トイレの扉を殴り、穴を空けて停学になった高校3年生の一言です。
「え??こんなんで停学?だったら、学校辞めてやるよ。困るのは先生だろ!」
言われた先生(担任)の返しの一言は「どうぞ。辞めてください」
この出来事をきっかけにこの生徒は学校を辞めました。
卒業まで4ヶ月しかなかったのに。
これ、みなさんはどう思いますか?
担任は悪者でしょうか?
この生徒が悪いでしょうか?
もっと生徒のことを思いやるべきでしょうか?
この返しは1つの正解だと思っています。
いつまでもお前を庇うわけではない。
いつまでも守ってくれるわけではない。
進級はできても、卒業するのは簡単ではない。
生徒はお客さんではない。
高校は義務教育ではない。
小さなことと思っていることでも、犯罪である。
立場は対等ではない。
自分が言ったことには責任が伴う。
こんなことを言えば、現代社会では批判されるかもしれません。
もっと生徒に寄り添うべき!!だとか
もっとやれることがあっただろ!!だとか
教員が標的になるかもしれませんが・・・
でも、「現実」です。
「わからせる」「思い知らせる」ことも教員の仕事です。
わからせ方は様々で、「見捨てる」「切る」は最後の手段です。
それでも選択肢として、存在してます。
保護者の方も勘違いされている方が多いですが、高校は規準を満たさない限りは「進級/卒業」はさせません。
もちろん、補習など回復措置はありますが、、授業を1回休んだら、補習を1回やればいいなんていう簡単なものではないです。
当たり前に遅刻/欠席をせずに、学校に行き、授業を受け、出せと言われたものを出す。
このあたり前のことができない限り、卒業はできません。
仮に、テキトーに成績やらを誤魔化し、生活スキルが身についていないのに、社会に出した途端、文句をいうのは周りの大人です。
「こんな状態で卒業させるな!」と企業から怒りの電話が来ます。
保護者である前に、大人(社会人)でもあります。
あなたの職場に「時間が守れない」「提出物が出てこない」、そんな社会人がいたらどうでしょうか?
我々、教員は批判覚悟で生徒を見捨てることがあります。
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