いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
学びのコンサルタントCAB代表の橋本雄大です。
現在、発達特性(グレーゾーン)や境界知能、不登校傾向を持つお子さま・ご家庭を、学習指導・生活支援・進学サポートを通してお手伝いしております。
元教員という立場から、「その子らしさ」を大切にしつつ、親・学校とも協力しながら伴走するスタイルを心がけています。
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スイッチ2を買ってみました。
せっかくなので、ドラクエ7もやってみました。
結論、確かに楽しいです。
ドラクエって、やっぱりよくできてます。
テンポもいいし、世界観も、次の町に着くたびに「お、ここはこういう感じか」とか
このモンスター、強すぎ!!!とか・・・
久しぶりにゲームを触って、「あー、こういうの好きだったな」と素直に思いました。
ただ、ひとつだけ正直な感想があります。
時間を忘れるほど熱中はしないんです。
悪口じゃないです。
ゲームがつまらないわけでもない。
普通に面白いです。
でも、昔みたいに「あと5分だけ」と言いながら気づいたら1時間、みたいな没入にはならない。
自分の中に、どこか冷静な部分が残っている感じがします。
■“楽しい”と“持っていかれる”は別物
子どもたちがゲームをやめられない理由って、単に「楽しいから」じゃないんですよね。
楽しい、よりも強いのが「持っていかれる」感覚。
ワクワクとか、ドキドキとか、次が気になるとか、勝ちたいとか、負けたくないとか、仲間に置いていかれたくないとか。
そういうものが混ざって、気づいたら時間が溶けていく感じです。
その感覚を、大人が「分かる分かる」と言い切れなくなる瞬間って、たぶんあるなぁと。
今回、ドラクエをやりながら、ふと思いました。
あぁ・・・少しずつ、子どもたちが感じるドキドキが理解できなくなっていくんだろうなあ。
これが「そんなつまらないもので、よく遊べるな」なんて言葉になるんだろうなあ。
と思ったりしてます。
■大人は“ドキドキ”を失うというより、別のものを背負う
私自身、ゲームが嫌いになったわけじゃない。(はずです)
ただ、熱中しきれない理由ははっきりしています。
明日やることが頭にある。
仕事の段取りが浮かぶ。
時間の使い方が気になる。
途中で「ここでやめとくか」とブレーキがかかる。
これって、つまらなくなったというより、背負うものが増えただけなんだなと感じます。
嫁がゲームをしていても、私は仕事をして、稼がなければ!とおもってしまうし・・・。
子どもは、良くも悪くも今の世界が全てです。
だからドキドキが強い。
そのドキドキに全振りできる。
一方で大人は、ゲームの外側に常に現実がある。
だから没入が弱くなる。
■だからこそ、子どものゲームを“意志の弱さ”で片付けるのは危険
「やめられないのは意志が弱いから」
これは、半分正しくて半分間違いです。
もちろんルールは必要です。
でも、子どもがゲームに持っていかれるのは、仕組みとして自然でもあります。
ドキドキするように作られている。
達成感が出るように設計されている。
先が気になるようにできている。
そして子どもは、そこに抵抗するためのブレーキがまだ弱い。
ここを理解しないまま
「やめろ」「我慢しろ」「勉強しろ」
だけをぶつけると、親子関係が削れます。
■“分からなくなっていく”ことを自覚できる大人は強い
今回の話で私が一番言いたいのは・・・
子どものドキドキが分からなくなる。
これ自体は、悪いことではありません。
むしろ、分からなくなることを自覚できる大人は強いかもなと思います。
分かった気になって
「俺も昔そうだったから分かる」
と雑に言うより、
「今の自分は、当時の没入とは違う場所にいる」
と認めた方が、関わり方が丁寧になります。
子どもの世界に、勝手に理解者ヅラで入り込まない。
でも、切り捨てもしない。
この距離感が、ゲームやスマホの話では一番大事です。
■結論:ドキドキが分からなくなる前に、覚えておきたいこと
スイッチ2とドラクエで、久しぶりにゲームを楽しみました。
確かに楽しい。
でも時間を忘れるほど熱中はしない。
この感覚に少し寂しさもありつつ、同時に思いました。
子どもたちは今、このドキドキの中で生きている。
だから、ゲームをやめられないのは“怠け”だけではない。
大人は、ドキドキを失っていくのではなく、現実を背負う。
その違いを分かった上で、ルールや関わり方を整える。
「分かってるつもり」にならず、
「分からなくなってきた」を自覚する。
これができると、子どもとの距離は壊れにくいと思っています。
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