「先生、これってどう解くんですか?」
今まで何億回も聞いたセリフです。教員としては、質問してくれるのは非常に嬉しいんですが・・・
その大半が「的外れ」で、がっかりします。
たとえば、「Hは何原子か」「酸素分子を書け」みたいな問題でも、「どう解けばいいんですか?」と聞いてくる子がいます。
これは「覚えるべき」ことであって、考えるべきことではないです。
①Hは水素、②原子と分子の違い程度の知識さえあれば、解ける問題です。
でも、覚えていないにも関わらず「え〜と・・・」と5分も悩み続けたり、「なんでHが水素なの?」「なんでこれを原子というの?」と言い始めます。
近頃は「なんで?」という思考を大事にしようというスタンスがありますが、彼らが聞いているのは「1+1がなんで2なの?」と同じレベルです。
つまり、疑問を持つのはいいが、今の知識レベルでは解決/理解できない。もしくは、定義=ルールでしかない。ことを「なんで?」と聞いてきます。
それに対して、今は「覚えるしかない」というと、文句を言い始めます。そして、覚えることを諦めます。
最近は、この「覚えるしかない」という妥協ができず、覚えようとしない/覚えられず、「簡単な問題すら解けない」という状況をよく見ます。
「いいから、覚えろ」
これが言えない限り、納得できない限りは、どんな塾に行こうが、家庭教師をつけようが、ワークを与えようが、絶対に学力は伸びません。








