提出物が出せない子たち | 学びのコンサルタントCAB

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発達障害(グレーゾーン)、知的障害(境界知能)、不登校など、ちょっただけ生きづらい子たちと、そのお家のサポートをしています。学習指導や生活指導、進学指導まで元教員が一緒に悩み、考え、お手伝いします。

 

提出物はやって当たり前。

提出物は出して当たり前。

遅れそうなら、連絡するのが当たり前。

「出さない」なんてことはありえない。

 

それが普通のこと=当たり前=常識だと思って、生きてきた人からすれば

これらが「できない」人がいるなんて信じられないでしょう。

 

実際、私も小学校、中学校、高校と「提出物」は、当たり前に出すものという認識でした。

一度も遅れたことも、出さなかったこともありません。

 

ですが、毎回同じクラスに「出さない人」が一定数はいました。

「なんで出さないんだろう?」「出せば成績が上がるのに」「成績が惜しくないんだろうか」と思っていました。

 

今だからはっきり言いますが

「提出物を出さないやつらは全員バカ」とさえ思っていました。

実際に、成績も低く、毎回追試やらを受けている生徒もいました。

 

ですが、教員として&発達障害系の知識を持って彼らと関わると、「出さない」ではなく、「出せない」んだなと感じます。

 

そもそも宿題を覚えてられない。

その瞬間聞いていても、記憶には残っていない。

メモを取れと言われても、取ったことを忘れる/メモを失くす/字が汚くて読めない。

家に帰って、やろうと思い出して、課題を見るけどやる気にならずやめる。

実際にやってみたけど、ページが多くて終わらない。

まあ、最悪出さなくても大丈夫だろうという根拠のない思い込みをし始める。

 

という状況になり、結果として「出さない」ように見えているんです。

大人(親)からすれば、え?そんなことで?いいからやれよ。出せよ。それぐらいできないでどうするんだ。と思うはずです。

 

でも、「できない」んです。

サボっているように見えるし、実際これをサボりというかもしれませんが

サボりたくて、サボっているわけではないんです。

 

これらの特性のどこに当てはまるか、どこがネックになっているか、解決策はなにか。

解決策よりも、隣についてやるべきか。

などを考える必要があります。

必要なのは、お説教ではないんです。

 

そこまで面倒を見ないとダメなのか・・・と感じるでしょうが・・・。

結論は「しっかり面倒を見ないとダメ」です。

 

教員時代も、毎日朝、昼、放課後に「〜さん、プリントが出てないぞ。いつになったら出せる?」と声を掛けをして

必要があれば、昼休みなんかに手伝っていました。もちろん、放課後も。

 

そこまでして、やっと「出せる」んです。

一度の声かけや説教は無意味です。

やるなら、とことん声かけをしてください。

必要があれば、よこについて手伝ってあげてください。

 

 

 

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