3つを整えると回復が速いです。

  1. 睡眠の軸:起床・就寝の“目安”を固定(±1時間のズレはOK)

  2. 栄養と水分:朝は固形が無理でも“温かい飲み物+一口”から

  3. 無言の安心:リビングの居場所づくり(光・温度・雑音を弱める)
    ※「今日は休もう。昼に一緒にお茶しようか?」の一言で十分です。

 

■ 声かけは“横から短く”

こちらでもお話してますm(_ _)m


正面から詰めるのではなく、隣に座って同じ方向を見る姿勢が効きます。
・NG:「理由を言いなさい」「サボりでしょ」
・OK:「話せそうなこと、ある?」「言葉にできない感じかな?」
・OK:「“今日は休む”を自分で選べたね」「あとで5分だけお話しよう」

 

 

■ 親のイライラを減らす“線引き”
「寄り添い=何でもやってあげる」ではありません。

家庭内で“守る・任せる”を分けます。


親が守る(決める)こと

→安全/生活リズムの目安/病院・学校との連絡調整


本人に任せること

→登校・学習のタイミング/自室の使い方(衛生と安全を除く)


共同で決めること

→家のルール(食事の時間帯、共有スペースの最低限の片づけ等)

 

 

■ “言い方”の置き換えメモ
×「またゴロゴロしてる」→ ○「今日は体力温存の日にする?」
×「明日は必ず行きなさい」→ ○「明日の朝、体調で決めよう。決め方は一緒に考えよう」
×「理由を言えないならダメ」→ ○「言葉になるまで待つよ。合図だけでもOK」

 

 

■ 進み始めのサインは“ほぼ見えない”
回復の初期サインは派手ではありません。
・リビングに出てくる時間が5分伸びた
・食器を流しへ運んだ
・「明日は……未定」と言えた(“未定”は思考が動き始めた証)
これらは“割れたグラスの欠片がはまった”合図です。

見つけたら小さくガッツポーズです笑

 

 

■ 親のガス抜きは義務
親のエネルギーが尽きると、家全体が沈みます。
・週1回、45分の“親の外出”を家庭内ルールに
・学校・医療・民間支援へ役割分担(全部を親が背負わない)
・SNSや本の情報は“処方箋”ではなく“ヒント”として扱う(矛盾する助言に振り回されない)

 

 

■ 「何もしない時期」は“自然経過”
急に良くも、急に悪くもならないのが普通です。
“静養期 → ならし期 → 再始動期”と段階があり、揺り戻しも含めて波があって当たり前です。

焦りは自然ですが、「波がある」と考えるだけで、お母さん側が整います。

 


家庭の様子や時期によって、“やってはいけない寄り添い”は変わります。

状況に合わせて線引きと声かけを一緒に考えます。

困ったら、いつでもご相談ください。

 

 

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■ 「何かしなきゃ」が空回りする瞬間
不登校が始まると、本人も親も先生も“解決行動”に走りがちです。

ところが、心と体が限界に達すると、考えても、話しても、泣いても、怒っても効かない“時期”が訪れます。

この段階での働きかけは、むしろ負担になります。

 

 

■ この時期のサイン

朝になると動けない/表情が乏しい/反応が薄い

ぼんやり時間が増える/食欲や睡眠が乱れる

「自分が空っぽ」「何も感じない」などの訴え

自己破壊的な行動(自傷の衝動や道具集めを含む)

 

これらは“怠け”ではなく、脳と神経が過負荷でショートしている状態です。

「頑張れば戻れる」と叱咤しても届きません。

 

 

■ 親の基本姿勢:評価も指導も一旦OFF

「やめなさい/どうして?」は封印

  →事実と感情だけを短く受け止める

「今はしんどいね」「言葉にできなくても大丈夫」

  →決め言葉を用意(余計な会話を増やさない)

「話せるときにでいいよ」「今は休む時間にしよう」

“淡々と”がコツです。

感情の大波(嘆き・説得・説教)は本人の負荷を跳ね上げます。

 

 

■ NG⇄OKの言い換え例

NG:「なんで行かないの?理由は?」
OK:「今は話せそう?むりなら合図だけでいいよ」

NG:「このままだと将来が…勉強は?」
OK:「体力が戻ってから考えよう。今日は休む計画にしよう」

NG:「元気出して」「頑張って」
OK:「頑張らなくていい時間をつくろう」

 

 

■ 何もしない、ではなく“負荷ゼロ設計”
この時期の目的は回復。行動目標ではいらないです。

 

刺激を減らす:登校・塾・習い事は減らしてもOK、連絡対応は親が窓口に

生活の骨組みだけ:起床・飲食・入浴・就寝の“ゆるい目安”

安心の儀式:好きな飲み物、同じ毛布、同じ場所など“毎日の同じ”を一つ

“静かな同伴”:同じ部屋で別々のことをする(ゲームや動画OK/会話は求めない)

 

 

■ 親が不安に飲み込まれない工夫

・相談役を決める:配偶者・親族・学校・主治医・スクールカウンセラーの“誰に何を相談するか”を決める

・情報断食:SNSや“1ヶ月で解決”系の不安商材は見ない

・1日1つだけタスク:洗濯をする/買い物に行く、など“親の生活”を保つ

 

 

■ 医療・専門機関につなぐ判断ライン
次のいずれかがあれば“受診を優先”してOKです。

  • 睡眠が数日ほぼ取れない/食事がほとんど入らない

  • 希死念慮の訴え、自傷・自殺の準備行動(道具の収集・検索など)

  • 幻聴・幻視、極端な興奮や混乱

  • 持病の服薬中断や、強い不安発作の反復

緊急時はためらわず救急・地域の相談窓口(児童相談所・自治体の子ども家庭支援)へ。

安全確保が最優先です。

 

 

■ どれくらい続くの?
私の経験では“この時期”は1〜2週間で少しずつ揺れが小さくなることが多いですが、3〜4週間かかるケースもあります。

長さは「意志」ではなく「消耗度」と「刺激の少なさ」に相関します。

焦って介入を増やすほど、延びる傾向があります。

 

 

■ ふたたび会話を再開する“合図”

  • 食事や入浴のペースが戻りはじめる

  • 好きな話題には短く反応できる

  • 「明日は〇〇だけやってみる?」に目線や身振りで応じる

この合図が出てから、初めて“軽い計画”に移ります

(例:「午後にプリント1枚だけ」「玄関まで出るだけ」)。

逆戻りしても正常です。計画は“成功率2割”で。

 

 

■ まとめ:動く前に“支える設計”を
効かない時期に効かせようとすると、関係が壊れます。

評価と指導を一旦OFFにして、環境と安全だけを整える——これが最短ルートです。
「どこまで待つ?」「どの順で再開?」は個別に変わります。

迷ったら、外部の専門家に早めに相談してください。

親御さんが潰れないことが、最大の支援です。

 

 

 

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■ 24時間365日「親であり続ける」しんどさ
私も性格上、常に“先生モード”です。

打合せ中もバイクでツーリング中も、生徒のことを考えています。

このネタ、授業で使えそうだな・・・とか。

この言い方だと、納得して動けるかな?とか。


でも、ある日ふっと何もやる気が出ない、無理に動くとミスばかり——そんな“ダメな日”があります。
子育ても同じです。

ずっと「母親/父親」を続けると、疲労が積み重なり、不調がでてきます。

 

 

■ “言わない日”をつくる
そんなときは、思い切って「今日は指示・小言を言わない日」を宣言するといいかもです。

放棄ではなく“計画的な休息”です。

たとえば、
「お母さん、今日は疲れちゃった。『宿題しなさい・片づけなさい』は言わない日にするね。あなたもしたいことをしてOK。」

みたいに。

 

■ 先に“予告”するのがコツ
何も言わずに黙ると、子どもは不安になります。

え、、、見捨てられた!!?と、思っちゃいます。

休む側のルールを先に共有すると安心して、お休みできます、お互いに。


・時間:今日は1日/夜まで/20時まで、など期限を伝える
・境界:安全・生活の線(暴力NG、ご飯とお風呂は通常)だけは守る
・合図:「また明日から通常運転ね」と締めの一言

 

 

■ “言わない日”がもたらす3つの効果
1)親の回復:エネルギーを充電できる

2)子の自律:言われないからこそ、自分で選ぶ小さな練習になる
3)関係の緊張を下げる:小さな衝突の連鎖が切れ、会話の温度が戻る

 

 

■ 学校現場でも使っている手
私は授業で、あえて“抜く日”を入れます。

テスト後やクラスが疲れているときに、内容を軽くして軽めの実験や雑談を取り入れることがあります。
ポイントは「目的のある休み」=崩すためではなく、立て直すために抜くことです。

 

 

■ “見守り”と“放置”はちがう
見守り:声かけは減らすが、関心は向ける(飲み物を渡す/一緒におやつを食べる など)
放置:関わりを断つ・無関心
“言わない日”でも、接点は途切れさせないのがコツです。

 

 

■ 不登校の予防にも効く
新学期や雨天続きなど、ただでさえ消耗する時期に「休む選択肢」を確保しておくと、崩れ方が深刻になりにくいです。
例)「今日は雨でだるいね。休むのも選択。午後に一緒に漫画読もうか?」

 

 

■ 明日からの再開をスムーズにする一言
“言わない日”の終わりに、短く未来志向で。
「今日は助かった。明日はママも頑張る」
“評価”ではなく“計画/感謝”で締めると、リズムが戻りやすいです。

 

■ よくある不安Q&A
Q. サボり癖がつきませんか?
A. 習慣は頻度で決まります。週7のうち1を休息にしても、6は通常。“休む力”は、続ける力の一部です。
Q. 子どもがやりたい放題に…
A. 事前に「安全の線(命・暴力・搾取はNG)」「生活の線引き(食事・睡眠・衛生)」だけは共有。線の外は介入OK。

 

 

■ 休むのはスキル
完璧であろうとするほど、親子は摩耗します。
たまの“言わない日”は、怠けではなくメンテナンス。回復して、また前に進むためのものです。
「うちではどう回す?」の具体化や、学校との連携の仕方は私も一緒に考えます。

無理せず、うまく抜きながらいきましょう。

 

 

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